『何が如何なってこうなったん?』
__10分前
私とだざむが依頼終わって、電車に乗ってたんですよ
『ハァ~…何か、最近依頼多くないですか?』
「そりゃまぁ、魔都ヨコハマだからね。」
『私寝るんで、ついたら起こして下さい。』
てな感じで寝たんです。
で、若干意識の凝ってるときに、いつも通らない駅名とトンネルを通って
あれ?って思いながらも、まぁ、気付かなかっただけやろって思ってたんだよね。
んで、起こされて、太宰さんが何か慌ててるっぽくてさ。
『太宰さん如何したんですか?そんな慌てて…眠い…』
「良いから。取り合えず降りるよ。」
『えぇ?はい…。』
__駅ホーム
『ん?んん?何か見覚えが…..何か懐かしい気が…』
「知っているのかい?」
『ん~?この駅って確か…いや、真逆……….太宰さん、これ私の元の世界ですよ。』
「…ということは?」
『戻ってきちゃいましたね。あ、太宰さんは実質転生か。ん~…とりま、紗雪の家行きましょ。』
「舞香ちゃんの家じゃないのかい?」
『私紗雪の家に住んでるんで。後、私、叶絵なので。』
「名前まで変わったのか。」
とか話しながら歩いてるのが今。
__紗雪宅
ピーンポーン
『お母さんただいまー!』
「あれ、叶絵?つか、太宰さんまでいるし…」
『は!?紗雪?そっちこそ何でよ!』
「え?いやいや…あ、中也。」
「あぁ…初めまして、か?」
「あ、そだね。私、舞香。よろしく。中也の事はもう知ってるから。」
「そうか。」
『え、うん。あ、叶絵…じゃなくて、舞香も戻ってきた感じ?』
「てことは紗雪も?」
『そうそう。何故か中也もついてきた。』
「マジか。あ、紗雪一寸こっち来て。」
『何々。』
「あんた、婚約どうなったの?後、中也と….」
『分かった分かった。話すから。』
__少女説明中__
「うわ~。そいつ最低じゃん。つか、公開告白か。ダークマター一号おめ。で、中也とは?」
__少女説明中__
『…と云う訳で、一寸微妙。』
「いやいや、それはもう両想いやろが!この無自覚天然バカップルが!」
『ひど。ってか、叶絵は太宰さんと如何なの?』
「転生バレして、進展なし。」
『ま、ゆっくりでいいんちゃう?』
__二人とも~、買い物行くわよ~。
『「は~い。」』
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