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※ご本人様、関係者、事務所等一切無関係の非公式
※晒しなど外への公開は禁止
伏字は使用していません。
おそらく見にくいただの自己満妄想なので誤字脱字や解釈違いなどご了承ください。
▶ R18 ほんのり濁点 ◀
とってーーもぬるーい感じ(当社比)
季節感バグって鍋食べようとしてます。
※※※ひばのセラフ呼びが地雷の方はごめんなさい。黙ってここで引き返して頂けると幸いです。※※※
上記意味のわからない方は閲覧をお控えください。
仕事終わり、今日は鍋でも作って簡単に済まそうかな、なんて話をすると、え、そんなん俺も行く、と言われて、同じになった帰路を並んで歩く。
「最後麺入れよ、なんにする」
「ラーメンじゃない?やっぱり」
足りないものはコンビニで買い足す。袋を腕に引っかけてポケットに手を突っ込み、歩幅違わず並ぶ雲雀の距離感と程よく続く会話が心地いい。耳馴染みのいいかっけぇ声。
あっという間に家に着いて、でかい図体が2匹、音を立てて荷物を片づける。
「ひばりー、ちょいごめんけど、ほんのちょっと先片づけたい仕事あるから、風呂でも入っといて、そんまま飯準備する」
「んー、おけぇ」
ここ置いていい?と言って手荷物をその辺に置こうとする雲雀に、ん、と答えて部屋を移動する。
だいたい15分弱といったところ。
「……」
とくにもたつく事もなく作業を終え、宣言通りに飯の準備をする。
鍋を火にかけて沸騰するまで腕を組んで壁にもたれかかってぼーっとしていると、風呂からあがって暇そうにしていた雲雀がとてとてと大股歩きで向かってくる。待ってられなくなったのか、と心の中で笑ってると、真横から両手で首を引かれて抱きつかれ、体勢を崩してさすがにひやっとした。
「んなぁーあ」
「おい、火使ってんのに危ないって」
少しだけ本気を含めて叱りつけると、しゅんとするように背中にまわり、今度は腹に腕を絡めて背中にぴったりと張りついてくる。
「んんー、なんかぁー背中見てたらくっつきたくなったんよね」
おそらく頬を肩口にくっつけてもたれているであろう感覚、雲雀の体温であたたまる背中が心地いい。
「どんくらい?」
「飯、後でよけりゃ終わったっていいけど」
まあ、まだなんもしてないしな、なんて考えていると、後方でもぞもぞと動き、我慢する、と聞こえてきて笑った。
「どっちをだよ」
ぴったりとくっついた雲雀がふと動きを止めたのがわかる。悩んでるんだろう、かわいいやつ。
「おーいひばりー」
「ん、飯」
黙っている様子が微笑ましくて、わざとらしく呼びかける俺にかぶせるように、早口で言い放つ雲雀の答えに、今度はこちらが押し黙ってしまった。
「飯我慢する」
「おう」
とりあえず危ないから火を止めて、がたがたと音をたてて鍋の蓋を引き寄せる。
「セラお我慢すんのはねー」
「っふ、なに」
「ちょっといやかなーみたいな」
「あらぁ、お可愛いこと」
がぽっと鍋を蓋で閉じて、可愛いことぬかしてくる雲雀にまたくつくつと笑いながら答えた。
「こっちむいてー」
「あいあいさー」
手持ち無沙汰になったのを確認したのかタイミングが良かっただけなのか、こっち向けっていうから向いてやったら、目一杯力を込めて抱きしめてくる雲雀から風呂上がりの匂いがする。
「あ゙ーーでけー染みるー」
「っはは、じじいか」
「ちーがーうーでしょーって」
「ん、イヌッころだ」
「えー」
今度は正面から、それでもそっぽ向くように肩に寄りかかってくる雲雀の髪の毛を意味もなく梳かして遊びながら、まじで意味のないやり取りをした結果ちょっと不満そうにするかわいさに堪らず吹き出す。
「はっは嘘、かわいい」
「な。」
ありえない速度で、そりゃそうだよな、という声色で返してくる素直さが愛しすぎて、同じように背中に両腕を回して力一杯抱きしめ返す。
「ここで襲ってやろうか」
こいつめ。
雲雀の後頭部に顔を埋めて冗談交じりに呟くと、わしゃっと顔をこちらに向け、背中に回していた両腕を今度は首に絡めて、ふはっと笑う雲雀につられるように笑みが溢れた。
「やぁだよ、ベッドいこ」
「ん」
とか言ってんのに、目線を泳がせながらも微動だにしない雲雀にこっちもなんか無言で抱きしめたままでいてみる。
「……」
「……」
「っ、はは、ひばり?」
