(ゴジラ視点)
「おーじーさぁぁーーんっ!!!!!!」\(*`∀´*)/
うるせえ。頼むから、寝かしてくれ。少しでも、休んで体力を回復させたいんだ。
「そっち、行くねぇーーっ!!!!!!」ヾ(*´∀`*)ノ
それはダメだっ!!!!!
「今、行く!!行くからっ!!!!!」(゚Д゚)
俺は急いで地上に向かった。水面に出るとモスラの幼虫がニコニコと笑いながら、俺を呼んでいる。
「おじさんっ!!やっと、来たぁーっ!!!!」
ほんと、元気なんだよな、、こいつ、。しかも、ついさっき、海に入って溺れてたのに。懲りない奴だな。
「何だよ、、。」(。-_-。)
「あーそーぼーっ!!!!」”(ノ*>∀<)ノ
「さっき、遊んだだろぉ、、。」
「まーだーっ!!」\(*`∀´*)/
「『こらこらぁ。』」
双子が幼虫の事を宥めてるけど、中々治まらない。そしたら、双子がこっちを向いた。いや、こっちじゃなくて、その後ろだった。
「『…あ。』」
「あ?」チラッ
双子が見てる方に首をやったら、俺の真横にあの時の鳥が居た。俺以外、ここに来る事無いし、来ないと思ってたからめっちゃ、ビビった。
「うわあ”ぁ”ぁあぁあぁぁ”ぁあぁぁっ?!!!!!!!」
「……………?」( ゚ー゚)
「おじさんの新しい咆哮だぁっ!!!!」(*`∀´*)
「違ぇしっ!!!!」(゚ロ゚))
めっちゃ、ビビった!!
「…………………。」( ⁎°᷄ ᐞ °᷅ )
「…………………………。」( ‘-’ )ジィ-
「……なんか、喋れよっ?!!!!」!?Σ(゚〇゚ ;)
「………………………。」( ˙꒳˙ )?
「え、、?言葉、通じないん?」
?マーク浮かべてるけど、それ、俺のセリフ。
「どうしたの!!」(*`∀´*)
「やべぇ、、修羅場だ、、。」
「『うふふ。』」(*ˊ˘ˋ*)ⅹ2
「ラドンはラバドンが最後の力で生み出した子孫なのですよ。」(*ˊ˘ˋ*)
「あれからずっと眠っていたのですね、貴方は。」
ラドンはコクリと頷いた。無口なんかな?
ラバドンって、俺が小さい時に会ったモスラと同じ守護神だったな。
「確かに似てるような、似てないような、。」
俺は顎に手を当ててラドンを見た。脚はほぼ一緒だな。目は全然違う、なんならラバドンには結晶が付いてたけどこいつには、付いてない。
「………………。」( ・・)ジィー
「なぁにぃー?」(。•ω•。)?
ラドンがモスラの幼虫を見てる。口を開けてるし、獲物を見付けたみたいな顔してるよ、こいつ。
「食おうとすなぁ。ヨダレ垂らすなぁ。」
今、夜だぞ。少しは静かに過ごしたいんだが、、。
「何とか、ラドンがモスラと遊んでくれてますね。」
「そうだな。」
俺と双子は楽しそうに遊んでいるラドンとモスラを見詰めた。
「………ゴジラ。」
「………あの子、先代のモスラたちの記憶を持ち合わせてるんです。」
「だから、あの子が産まれて来た時、貴方を知っていたことに驚きました。」
「そうなのかっ?!凄いな、。でもそれじゃあ、モスラたちが死んだ時の記憶もあるんじゃないか?」
なんか、聞きずらいけど、モスラが心配になったから一応、聞いた。
「いえ、それが死んだ時の記憶は持っていないんです、、。」
「…そうか、。まあ、その方が良いと思うぞ?あいつの為にも、。」
「『えぇ、。』」
俺らが話してたら、本人が近寄って来た。
「おじさん!何、話してたのっ!!!」(*‘▽’*)
「いや、、、世間話をな、、。」( ¯꒳¯ )
「……………。」( ˙-˙)ジィー
「お前はなんで、喋んないんだ?」
