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ふう@暇人
335
RaK
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数ヶ月が経った。
悠佑の体調は、相変わらず不安定で、時折、先生から厳しい言葉を耳にすることもあった。
彼の容態は、回復する兆しが見えず、その結果、周囲の雰囲気も徐々に重苦しくなっていった。
俺は悠佑のためにできる限りのことをしているつもりだが、見舞いに行くたびに彼の様子を見るのが辛くて仕方なかった。
彼がベッドに横たわり、無感情な顔で天井を見上げている姿は、もはや昔の彼とは別人のように思える。
あの温かい笑顔も、元気いっぱいの声も、今は夢の中の出来事のようにしか思えなかった。
ある日の訪問時、悠佑は普段とは違う反応を示した。俺が「今日のごはん食べてない?」と尋ねると、彼はゆっくりと目を伏せ、かすれた声で「食べたくない…」とつぶやいた。
その言葉に胸が痛むと同時に、無力感が押し寄せてきた。
どれだけ彼に寄り添おうとも、彼の心が元気を取り戻せなければ、意味がないのではないかと感じたのだ。
俺は、自分の無力さに悩み、日に日に落胆していった。
他のメンバーたちも、俺や悠佑のことを心配し、連絡が鳴り止まない。
だけど、みんなの表情は沈んでいて、笑い合うことも、実際に会うことも少なくなっていった。
俺は、悠佑の存在が俺に、みんなに与えていた明るさを、失ったことを痛感した。
ある夜、いつものように病室に入ると、悠佑はまたぐったりと横になって目を閉じていた。
俺は、彼の頭を撫で、静かに「お前がいないと、みんな辛いよ」と伝えた。悠佑はいつものように目を開けたが、俺の言葉を理解したように目を細め、わずかに俺を見た。
しかし、彼から言葉は返ってこなかった。
目頭が熱くなるが、込み上げてくるものを我慢した。
それから数日後、病院からの連絡があった。
悠佑の病状が急速に悪化しているというのだ。
背筋が凍るような恐怖が走った。
担当医からは、これからのことについても相談したいと連絡がある。
この数ヶ月、病院に通い詰めた結果、どれだけ彼のことを守りたかったのか、それが叶うとは限らない現実がド直球に突きつけられたのだ。
この時、俺は承知の上だったが、心の何処かで覚悟がしきれてなかったことが起こると、直感的に思ったのだ。
結局、悠佑は、自分の体を思うように動かせなくなった。
段々と反応も、遅くなっていって一日ほとんど寝ているような日々が続いた。
担当医からは、「延命治療を考えなければならない」との言葉が告げられた。
その瞬間、俺の心の中で何かが壊れた。
彼を守れなかった、こんな結果になるとは思ってもみなかった。
声も出せず、もう涙も出なかった。
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