「もしかして、私でも」
久世(くせ)さんからの気遣いがありがたくて、私はすがる思いでメッセージを送った。
「ありがとうございます。たくさんお話の申し込みをもらって驚いていたところだったんで、連絡いただけてほっとしました。まだ始めたばかりだから、勇気がでないというか、怖くて……」
連絡してすぐ、久世さんから返事があった。
「そうだったんですね……。もしよければ、今すこしお電話でお話できますか?」
「で、電話……」
電話は緊張するけど……それより今は心細さのほうが勝る。
「はい」と返事をすると、スマホが着信を知らせた。
「こんばんは。たくさんお話の申し込みをいただいたんですよね、まずはおめでとうございます」
優しい声が耳に触れた途端、じかに話すのは緊張していたのに、嘘みたいにほっとした。
「あ……ありがとうございます。でも、私……どう*****************
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