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夕方頃、勤務が終わって、帰路に着く。夕日の日差しなどなく、寒く、冷たい風が頬を伝う。そういえば、🐍くんより先に帰れるなんて珍しいな。そんなふうに思いながら、部屋のドアを開けた。
「おー、おかえり。」
見慣れた男がいた。
「連絡くらい欲しいんだけど〜?」
「ごめんごめん」と、謝罪の気持ちのない謝罪を受けながら、部屋の奥から香る優しい匂いにつられて、渋々水に流すことにした。
「お、鍋だー!」
僕が喜んでいると、フンッと自信満々といったご様子で、「鍋パだ!!!!」と言った。
「鍋パ?鍋パにしては人数が少ないんじゃない?それに、こんな量僕食べれない、、」
僕の言葉を遮って、君が話し始めた。
「そーこーで!助っ人をお呼びしてマース!」
高らかに話す君に呆れつつ、「誰を誘ったの?」と聞いてみた。彼の親しい友達なんて、1人ぐらいしかいないと思うんだけど、、
「じゃじゃーん!」
そう言って見せてきたのはグループチャットの画面だった。そこには、🐍くんと🛸ちゃんが居た。
「エ?!なんで2人の連絡先知ってるの?!」
「まぁまぁ」と言いながら、僕を座らせる君。いや、だって、僕でも2人の連絡先知らないのに、なんかズルくない、?そんなこんなしていたら、チャイムが鳴った。
「家でも騒がしいですねー、、、先輩」
そんな風に言う後輩の後ろから、ひょこっと顔を出す。小さな女の子がこっちを見て、後輩くんの前に出た。彼女はペコッと、お辞儀をしてニッコリと微笑んだ。
「🐱さん!夜おそくに失礼します!」
そんなふうに丁寧に挨拶してくれた。
「🐍くん、🛸ちゃん。いらっしゃーい!はいはい外寒いでしょ、中入って〜!」
「ここ僕の家でしょ?!」とか言いながらも、まぁ、この2人ならいいかと家にあげた。鍋を見てキラキラする🛸ちゃん。それを見て、満足そうにする🐍くん。なんだかんだ可愛らしい。
「さて、それじゃあみんなで食べよっか。」
今晩は、寂しくない夜だ。