アゲハ「ふふ、分かりやすいね♪
だって、パワちゃんのあの仕草は人間しか出来ないよ?」
アゲハは額に手をかざすパワちゃんを思い浮かべる
フブキ「何より、メカは照れたりしないっ!」
フブキも、アゲハに顔を背けて照れるパワちゃんの仕草を思い返した
パワちゃん「…!…!!……」
フブキ「そのパワードスーツを動かしているのは、紛れもない人間のあなたよ」
パワちゃんはゆっくりと後ずさりし始める
アゲハ「あ……そっか。知られたくない事情があるんだね」
パワちゃんは気まずそうに交互に2人を見つめる。
そして2人に背を向け、走り出した
アゲハ/フブキ「「パワちゃん!!」」
2人はパワちゃんに手を伸ばすが届かず。
2人は真剣な表情で顔を見合わせて頷くと、パワちゃんの後を追いかけた
~一方ジンペイたちは~
コマ「やっぱりアゲハちゃんとフブキさん、心配だよ…」
宿舎を出たジンペイ、コマ、マタロウの3人は浮かない顔で学校に向かっていた
ジンペイ「うん…やっぱり今すぐ探しn(マタロウ「でも、何処にいるか…」……」←
すると、3人の前を何やら焦った様子で走るパワちゃんが横切った
ジンペイ「あれ…?」
その数秒後、アゲハとフブキが低空飛行をしながら3人の横を通り過ぎようとした
コマ「アゲハちゃん!?」
マタロウ「フブキさんも!」
アゲハ「あっ、3人とも!」
アゲハは足の妖気を弱めて3人の前にストップする
フブキ「皆!お願い、手伝って!」
フブキもジェットブーツの噴射の勢いを弱め、アゲハの隣に止まる
ジンペイ「昨日は逃げてたのに、今日は追いかける方なのか?」
フブキ「…どうしても知りたいことがあるから……」
アゲハ「絶対に見失う訳にはいかないの…!」
2人は未だに何処かに走り続けるパワちゃんの後ろ姿をじっと見つめた
コメント
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いそげぇぇぇぇぇ!
続きをめちゃくちゃ楽しみにしています॑⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝⋆*