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🦋🪰(同僚ペア)
拝啓
じめっとした日が続いてますね。体調はいかがでしょうか?何か、問題はありませんか?元気になさっていますか?
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じめじめとした薄暗い部屋の中。僕は、愛しい彼女への手紙を綴る。いくら送ったって、返ってくることなんて無い。わかっててやっている。何故なら、彼女はもう、、いや、希望を捨てたら、もう何も残らない。そう思いながら、手を動かす。
コンコン
ドアをノックする音が聞こえた。ここは、警察の寮だ。おそらく、同僚だと考え、返事をし、すぐに開けた。
「夕暮れにお訪ねして、、申し訳ありません。今お時間よろしいでしょうか?」
そう、買い物袋を下げながらやって来たのは、同僚の真面目くんだった。どうぞ、部屋にあげた。
「少し散らかっていますので、足元にはお気をつけを。」
彼は「散らかってなんていませんよ。」と笑いながら、座布団の上に座り、小さめのテーブルにビールを並べ始めた。
「これは?」
そういうと、彼はニコニコしながら「晩酌しましょ!!」と僕に1本差し出してきた。あまりにも楽しそうな彼に、思わず「いいですよ」と笑って返した。
・・・
しばらくして、酔いが回って来たのか、彼が5年前の事件について語りだした。これは、先輩の線事さんとの、合同の仕事の出来事だったそうだ。その任務で、線事さんの右腕と、両足の欠損。そして、ひとりの少女死亡、という恐ろしい事件だったそうだ。真面目くんは、そのことをずっと悔やんでいるらしい。
「なぜ悔やむのですか?」
「そりゃ悔やむでしょうよ!!!!」
「、、でも、それは線事さんの意思だったのでしょう?誇るべきです。」
「そうじゃなくて、!結果論とかじゃなくて、、、こう、、だって、、」
歯切れの悪い彼の言葉に少しイライラしながら、つまみに手をつける。
「美味しい、、、」
「ねぇ?!聞いてます?!」
「ごめんなさい(笑)」
笑う僕を見ながら、君は不満げに近づいてくる。僕と彼は明らかな体格差があり、視界は全て彼で覆われてしまった。
「酔いすぎですよ。お水飲んでください。」
そう言い、少し冷静になった彼に謝られた。
少し彼が怖く感じた日だった。