『 じゃあ、私は家にもう帰るね。』
「 あっ、ラックさん。道には大岩が…、」
『 遠回りして行くから大丈夫よ。』
「 そうですか、お気をつけて。」
『 ええ。』
『 …..、』
『 あなた達も来る? 』
「 えっ? 私たち…? 」
『 うん。シティを助けてくれた恩だしね…。』
『 客人として招くわ。』
「 なぁ〜!! 行こうぜナミ!! 」
「 じゃあ、お言葉に甘えて… 」
『 うん。』((ニコッ
彼女は優しく微笑んだ。
『 ちょっと遠回りになるけど大丈夫? 』
「 ええ! 大丈夫よ 」
「ん〜!! こんな綺麗な人の家におじゃま出来るなんてッ!!! 」
『 …..(笑)』
「 うぅ〜…、俺は腹減った…、、」
「 はぁっ?! さっき肉食べたばっかじゃん! 」
「 あんなんじゃ腹の足しにもなんねぇよ!! 」
『 賑やかね…(笑)』
『いつもこんななの? 』
「 ええ。ほとんどこんな感じですっ! 」
「 船にまだ仲間がいるけどな! 」
『 そうなのね 』
「 なぁ…? さっきのことなんだが、」
「 お前って悪魔の実の能力者なのか? 」
『 …..、』
彼女は少し考えていたがすぐに口を開いた。
『 うん。そうよ 』
『 私は悪魔の実の能力者。』
「 やっぱりそうなんだな〜!! 」
「 お前、なんの悪魔の実を食ったんだ??? 」
『 そこまでは言えないわね。』
「 ふ〜ん。そっかぁ 」
『 あなたも能力者なの? 』
「 ああ!! 俺はゴムゴムの実を食ったゴム人間だ!! 」
「 ルフィはすごいんだぞ!! 」
「 まっ、こんなでも船長だもんね。」
『 世の中には色んな人がいるものね..。』
『 着いたわ。』
『 ここが私の家よ。』
「 へ〜!! 木の小屋かぁ!! 」
「 立派なもんだなぁ..! 」
「 うぅ〜っ…、腹減ったぁ… 」
「 ほんとにあんたは…、」
「 ラックさん、キッチンを借りてもいいですか? 」
『 どうぞ。』(ニコッ
「 できたぜ〜 」
「うほぉ〜!! うんまそう!! 」
「 ラックさんもご一緒にどうぞ。」
「…! じゃあお言葉に甘えて。」
『 …..パクッ 』
『 あ…美味しい、、』
「 だろ!! サンジの飯は世界一だっ!! 」
「 喜んでもらえて嬉しいです。」(ニカッ
「 んは〜っ、食った食った!! 」
『 ごちそうさまでした。』
『 美味しかったわ。ありがとう 』((ニコッ
「 こちらこそ! 」
『 ねぇ、ルフィといったかしら..?』
「 …ん? おう! 」
『 その麦わら帽子どこで? 』
「 ああ、この帽子はある人から預かっているんだ!! 」
『 ある人って? 』
「 シャンクスだ!! 」
『 …!!!! 』
『 そっか、無事に届けられるといいわね。』((ニコッ
「 ああ!! 」
グラグラグラグラ…
その時、地面が揺れた。
『 …!? 』
「 うおぁッ!!?! 」
「 きゃあッ!?!? 」
「 ナミさんっ!!! 」
「 うわあぁあっ!?!? 地震だぁあぁっ!!? 」
『 この揺れは..?! 』
「 なんだぁ?! 地震でも起きたかぁ?! 」
「 村の人たちは..?!?」
「 ロビンたちも危ないぞッ!!?! 」
『 とりあえず、村に降りよう..。』
彼女たちは村に降り、村の人たちの安否を確かめた。
だが、彼女らは信じられない光景を目の当たりにする____。
『 …?! 』
「 な、なな…なんで、」
「 なんで、、” 海王類 “ がいるのよッ、?!?! 」
「 ここら辺は海王類が存在するのかっ?!! 」
『 ここら一帯は大型生物は住み着かないはず…、』
『 迷い込んできた…?。』
「 おぉおぉいっっ!!! ルフィっ!!!! 」
彼女らが困惑していると、どこからか声が聞こえた。
「 …んん?、あれってゾロたちか!? 」
「 おおぉッ!!! お前ら無事だったか!!! 」
「 そんなことより今はこいつを倒すぞッ!!! 」
「 このままじゃサニー号が危ねぇっ!! 」
「 お〜け〜…!!! 」
「 いくぞ… 」
ルフィたちが行く直前に1人の女性が海王類に向かって走った。
「 あっ?!?! ラックさんッ!?!? 」
「 危ねぇぞっ!!!? 戻れ!! 」
* 行けるか..?、*
彼女はそう思いながら走っていった。
バッ
彼女はポケットから黒い手袋を取り出した。
「 効くかな…? 」
彼女はそう呟いた。
「 あの人、大丈夫かしら…? 」
「 はあぁぁあっ!?!? あいつバカか?! 海王類にやられちまうぞッ!?!? 」
「 なっ..!?? そんな無防備に行くか…!?!? 」
船に乗っていた海賊たちはそう言った。
『 うるさっ…、』
『 はッ…?! 』
「 ラックさ____、 」
彼女(ナミ)が呼ぶにはもう遅かった。
そう鈍い音が響いた。
「 ぅあ…、!? 」
「 なッ!?!? 」
「 …..ッ?!?!!!?!! 」
「 ぁ…ッ?!!??! 」
彼らが驚くのも無理は無い。
なぜなら、彼女___ラックが海王類に ” 潰された “ からだ。
「 …..” !!!!」
「 あいつぜってぇ許さねぇ…ッ” !!!!」
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コメント
2件
面白かったです!ラックさんは大丈夫なのでしょうか、、、?
ラックさぁぁぁぁぁぁぁん!!!! タヒなないでェェェェェェ!!!!←