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すると、パワちゃんの腕からパチパチッと軽い電流が走る
フブキ「あれ…?上手く接続出来てない…」
フブキ「どこか間違えちゃったかな……」
フブキが額の汗を拭って悩んでいると、パワちゃんがフブキの手からそっとドライバーを取る
そして、自分の左腕の関節にドライバーを差し込み、カチャカチャと修正し始めた
アゲハ/フブキ「「………………」」
2人も、黙ってその様子を見つめた
翌日___
マタロウ「えっ!?アゲハさんとフブキさん、まだ帰ってないの?」
生徒宿舎の食堂から、マタロウの不安気な声が聞こえる
コマ「うん、そうみたい…」
コマもシュンとなって眉を下げる
ジンペイ「パワードスーツとめちゃ逃げてんだろーな」
ジンペイは他人事のように言い、あむ、とオムレツを頬張る
マタロウ「大丈夫かな……(特にアゲハさんが無理してそう…)」
ジンペイ「ヘーキだろ。アイツメカ大好きだしっ」←
マタロウ「それ平気な理由になってる…?」
コマ「まずアゲハちゃんはメカ大好きって訳じゃないし。
え何、ジンペイ君はアゲハちゃんの事心配じゃないの??」
コマは持ってるお箸を折る勢いでジンペイに問いかける
ジンペイ「んな訳ねえだろ?なんなら今すぐ助けに行っても良いけど??」
ジンペイは真顔でサラッと言って退けた
フブキ「ん…うぅぅ~~ん……!」
アゲハ「ふあぁぁぁ……」
フブキはぐぐぐっと背伸びをし、アゲハは欠伸を噛み殺してパワちゃんから離れる
パワちゃんもウィーン…ピピピ、と機能するとすくっと立ち上がった
アゲハ「パワちゃん、おはよう!」
フブキ「おはよう!」
パワちゃんは挨拶代わりにコクンッと頷く
フブキ「ねぇ、パワちゃんってさ…」
フブキ「人間でしょ?」
唐突の発言に、パワちゃんは動揺して肩を震わせる
アゲハ「やっぱり。図星でしょう?」
パワちゃん「フルフルフルフルッ」
千切れんばかりに首を横に振るパワちゃん