「多分、喋れないのだと思いますよ?」
「ラバドンは体力がほぼ無いぐらいの死に際に、その子を生み出したのですから。」
「あぁ、成程な、、。言い方あれだが、障害を持って産まれたって訳か?」
「………………。」( ˙-˙)( ._.)コクコク
ラドンが強く頷いてる。本当は喋りたいんだろうな。
「おじさん、おじさんっ!!!」
俺の膝を叩きながら、モスラが問い掛けて来た。
「何だ?」
「私ねっ!お母さんたちが何処に行ったか、知りたいの!!後ね、後ね!私、早く大人になりたいっ!!!」
「おう、そうか。」
「おじさんが1回帰ってた時に人間の人が来てたのっ!!直ぐに帰っちゃったけど、、。「緊急事態だぁ!」とか言ってたぁ。」( ´ ▽ ` )
人間、、機械、操縦してた奴か。
「名前はねぇ、紫音さんと、美優姫さん!」
二人共、優しかったぁって言ってる、モスラ。
「美優姫さんがね!おじさんは凄い怪獣だっ!!って言ってたよ!」(*≧∪≦)
「へぇ、そうか。」(๑¯ㅁ¯๑)
「それでね、それでね!紫音さんがね、おじさんは、『怪獣の王様』なのか?って聞いてきたよ!」ヽ(*´∀`)ノ
「王様なんて、俺には、似合わないよ。」
「そうだよって、答えたぁっ!!!」(´>∀<`)
「おい?!なんでたよ!」(゜ロ゜)
「えぇ?だって、おじさんは、怪獣の王様でしょ?」( ˙꒳˙ )?
俺は双子の方に首だけ向けて、助けを求めた。
「『違うんですか?』」
「…………………?」( ・ω・ )?
それな、て言いたそうな顔してラドンも見てくる。え、何?俺って周りからそんな風に思われてたん?
「いやいや!俺なんかが、怪獣の王様なんて、おかしいだろっ?!!」
「でも。おじさんは私の記憶の中じゃ、色んな怪獣さんと戦ってるよ?しかも、負けてない!」( `꒳´ )
「それは、モスラや人間が手助けしてくれたからで、俺一匹だけの力じゃない。」
「でもね、紫音さんは「私のひいひい婆ちゃんが、言ってた」って、言ってたよ?」
「生きてねぇだろ。」
「確かねぇ、涼って人だったかなぁ、?」
俺は驚いてモスラを見た。
「涼?今、涼って言ったかっ?!!」
久しぶりに聞いた、その名前。涼さん、元気にしてるかなぁ。
「………そうか、、紫音は、涼さんの、、。」
俺は空を見上げて微笑んだ。
「紫音さんね、おじさんが怪獣王なら、私は怪獣女王だって!」
嬉しそうにモスラは言う。
「へぇ、。お前がぁ、。」
「そしたら美優姫さんがね!「今はまだ、子供だから、大人になったら立派な女王様だよ!」って言ってたぁ!!」
「そりゃあ、よかったなぁ。」(*^^*)
「ふふん!だから、私ね!早く、立派な大人になりたい!」
「………いい夢だな。」
「私が大人になったら、双子の次におじさんに見せてあげる!!」
「はいはい。」(´-д-)
適当に返事をしつつ、俺は夜空を眺めた。
そろそろ、行かないとな
瞳を閉じて、これからの事を考える。
「『ゴジラ、、行くのですね?』」
「………あぁ。俺はもう、行く。おい、お前は来るか?」
「……………。」( ・_・))コクコク
ラドンが頷いて、空へ飛ぶ。
「モスラは成虫になるのに時間が掛かります。応援に行けるか、分かりません、、。」
「構わん、無理するな。」
俺は海へ向かった。この海の先で、怪獣共が目覚め、町を破壊しているのだろうな。
「おーじーさぁーんっ!!!頑張ってねぇーっ!!!!」
モスラに手を振って、俺は海の中に潜った。
さあ、行くか、、
終わりを迎えに
END
コメント
3件
素敵だなぁ〜