TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

緑谷出久がパニック障害を患って居ます。

それを許せる方だけ見てください。

→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→

相澤がクラスに説明してから、数日後。

まだ緑谷は皆と距離を置き、席に座っても視線を合わせない。

それでも一部の生徒は少しずつ話しかけようとしていた。

ある日の放課後——。

誰かがふと通りすがりに、緑谷の肩に軽く手を置いた。

「また明日な!」と、ただの何気ない挨拶だった。

しかし——。

緑谷の顔が一瞬で強張る。

息が荒くなり、肩を押さえたまま後ずさった。

「……やだ……やだやだやだ……」

そのまま教室を飛び出し、空き教室に駆け込む。

机の上に置いてあったウェットティッシュを引きちぎるように掴み、肩を何度も何度も拭き始めた。

ゴシゴシと、皮膚が赤くなるまで——。

だが、それでも息は落ち着かない。

「……落ちない……汚い……」

目に涙を浮かべ、今度は机の上のカッターに手を伸ばす。

その瞬間、ドアが乱暴に開き、相澤が飛び込んできた。

「やめろッ!」

カッターを掴んだ手を力強く押さえつけ、相澤は低く短く言葉を重ねる。

「落とす必要なんかない。お前の身体に、そんなことする必要はない」

緑谷は震える声で、「でも……汚された……僕、汚くなった……」と繰り返す。

その声は、今まで何度も同じ感情に襲われてきた証のように、ひどく擦り切れていた。

相澤はしばらく黙っていたが、やがてゆっくりと手を離し、緑谷の肩を覆うように自分のジャケットを掛けた。

「……もう誰にも触らせねえ。俺がいる限り、絶対にな」

パニック障害の僕

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

212

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