すとぷり、アナと雪の女王、

アナと雪の女王をモチーフにした作品です！どうぞお楽しみください！

るぅと   ねぇねぇお兄様、！一緒に遊ぼうよ、！雪だるま作って遊びたいな、！

さとみ  んんぅ、？るぅと、？もうちょっと寝てようよ、んぅ、

るぅと  お兄様、

さとみ  ……分かったよw

るぅと  やった、！

(踊り間に着いた)

さとみ  いくよ、！

(さとみが足を踏むと雪の結晶が降り注いだ)

るぅと  わ、！

さとみ  すごいね、？

るぅと はい、！

さとみ  ふふっ！これで雪だるまの上の部分が完成したね！

るぅと  はい！次は滑り台で遊びたいです！

さとみ  いいよー！

(さとみが腕を振ると氷の滑り台が)

るぅと  わぁー！楽しいですー！

さとみ  るぅと、！今作ってる最中だから、！あんま近づかないでっ！

るぅと  え、？

(さとみが誤ってるぅとの目に当ててしまった)

さとみ  ぁ、俺の魔法、で、？るぅとを、傷つけた、？

父  どうした！？

母  これは、！？

莉犬  なっ、！？

ころん  さとみっ、！また魔法を使ったのか、！？

さとみ  ごめんなさ、！

ジェル  あれだけ使うなと言ったのに、！

ななもり  今はそんな場合じゃない、！

父  早くトロールの元に連れて行くぞ、！

母  えぇ、！

莉犬  さとみ、いくよ。

さとみ  は、い、

ころん  ……大丈夫、安心、深呼吸を意識して、

ジェル  ゆっくり吐くんや、

ななもり  さぁ、着いたよ。

父  トロール、！助けてくれ、！息子が、！

ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ

莉犬  な、なにっ、！？

ころん  この石は、！？

……魔法の力を感じる、

父  っ、メリーか、見てくれっ、

メリー   ……わかりました。

メリー  ……これは生まれつきのものですか、？それとも、何か縁があって付いたとか、

父 いや、生まれつきだ。

メリー  ……そうか、こちらへ、

父  あぁ、

(るぅとを置く)

(おでこに手を当てるメリー)

メリー  あぁ、当たったのが頭でよかった、頭以外だったらかなり酷いことになってたからな、すぐに溶けるさ、氷は

母  はぁっ、良かった、

父  ……どうすれば治るんだ、？

メリー   ……魔法を、全ての記憶から消すのです、

さとみ  ぇ、

メリー  ……魔法の楽しい思い出を消し去り、魔法以外の楽しかった、嬉しかったなどの思い出はそのまま記憶に残し、それ以外、魔法に関する記憶を全て消し去るのです、

莉犬  そんなっ、

父  っ、

フッ、おでこに手を当てる

メリー  ……出来たぞ、

父  あぁ、ありがとう、

さとみ  俺の魔法のこと、今日から完全に忘れちゃうの、？

莉犬  さとみ、安心して聞いて。今までの記憶は元通りだ。でも、魔法に関する記憶を消しただけだよ。

さとみ  っ、

メリー  見てご覧なさい、

(魔法の画面が映し出される)

メリー  それはとても美しい魔法だが、それが恐れとなり、大きな危険を及ぼすのだ、

(街の人がさとみを襲う画面が)

さとみ   いやぁっ、！

ころん  っ、！

メリー  ……魔法の力はどんどん強くなり、やがて、制御できなくなる、魔法の欠点が、”怖さ”だ、

『恐れが、敵となるのだ、』

さとみ  っ、！(ギュッ、)

母  ……

メリー  ……

父  ……さとみが、魔法の力を抑えられるまでは、全ての門を閉ざし、さとみが見られるその立場にある扉を全て閉じるのだ。人と合わせず、身近な人からも、