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お母さん「きょう、か….にげ、なさい」
鏡花「おか、あさん?」
お母さん「愛して、るわ…..きょう、か」
鏡花「ねぇ、おきてよ((ポロポロ」
鏡花「お母さん!」
その日の夜、異能力者の襲撃により、私は家族を失った。
家族を失った私、残っているのは、お母さんからもらった携帯と【夜叉白雪】だった。
鏡花「はッ‼︎」
鏡花「….夢」
敦「鏡花ちゃん大丈夫?」
敦「だいぶ、魘されてたけど….」
鏡花「うん….大丈夫」
鏡花「朝ごはん作ってくる….」
敦「うん!」
今日も、毎日のように朝ごはんを食べ、準備して、探偵社に行く、ただそれだけ。
____探偵社
敦「おはようございます!」
鏡花「おはようございます….」
国木田「おはよう」
毎日のように、探偵社に行き、挨拶をする…..こんな毎日が続けばいいのに….【夜叉白雪】もそう思う?…..
太宰「グッドモーニーン‼︎」
国木田「太宰、お前は何回t」
国木田「太宰が遅刻していないだと‼︎」
太宰「え?酷くない?」
敦「日頃の行いのせいじゃ?」
鏡花「太宰さん、あの話聞かせて」
太宰「あぁ〜あの話?」
敦「何ですかそれ?」
国木田「仕事しろ太宰!」
鏡花「太宰さんの仕事は全部終わらせた」
国木田「は⁉︎」
敦「あの、仕事の山を⁉︎」
太宰「ありがとぉ〜鏡花ちゃん」
私は、太宰さんから【あの】話を聞きたくて太宰さんの仕事を全て終わらせた
鏡花「聞かせて、」
敦「あの話って?」
太宰「異能力の歴史だよ」
乱歩「へぇー」
国木田「異能力の歴史なんざ、くだらない話だろ」
太宰「知らないのかい?」
太宰「最近、作者不明の異能力の歴史に関する本が出版された事」
国木田「知らないな」
鏡花「….敦、その本買っていい?」
敦「いいけど、」
敦「興味あるの?鏡花ちゃん?」
鏡花「うん」
太宰「なら、私の持ってる本を貸してあげるよ」
鏡花「いいの?」
太宰「あぁ、内容は全部頭に入れているからね」
敦「早くないですか?」
太宰「中々に興味深い内容だったからね」
鏡花「読んでみる」
太宰「読んでみるといいさ、私でも、知らない事が沢山書いてあったからねぇ」
これは一体誰が出版したんだ….これは前の依頼人がポートマフィアと武装探偵社に出した本だ。
しかもこの本には【荒覇吐】のことも載っていた。夜叉の事も、異能生命体の事も。
一刻も早く、この本の作者を調べないとな….
敦「太宰さんでも、知らないことが載っているんですね…」
国木田「くだらん、そんなのデマに決まっている!」
太宰「鏡花ちゃん、夜叉の事は◯◯ページに載っているよ」
鏡花「ありがとう」
_________家に帰り
鏡花「……………」
敦「その本、面白い?」
鏡花「うん」
敦「題名は、なんて言うの?」
鏡花【異能時代の日記】
敦「へぇー」
敦「どんな、内容なの?」
鏡花「異能力がどうやって生まれたか、書いてある」
敦「難しそうな本だね」
鏡花「……………‼︎」
鏡花「え….(ブルブル」
敦「どうしたの鏡花ちゃん?」
異能力は平安時代に生まれた、否”創られた”の方が正しい。
そして異能力で1番最初に創られた異能は、【夜叉】だ、
これは、我の過去に与えする。
これは、我が平安時代、村から、外れた森で、放浪していた頃だった……….
??「暇だな」
ガサゴソ
⁇「….何者だ」
そこには、全身あざだらけの小さな子供がおった
⁇「….だ、れ?」
⁇「我は、雷電 黄泉神楽神凰(らいでん よみかぐらしんおう)
神凰「何故、このような所に、子供があるのだ」
⁇「親から、逃げてきた….」
神凰「そうか….」
神凰「御主、名は?」
⁇「私は、神巫清鈴….」
神凰「清鈴は、親に虐待されているのか?」
我は、薄々気づきながらも清鈴に質問をした。
清鈴「うん……….」
我は、此奴に力がないから、虐待されるという事が頭に出てきた
清鈴「私、巫女の家系に産まれたの……….」
清鈴「だけど私には、巫女の術が使えない、だから….」
神凰「もう言わんで良い清鈴」
やはり、力がないからか、人間は皆血筋に囚われる奴ばかり
此奴に我の眷属をやろう、死ぬまで、永遠に、虐待されるよりは、マシだろうな
神凰「清鈴、御主に力をやる」
清鈴「……….え?」