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#人間ドラマ
コメント
1件
うわっ、第11話めっちゃ重かったね…。このお化け屋敷、ただのホラーじゃなくて「歴史の両面を見せる」ってコンセプトがすごいわ。特に豊臣秀吉の心情が初めて“守る側の正義”として描かれてて、今までと見方が変わるかも。ヨヌが嘔吐するシーンはこっちも胃がキリッとしたわ…。でも最後にフリーク区の個性豊かな人々が平和に暮らしてる光景が見られて、ちょっと救われた気がした。どんな過去があっても、真実と向き合って生きてるって感じが伝わってくるエピソードだった🔥
第一節:歴史直視型お化け屋敷
無事に東京フリーク区に到着した8人は入居条件である歴史直視型お化け屋敷の看板が見えていた。
そのお化け屋敷とは歴史直視型の『ジャッジメント・デイ・ジャパン〜日の本の正義と哀しみ〜』というアトラクションだったのだ。
ヘリン「すみません!このお化け屋敷はフリーク区の住人たちは全員参加されてるんですか?」と質問を投げかけるのだった。
店員さんが笑みを浮かべながらヘリンに淡々とこう話すのだった。「フフっ。さようでございます。フリーク区に住む方々は子どもと大人関係なく、誰しもがこのお化け屋敷を体験された方です。この体験は目を疑いたくなるようなの光景や耳を突き刺すと言った声が多いですが、皆さんは恐怖を経験したからこそ真実から目を背けずに生きておられます。ただ、観光や遊び目的で行かれるようであればこのお化け屋敷に行かれるのは免除されます。」
そしてさらに表情が強張り、淡々と説明するのでした。「一つ忠告があります。フリーク区に住む住人たちは白い目で見られることを嫌います。他にも、彼らはラベルで判断されることも嫌うので相手に敬意を払った呼び名で呼ぶようにしていただければさようです。それから、フリーク区とこのお化け屋敷については決して一般社会に口外しないようにお願いいたします。一般社会に住むノーミーたちに口外したとしても理解はされないと思いますので。」
恐怖を感じて深く頷きながらある質問をするのだった。
ヨヌ「まさか、子どもって、0歳からってことですか?他にも私みたいな移住者希望者もこのお化け屋敷に参加してるんですか?」
店員「もちろんでございます。」と表情を崩さずに話すのだった。
ピッコギ「このお化け屋敷のテーマは何ですか?興味が湧いて来ましたのでね。」
店員「エスパーニャ帝国の支配正義、豊臣秀吉の防衛正義、キリシタンと宣教師の信仰正義をテーマにしています。つまりサンフェリペ号事件とバテレン追放令を題材にしています」
サムジ「わかりました。では、参加させていただきます!!」と料金を支払って8人全員お化け屋敷に入るのだった。
入り口から漂うジメジメとした雰囲気に怯えながらも進むのだった。サン・フェリペ号事件と書いてある文字を見つけるのだった。
船員の古い船から来るカビ臭さが空気感を漂うのでした。ヨヌ「……フリーク区が言う『歴史の重み』…ここで何が起きると言うんだ…」
船員人形「どんな計画かを教えます。まずはエスパーニャ帝国が宣教師を派遣して、キリスト教を広めさせる。それが成功したら、軍隊を派遣して植民地支配をする。これまでメヒコやピリピーナスを手に入れたのは、そのためです。」
豊臣秀吉人形「何?キリストの教えとやらは、この日の本を切り取らん(征服せん)がための計略であったか! おのれ、虚け(うつけ)おって!! これ以上、ピリピーナスとメヒコの二の舞にされてたまるか! ええい、九州におる伴天連(バテレン)どもを一人残らず叩き出せ!!」
家臣人形「ははっ!!」
秀吉の心の声「わしは信じておったのじゃ……(少し声を震わせる)。だが、裏で牙を剥いておったとはな! 日の本は、わしが守らねばならんのじゃ!!」
※ピリピーナスはフィリピンの自国名であり、メヒコはメキシコの自国名、
エスパーニャはスペインの自国名であります。
その国々の方々に対する敬意を込めてそのように呼ばせていただきました。
