テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
55
3,343
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「きょも」攻×『こーち』受 「ほくと』
「京本社長、午後の役員会議の資料です。それから、先ほど届いた……』
無機質な声で報告を続けるほくとの言葉を遮り、大我がデスクに突っ伏した。
「北斗……。今日、優吾の声を聞かずに家を出てきちゃった。死にそう」
「朝食の時に話したでしょう。……それより、外が騒がしいですね』
その時、社長室の重厚な扉が遠慮がちにノックされた。
『あの……庶務課にいた、髙地です。社長に、忘れ物を届けに……』
その声が聞こえた瞬間、大我は弾かれたように立ち上がった。
「優吾!?嘘だろ、自分から会いに来てくれたの!?」
扉が開くと、そこには少し照れくさそうに、小さなタッパーを抱えた髙地の姿があった。
『ごめん、大我さん。今日、これ持っていくの忘れたでしょ。……胃薬』
「……っ、優吾……!君はなんて優しいんだ。俺のためにわざわざ、この魔窟(会社)まで足を運んでくれるなんて」
大我は流れるような動きで髙地を抱き寄せ、その頬を擦り寄せた。
『わっ、ちょっと、大我さん!北斗くん……松村さんが見てるから!』
「構わないよ。北斗は俺の右腕だ。……なあ、北斗。優吾、可愛すぎない?天使かな?」
ほくとは眼鏡のブリッジを指で押し上げ、冷徹な瞳でその光景を眺めた。
「社長。ここは職場です。抱き合うのは自宅か、せめて私の退室後にお願いします。……それから髙地さん』
『あ、はい!すみません松村さん……』
「……その胃薬。朝、社長が「優吾が心配して持ってきてくれるかもしれないから、わざと置いていく」と独り言を言っていたのを聞きました。確信犯です』
『えっ、大我さん……!?』
髙地がジト目で大我を見上げると、大我は一瞬だけ気まずそうに目を逸らしたが、すぐに開き直って髙地の手を握りしめた。
「だって、こうでもしないと優吾、会社に来てくれないでしょ!ほら、北斗も「髙地さんに会えなくて社長の仕事効率が30%落ちてます』って言ってただろ!」
「私は「社長の情緒が不安定で迷惑です』と言ったんです。捏造はやめてください』
パニックは社長室を飛び出し、廊下で聞き耳を立てていた社員たちにも伝染していく。
《元庶務課の髙地くんが社長に胃薬を……!》
《やっぱりあの二人は……!》
「……北斗、今日のスケジュール全部キャンセル。優吾を家まで送っていく」
「却下です。10分後に英国大使館とのテレカンがあります。……髙地さん、申し訳ありませんが、社長の首根っこを掴んでデスクに座らせていただけますか?』
『あ、はい……。大我さん、ほら、お仕事して。終わったら、夜ごはん一緒に食べるから』
「……優吾が言うなら、やる。……北斗、お前、後で覚えてろよ」
不満げにデスクへ戻る「帝王」と、それを呆れ顔で見守る『最下層の元社員』。
そして、淡々と次の資料を差し出す「鉄面の秘書』。
京本グループの平和(?)は、今日も一人の元社員の存在によって保たれていた。
ど〜も〜𝓡𝓲𝓷で〜す!!
3月も今日で終わりですね。
どうでもいいことなんですが、明日、4月1日は凛の誕生日です。
友達と遊ぶ約束をして、SixTONESの写真とか買いに行くんですよ。
すっごい楽しみなんですけどね、天気予報だと雨なんですよ。マジ最悪。
明日晴れますように🌞
終わります…
以上、𝓡𝓲𝓷でした〜!
ばいば〜い👋🏻