時空が歪みます。ご注意ください。
二次創作です。現実ではありません。
では皆さん、夢の中へお眠りください。
ある日とある実況者を見た。
その人はくだらない日常のちょっとした世間話をするだけで回りを笑顔にした
ら 「すご、、、!」
と、思わず口に出してしまうほど元気でかっこよくておしゃべり上手だった。
配信を開いた瞬間にコメント欄から飛び出してくるメッセージ。
そんな速度で流れるコメントを丁寧に読み上げる。
元気でお話上手でまるで俺とま反対の性格。
まぁ俗に言う陽キャである。
こんな周りを笑顔にするようなこと俺には到底無理だと思っている
でも
かっこいいと思ってしまった。
やりたいと思ってしまった
ら 「 実況者、、、やりたい、、、!」
そう思い行動に移した。
なぜ行動に移したのかは分からない
(どうせ無理だ)
(人気になんかなれない)
(見てくれる人なんていない)
そう分かっている
でも、人気になれなくたって少なからず見てくれる人はいるはずだ!
人気になれなくても楽しければそれでいい!
そういう自分では絶対にないポジティブな思考になっていた
ら 「多分あの人が移ったな」
そういうことにして準備を始める
元々ゲームは好きだったからパソコンやらアプリやらは入っていたし、友達ともやりやしないのにマイクだってある。
壁だってちゃんと防音効果のある壁だ
今すぐにだって始められる
準備が整い次第アプリを開き配信を始めた
ニコニコというアプリで配信をしていても勿論無名で初配信な俺なんかに人一人来なくて、
でも配信をしている
という事実だけで楽しくて続けることが出来た。
ちなみに名前は好きな歌のグループから取って
という名前にした。
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何回目かの配信の時に
「こんにちは」
というコメントが来た。
初めて来てくれた人でめちゃめちゃ嬉しかった。
でも動揺しちゃった
ら 「えぁ えっと あ、 」
(やばい、動揺してる、緊張してる、
落ち着け俺、、、)
とか頭の中で唱えながら「スーーっ ハーーッ」と深呼吸をした後に挨拶をもう一度する
ら 「こんにちはー 。はじめまして、らっだぁと言います。よろしくお願いします。」
と、落ち着いたいつもどうりの俺
どこにでもいる”普通”の人間っぽい挨拶
いや、普通の人間っぽいじゃなくて普通の人間の挨拶だな、
とか心の中で考えているとコメントが流れてきた
「とっても落ち着く声で素敵ですね!」
ら 「本当ですか?ありがとうございます。
良ければ沢山お話してくださいね」
と返す。
内心めちゃめちゃ驚いているし嬉しい。
声が素敵とか言われたのも初めてだから心臓がバクバクなっいて周りの音が聞こえない
こんなに心臓がなっているのはいつぶりだろうか、
とにかく嬉しい
しばらくゲーム配信をしているとまたコメントが流れてきた
「普段はなにをしているんですか?」
ら 「普段は仕事ですねw、あとはゲーム位です。」
そのあとも何個か質問してくれた。
「自分は○○○ですー!」
とか返してくれたりしたからコメントが来る度に楽しくて心が踊った
「そろそろ落ちます!次はいつ配信しますか?」
そう言われたので
ら 「明日のこの時間にまた配信するつもりです!
まぁ気分で少し早く始めるかもですけどw」
と返す。
そしたらまたもや嬉しい返答
「じゃあまた来ます!」
心が弾む
ら 「本当ですか?!ありがとうございます!」
そう言ってコメントの人は抜けて行ったのでまた配信には俺だけになった
(今日は疲れたからもう寝よう)
とまだ心が弾んでいる体で配信を閉じ布団に入った。
たぶん数分もしないうちに寝たのだろう
アラーム音で目が覚めた。
また”普通”の人間に戻った俺は朝ごはんは食べずに準備をして仕事へ向かった。
いつもよりちょっとだけ体が軽かった
コメント
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おぉ!!そこはぺんちゃんでいてくれ…
うわぁ!めっちゃ好き!続き気になる!