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白い服。一般的な髪型。

白髪、身長大体170cm、仮面が縫い付けられていて顔は見えない。

爪や手相が無い、髪の毛以外に体毛が無い、 性格は分からない。

生きる事は辛いという存在しない記憶。

唯一分かるのは一人称、“僕”だ。

なんだこれは、僕は誰なんだ?この身体は僕の物なのか?

気持ち悪い。頭の中が空っぽで何の情報も記憶も在りはしない。

まっさらな白いゲージ。容量が1MBも使われていない。

完璧なまでに記憶喪失者の様な人間である。

名前は?性別は?出身は?血筋は?経歴は?

何にも分からず、何も無い。

心臓の音が聞こえない。なのに生きている…みたい。

夢かも知れない。きっと夢なんだろう。

しかし、夢ならば何故記憶が無い?

ならばこれはなんだ?

何も知らない分からない。

堪えきれなくなって僕はいつの間にか叫びだした。

ゔわ゙あ゙ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙あ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙あ゙ぁ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙あ゙ぁ゙ぁ゙あ゙ぁ゙あ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙あ゙ぁ゙ぁ゙あ゙ぁ゙あ゙ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙あ゙ぁ゙あ゙ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙あ゙ぁ゙ぁ゙あ゙ぁ゙ぁ゙あ゙ぁ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙あ゙ぁ゙あ゙あ゙

一瞬、何かが切れた。

僕の喉は音を出さなくなっていて。

身体は石像の様に硬くなり動かせなくなった。





…………………………………………………しんだ。

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