オドゥム「大嫌いな豊臣秀吉が可哀想…これがエスパーニャ帝国の正義と秀吉の正義がぶつかってるような感覚ね…秀吉の見方が変わりそうね…」
次のフロアに向かうのだった。
ジウォン「次は?なんか鉄が錆びついたような匂いがする…って何だこれは?!!」と宣教師と信徒たちが削ぎ落とされた鼻と左の耳たぶがあちらこちらに地面に落ちていたのだった。そして、日本二十六聖人人形が磔の刑にされる様子を目の当たりにしたのだった。
宣教師人形「なぜ…私たちはこのありがたい教えを広めようとしただけなのに…」
宣教師人形B「エスパーニャに帰りたいのに、秀吉様の命令で…殺されるなんて…」
信徒人形「もうダメじゃ。お国のために死ぬのは嫌じゃ…」
家臣人形「これは秀吉様の命令じゃ!!今すぐ処刑せよ!!」
処刑人人形たち「ははっ!!」と言って持っている槍で磔にされた宣教師と信徒たちのお腹を突き刺すのでした。
磔にされた人形たち「ぐわぁぁぁぁっ!!!!」と血しぶきが飛ぶのでした。
生々しい音声を聞いたヨヌは「うぇっ!!」と地面に蹲り、嘔吐してしまうのだった。
サムジ「まるでピボムボク・ピョンイン・サオク(丙寅教獄)博物館に来てるようだ…チョルトゥサンで処刑されてるキリシタンたちの断末魔を聞いてるみたいでゾッとしますね」
ヨヌ「日本のキリスト教の歴史ってこんなに残酷だったの…韓国のピョンインサオクもそうだけど、ここまで精神が抉られるのは…比べ物にならない…」
ピッコギ「これが日本のキリシタン弾圧か….」
プルヘン「韓国だけじゃない…日本の歴史もキリスト教を排除した理由は国家存亡の危機に立ち向かうためだったのか…でも待て。日本は韓国と違ってキリスト教が布教できなかった理由の一つでもあるな、このバテレン追放令についてはな」
オドゥム「もう一つは日本には神道と仏教の神仏習合の信仰文化と歴史が深いのもあるからキリスト教のような一神教とは相性が悪かったのも理由の一つね..」
またその次のフロアに行く時はある音楽が流れるのでした。
『モーツァルト:レクイエムより怒りの日』が流れていた。
その時先を進むとある衝撃な物を目の当たりにするのでした。
殺されて骸骨となり、亡霊となった宣教師人形たちと信徒たち人形が跪いて両手を握ってお祈りしながらあることを呟いた。「なぜ神様は私たちを救っては下さらぬのですか?一体なぜですか?!!教えを守っているはずなのになぜ殺されなければならないのですか?!!」
オドゥム「何だか私たちのための音楽ね、ピッコギ、プルヘン?」
ピッコギ「そうだな、でも最高の音楽じゃねぇかよ。」
プルヘン「精神を抉り出すのにぴったりな音楽だ。」
ヨヌ「吐きそう…」と言い、ハナはヨヌの腕を担いで歩くのを手伝った。
ジウォン「ヨンシクやったらこの場所に行ったらリタイアしそうやな…『信じられへん』言うとるはずやからな…」
次のフロアでは亡霊人形たちがこう叫んだのだった。「私たちは神様を信じたのに殺された!!この痛み、この歴史を決して忘れるな!!」と言う叫びを聞き、8人は必死の覚悟で前へ進んだ。
ヨヌ「『このお化け屋敷は…特定の宗教を批判するために作られた訳ではありません。支配の正義と守る正義の両方の視点を見ていただくためのテーマでもあります。つまり、主役と悪役は…いません。この歴史をただ単に学ぶだけでなく、真実から目を背けずに….自分の内面と深く向き合って…このフリーク区に住んで下さい…合格おめでとうございます。』私は…クリアしたんだね。」と咽び泣きながら無事に外に出るのだった。
ヨヌがお化け屋敷の出口の外に出ると街は変わり者たちが平和的に楽しく過ごす様子が目に浮かんでいた。
ヨヌの心の声「さっきまで嗅いでいた鉄の匂いが、まだ鼻の奥に残っている。生々しかったなぁ」
中には猫にリードをつけて散歩している変わり者もいれば、全身虹色の服を着ている男性もいたり、個性豊かな人たちがマナーを守りつつ仲良く暮らしているのだった。
8人全員「やっと私たちはフリーク区へ移住できた。ここにようやく住める気がする」と安堵な様子だった。