その後 アスト,サルジュ,シュドとガイル,リアの二手に別れて必要なものを買うことにした
銃砲店にて
シュドが聞く
「なあサルジュ その名前誰からもらったんだ?」
サルジュがなぜそんなことを?と言う表情で
「両親が旅をしている歌手に名付けてもらったとか」と言った
アストが話に入ってきた
「そんな 我が子の名前を他人に任せるなんて」
「仕方ないさ 私は両親と違って髪の色が白いからな 気味が悪いと思ったんじゃないか?」
「その歌手…会ってみたいな」
シュドがぶつぶつと小声で喋る するとサルジュが少し不安げな顔をして
「もしかしてあまり良くない意味なのか?」と聞く
「いや 遠い国の言葉で雪って意味だ 白い髪で美人のあんたにはピッタリの名前だな」
「お世辞はよせ」
「店主さん 非殺傷の散弾ってあるか?」
「あるけどよ…珍しいな こんな弾をご所望とはな」
「ちょっと訳ありでな」
「……まあ 根掘り葉掘り聞くつもりはねえよ」
と言い残し 倉庫の方に走っていった
話が終わったことに気がついたのかアストがサルジュに話しかける
「サルジュさん 所でその鞄の中身って何ですか?」
「ん?ああ 鞄の中身か バレットM82 対物ライフルだよ」
アストが驚く
「え!?その銃って確か重さが12キロあったような す…凄いですね もしかして長距離狙撃もその銃で?」
サルジュが自慢げに言う
「ああそうだよ なんてったって有効射程が2kmもあるんだからな」
「凄いですね」
そうこうしているうちに倉庫から戻ってきた店主に支払いを済ませてアストたちは店を出た
コメント
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ちなみにサルジュはアラビア語で雪と言う意味です