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「あ”~~もう‼️‼️」


静まり返る部屋に一人の男の声が響いた。

ムスッとした表情のままテーブルに置いてあるホットチョコレートを一口飲む。

一方で、急に隣で大声を出されたもう一人の綺麗な金髪の男は目をまん丸にして驚いている。

ズボンに零れたホットチョコレートなんて気にせずに。


「…あぅばん…?」

ようやく口を開けたと言わんばかりのか細い声で恋人の名前を呼ぶ。

「どうしたのおにぃ?」

あぅばん、と呼ばれた男はまだ眉間にシワを寄せた怒ったような表情でこちらを向く。

「っど…どうしたの急にそんな大声出して…」

「…」

ふわふわの茶髪から覗く黒とイエローグリーンのオッドアイでじっと見つめられ、何か悪いことをしたかと思ってしまう。


「おにぃは僕のこと好き?」

さっきよりは柔らかい口調で問いかけられる。

「もちろん!大好きだよアルバーン」

なにを当たり前のことを、そう言おうとした瞬間チュッとリップ音をたてたキスをされる。

突然のことに理解するまで少し時間がかかったが次に発せられる言葉で正気に戻れた。

「じゃあなんで手を出してくれないの…?」

「…は?」



これは数時間前のこと。

アルバーンはここ最近欲求不満だった。

しかし自慰だけでは物足りなくなり、どうにかして恋人であるサニーに襲われたかったのだ。

しかし当の本人であるサニーは純粋すぎかつ「そういうこと」を一切知らなそうだ。

人間の三大欲求の一つだぞ?サニーに性欲が全くないと言ったら間違いかもしれないが、ほぼ0に等しいと思っている。

その隠れた本能を呼び起こすにはどうすればいい?と調べたところ、チョコレートには軽い媚薬効果があると知り、早速行動に移してみることにした。




「ど、どうしたのあぅばん…!?」

混乱を隠せない純粋なサニーはアルバーンのおでこに手を当てたり身体に異常がないか確認したりしていた。熱もなんもないよ。

「恋人でしょ?ちょっとくらい襲ってくれたっていいじゃない!!!」

ソファに押し倒すような形になってすこし意識してしまう。

「あぅばん…?」

「~~~~ッッ/////」

今更自分のやっていることがどれだけのことかを理解した。恥ずかしさで耳まで熱が伝わっているのがわかる。

「…っご、ごめん忘れて、」

そっとサニーから離れようとすると手首をガッと掴まれた。

振り替えるといつもとは少し違う顔をしたサニーと目が合う。

「…襲ってもいいの…?」

恥ずかしいから一刻も早くここを離れたいのに、掴まれた手首から伝わる熱でなぜかすごく興奮するし、サニーの綺麗な顔から目を離したくなくて、その場に留まって顔を赤くすることしかできなかった。

手を出してほしい猫と純粋な警察官

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