テラーノベル
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※子育てパロ🈶
「ままぁー!!早く起きて!!」
元気いっぱいの声が、静かな朝の家に響き渡る。
「んぅ……?」
まだ眠そうなdnは、布団の中でもぞもぞと身じろぎした。
「ままぁ!雪がいっぱい積もってるよ!!」
「……ゆき?」
その言葉にゆっくりと目を開けると、小さなキタキツネの子が、尻尾をぶんぶんと振りながらベッドの横で飛び跳ねていた。
「見て見て!真っ白だよ!!」
「ふふ……そんなに急がなくても、雪は逃げないよ」
dnがくすっと笑うと、子どもは「えへへ!」と嬉しそうに声を上げて笑った。
その様子を微笑ましそうに見ていたmfが、部屋の扉を開けて入ってくる。
「おはよう。二人とも朝から元気だね」
「ぱぱ!!早くお外行こ!!」
「今日はお掃除をする予定なので、行けません!早く着替えて朝ごはん食べようね」
「えぇーー!」
不満げに声を上げる我が子をなだめながら、mfは朝ごはんの準備に戻る。
「…ほら!、ぱぱが朝ごはん用意してくれてるよ。はやくお着替えしてリビングに向かおうね」
「はぁーい…」
ーーあの日から無事に出産を終えた俺達は そんな愛おしい日々の積み重ねの中にいた。
つわりに襲われたときは苦しさでいっぱいになり、とてもしんどかったけれど、この日常を手に入れるためだったと思うと、あの苦労もすべて報われるような気がする。
だって今、とっても幸せだもん!!
もちろんmfくんと二人で過ごしてた毎日も本当に幸せで大好きだ。
でも、子供ができてからmfくんは今まで以上に表情を変えるようになったし、見たことないmfくんをたくさん見ることが出来るようになった。
新しいmfくんを見れるのは俺にとっては嬉しいことなんだ。だって、 パートナーのことを沢山知れてる証拠になるからね♪
「二人ともー!朝ごはんできたよー」
「あ!今行くー!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
暖炉の火が静かに揺れる穏やかな昼過ぎ。
かつてテーブルいっぱいに広げられていた『準備リスト』は、今ではすっかり使い込まれたベビーベッドやちっちゃい食器となり、この部屋のあちこちに優しく溶け込んでいる。
「じゅんばんこ!つぎは、kmaがやるの!」
リビングの真ん中で元気な声を上げたのは、二人の宝物である男の子、kma(くもあ)だ。
「kma、お部屋のお片付け、そんなに張り切らなくても大丈夫だよ?」
dnは、クッションを抱えながら、愛おしそうに我が子を見つめている。
あの頃とは違い、今のdnの表情にはすっかり優しい「まま」の顔が馴染んでいた。
「へーきへーき!kma、もうにしゃいだもん!」
ちっちゃな手で絵本を一生懸命に本棚へと運ぶ姿は、かつてmfに「へーきへーき!」と言って動き回っていたdnの姿にそっくりだった。
「ほら、やっぱり親子だね」
物置部屋から戻ってきたmfが二人を交互に見て苦笑する。
その手には、湯気が立ち上る二つのマグカップと、子供用の小さなストローマグが握られていた。
「もう、mfくんまでからかわないでよ」
dnがぷくっと頬を膨らませると、mfは愛おしそうにdnの肩を抱き寄せた。
「からかってないよ。ただ、あの時dnが『早く準備したい』ってワクワクしていたこの部屋で、今こうしてkmaが走り回っているのがなんだか不思議で……すごく嬉しいなって思ったんだ」
「……あ。ふふ、そうだね」
dnは昔を思い出したのか、目元を緩めてmfの肩にそっと頭を預けた。
「ねーー!!ぱぱ!まま!くもあのお片付け、ちゃんと見てて!」
二人の視線が自分に向いていないことに気づいたkmaが、トコトコと駆け寄ってくる。
そして、dnの膝にすぽっと顔を埋めるようにして、二人の間に割り込んできた。
「見てるよ。kma、偉いね。ちゃんとお片付けができて」
mfが大きな手で頭を撫でると、kmaは嬉しそうに尻尾をパタパタと揺らした。
そして、くんくんとdnの首元に鼻を近づけ、小さな鼻を鳴らす。
「まま、いいにおい。ままのにおい、しゅき!」
「えへへ!ありがとう」
dnが愛おしそうに我が子を抱きしめると、mfが「俺も俺も〜」っと二人に優しく抱きついた。
そして、kmaを真ん中に挟んで、三人で温かいココアを飲む。
暖炉の火は、今日も三人の影を大きく包み込みながら、静かに、そして温かく揺れ続けている。
next1000♡
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コメント
11件
幸せそうすぎてなんか泣ける😭
みんな幸せそうでこっちも幸せな気分になります! 最高すぎます! mfくんとdnちゃんの子供はdnちゃんに似て自由な子供で可愛すぎます! 暖かい家庭なの最高すぎます! これからも頑張ってください!!!
