僕には夢があるんだ
Edd…「ゴホッッ!ゲホッ!ケホッケホッ…」
Matt…「だ、大丈夫?」
Edd…「あ、!う、うん!全然…大丈夫だよ!」
「驚かせちゃってごめんね!気にしないで!」
Matt…「で、でも!体のケーブルが数本切れてるよ?本当に大丈夫?」
Edd…「大丈夫大丈夫」
「さ!ここから出よう!あそこから外へ出ることが出来そうだよ!」
Matt…「うん、」
【外へ出ることに成功した】
研究員…「大変だ!!マットが居ない!」
研究員2…「大変です!!!研究中にEddが脱走しました!!」
研究員2…「おそらく、マットは、一緒に逃げたと思われる可能性が高いです!!」
研究員…「今すぐに、探し出せ!!」
研究員…「はぁ、せっかくの研究が、台無しじゃないか…」
「マットが、2番目に使えるロボだというのに…」
Edd…「はぁはぁはぁっ !!」
「だいぶ走ったんじゃない?」
「多分もう、大丈夫かな」
Matt…「少し休憩しよう」
「燃料もなくなってしまうよ」
Edd…「そうだね、そうしようか」
Matt…「…」
Edd…「…」
Matt…(沈黙か、何か話題…)
Matt…「エッ…」
Edd…「僕ねー、夢があるんだ〜」
「ロボットながらも夢があるんすよ〜」
「へへっ、夢があるってカッコイイでしょ!」
Matt…「へぇ、エッドには、夢があるんだ。」
「羨ましいな」
「僕には、そんな素晴らしい物はないよ」
Edd…「そう?」
「まぁ、いつかできるさ!」
「大切な物を見つければ、後は夢を見つけることが出来るさ!」
Matt…「大切な物?」
Edd…「うん!大切な人とかさ!」
「僕は、人間みたいに、自由に生きてみたいんだ」
「それでね!お花畑行ってみたいな〜!」
Matt…「お花畑…?」
「なにそれ?」
Edd…「あぁ〜!お花畑って言うのはね!お花がたっっっくさん咲いててね!すっっっごく綺麗な場所なんだって!」
「僕いつもね、そのある研究員がいつも面白い話してくれるって言ったよね?」
Matt…「うん、言ってた」
Edd…「その研究員さんがね、いつも外の世界の話をしてくれるんだっ!」
「外の世界には、凄く美しい物が沢山あるんだってさ」
「僕は、その話を聞いてるうちに、外の世界へ憧れを持つようになったんだ!」
Edd…「僕の夢は、こんな残酷な研究所よりも、外の世界の綺麗な物を見て、平和に暮らしたいな」
Matt…「!!」
「僕には夢なんてないし、人間と同じように生きたいなんて、思ったこともなかったよ」
「僕は、そんなエッドが、羨ましいよ」
「僕も、エッドみたいに、感情って言う物を感じてみたいし、夢だって持ってみたい!」
「エッドみたいになれたらな〜」
Edd…「それってもう、夢じゃない?」
「なりたいって事は、マットの願いでしょ?」
「だから、マットの夢は、僕みたいになるって事だね!」
「いいじゃん!素敵な夢だと思う!!」
Matt…「!」
「本当に?」
Edd…「うん!」
Matt…「ありがとう!」
(エッドと居ると気が楽だし、落ち着く。)
(凄く居心地が良いなぁ)
(もっとこれからもエッドと居たいな)
Matt…(確実に研究所から逃げ切ることが成功したら、僕がお花畑?にエッドを連れて行ってあげよう!!)
(お花畑に連れて行ったあとは、エッドの、故障した部分を直してあげよう!)
(その後は〜…………エッドとやりたい事沢山ある!ありすぎて全部出来ないかもしれない)
Matt…「ふはっw」
Edd…「あーー!!マットが、笑った?!?!」
「すごいじゃん?!」
「感情が、ロードされたんだね?!?!」
Matt…「あ!本当だ!!いつの間に!!」
Edd…「これでマットも、夢に一歩近づいたね!」
Matt… (あれ?なんで、エッドの事ばかり考えてたんだろう…)
【ドタドタドタドタッッッ】
研究員…「居たぞ!!!!!」
研究員2「しかも、2体とも揃っています!!!!」
研究員…「早く捕まえろ!!」
Edd…「大変だ!早く逃げないと!」
Matt…「早く!急がないと!エッド捕まっちゃうよ!!」
「エ、エッド?」
Edd…「ゲホッ、ゲホッゲホッっ゙!!」
「ザザッッッ、ザザザッ」 (バグの音)
「僕は、大丈夫」
「急いで逃げよう」
Edd…「ガハッッッッ!!!!」
Matt…「エッド!!」
研究員3…「1体捕まえました!」
「その1体は、電流を 流して動きを止めました!」
Matt…「エッド!!!」
Edd…「い、いよ、僕なんて」
「マットだけでも逃げろ!!」
Matt…「僕は、エッドを置いていかないよ」
Matt…「やめろ!!!!!!!!」
「エッドを放せ!!!」
「エッドに触るな!!!!!!」
【研究員達のスタンガンを奪って攻撃する】
研究員…「うっ!!」
「お、お前達を絶対に、逃さない!!」
Matt…「エ、エッド!!早く逃げよう!!」
「僕の肩を掴んで!!」
「とりあえず、人気のない、遠くへ行こう!」