我慢できなくなって笑いながら問いかけてもなんも言わねぇから、どうした?って見つめたまま聞いてやると、雲雀の目が少し伏せられて、そのまま顔も俯いていく。
「なぁんだよ、どしたぁ?」
かわいーこやつ。いまさら照れてんの。って思ってたら首に回された両腕に少し力が入って、次にどんなかわいいこと言ってくんのかが気になって、なん?て甘やかすように声をかける。
「な、」
「うん?」
「やっぱ、ここでせん?」
おお、おま
「それは反則だべ」
「んっ__ぁっ、ふ……」
「ん、大丈夫?」
服も着たままで、こんなとこで繋がってんのめちゃくちゃやらしくねぇか。背中しか見えないけど、雲雀の肩が震えててかわいい。項、えろ。たまらずに吸いつく。跡がつかない程度に。
「このままね?まだ動かねぇから」
「っ、んんっ」
必死に声抑えてるし、なぁんも喋らねぇで、ぶんぶんと首を左右に振る雲雀に心臓が大きく鳴る。
はぁ?動けってか
「おーい、めちゃくちゃに犯すぞおまえ」
「っ、……ふ」
頷きもしなけりゃ、嫌がりもしない、こいつはほんと。ほんの少し振り向く雲雀の瞳は潤んでて、表情で応えてくる。
“して”って、こんにゃろー
「んっ?!__ッぁ゙!あぅ゙ぅ……んっ、あっぁ……うぅ゙ー」
たしかに、こんなとこで服着たまま後ろからやるとか、そういう気分にならんこともない、か。
「俺に犯されて興奮すんの?恥ずかしいやつ」
突っ伏したままゆるく握られた2つの拳を包むように上から握って、控えめに奥を何度もつつく。恥ずかしがるような言葉をかけると、雲雀の中がぎゅっと締まって離しませんみたいな動きするから、こっちもつられて変な気分。
「ぁ゙っ、ぅぅ゙……ん、んっ、ぁっ……ふ、」
お互いの状況で言うと、まあまだまだ余裕。
奥に届くたびに声をあげる雲雀が、押したら鳴るおもちゃみたいだなって、思っちまう自分の考えがなんかえろすぎて身震いする。
「んっ!ぁ゙あっ……あっ、あっ__っんん、ぁ、せ……せらふ、俺……ぁ゙っ、」
「ん、」
焦れちゃったらしい。かわいい。突っ伏してるからなのか声が潰れてていつもと違う。やらしすぎ。小さく答えてほんの少し突きを重くすると、雲雀の声のトーンがあがってまたおもちゃみたいに鳴くんだけど、しっかり潰れたまんまでなんかもうこっちも全然やばい。
「あ゙っ、んんっ、んっ……ぁ゙っ、ぁ゙ああ、あ、む……り、おれ……も、いく、……ぁ、」
さらに力がなくなって緩んだ拳を片方だけ指で解いて絡める、向きが違ってちょっとやりにくいけど、手の甲からそのまま被せるみたいに。あーやばいめちゃくちゃやらしい。無理矢理恋人繋ぎさせてるみてーだ。
「ぁっ、うぅ゙、あっ!んん、や、いく……って、ぅ゙、」
「うん、」
雲雀のは、あとで拭くからいいや、俺もいけ、そ、あー中、はやべぇよな、さすがに、あーー、汚してぇー
「んっ、セラ、お……ぁ゙っんっ、ぅ゙……な、か……だ……め」
だめって言いながら振り返って潤んだ瞳を向けてくる雲雀が、また表情で訴えてくる。
“出 し て”
「もぉ……っ、おま、」
「あっ、うぅ゙……やっ、ぁ゙あ!いくっ、セラフ、あっ……セラ、フ……ん、いく、ぃく__い゙、く……___ッ、んんぅ゙、ぁっ!」
「___っ、ん゙」
中に、注ぐ感覚が、あーやべー。
本能で押しつけるたびに、震えて鳴いてる雲雀にずっとしぼられる。ずっと、いってる。
「んぅ゙、っ……だ、めって……ゆーた、やんか、」
「っ、んは……言ってたね、」
うける。ゆっくり繋がりを解いて雲雀を起こす。ちょっとぐったりしてるけど、構わずひっくり返したらめちゃくちゃ目が合って、吸い寄せられるように、キス、
「ん、」
雲雀の腕が首に回って、どんどん深くなって、舌も唾液も息も絡まって、頭がくらくらする。
「ん、っ……、ふ、」
「……」
「ん、ぁっは……セラお賢者タイム?」
「なわけねーでしょ、足りないよ?」
「ん、もっかい……しよ」
「ここでする?」
「どしよ」
くすくす笑いながらやり取りしてたら、そのまま風呂入って寝るまで、飯も忘れてた。
ちゃんと食った。
________
こうなると続きたくなってくる。
ここふたりの雰囲気は宇宙一甘いと思ってる。
愛称呼びと名前呼びは一生相容れないんだと思います。お互いなにも語らずにいきましょう。あ、私は両方好きです。
一人称視点ものすっっごく難しかったです。
あ、お鍋はキッチンで作っちゃう派です。
あと、いっつも思ってるんですよ、ポケットないよなぁって……妄想で作ってください