ちすちす。
注意事項
・なんでも許せる人向けです。
・ご本人様に一切関係ないです
・誤字脱字があるかもしれません。
zm×syp
くっそながいです。 普通に血という単語出てきます。
どーぞ!
あ〜あ。俺何やってんだろ。
いつの間にか涙がポタポタと落ちていた。
俺が生きていなかったら…。
死んでたらみんなに迷惑かけんかったんか。
はぁ〜。死にたい。
毎日死にたいと思うようになってしまった。
原因は書類のミスをしたり、任務の時は俺が気づかなかったから誰かがカバーするっていう迷惑をかけてしまったのだ。
syp「ほんと俺って…だめだよな。」
俺の居場所ってどこだろう。
俺は書類ばかりしていて睡眠はここ 最近とってないし、ご飯も食べていない。
なので久しぶりに食べに行こうと食堂に向かう。
syp「なんか、頭痛いな…。」
俺が食堂に向かってるとrbrさんと出会った。
rbr「ん?sypくん?」
syp「あ、どうしたんすか?」
rbr「体調悪ないか?大丈夫か?」
syp「あ、ぇ?」
rbr「休んだ方がええんちゃうか?」
心配してくれてる。こんな俺に対しても。
syp「大丈夫っすよw」
笑って誤魔化そうとする。
勘が鋭い人はやはり誤魔化せなかった。
rbr「ほんまに休んだ方がええと思うで?」
ここまで言ってくれる。
なんか…温かいな。
syp「ありがとうございます」
俺は会釈をし、本当に大丈夫なことを伝えてrbrさんと食堂に向かう。
食堂に入ると5人近くは中に居た。
kn「おぉ〜!rbrとsypくんやないか!!」
うるさいな…この先輩。
でも、この感じ嫌いじゃない。
久しぶりの感じがする。
rbr「飯食いに来た〜」
syp「俺もっす。」
em「sypくん久しぶりのご飯じゃないですか?」
こちらも勘が鋭い。
syp「そうっすね」
kn「なんやて?!」
嫌ではないけど耳に響くな。
rbr「うるさい!!黙って食べろ!!!」
kn「お前もうるさいわ!!」
両方うるさい。叫ばんといて欲しい。
けど、ここにいるとなんか…楽しいな。
先輩が食事をしている俺の隣に座った。
kn「sypくんと飯食うの久しぶりやな。」
syp「そうっすね」
少なくとも1週間は来ていないだろう。
kn「ちゃんと飯食いなよ。ずっと食ってなくなって俺お前のこと心配やったけど、生きててよかったわw」
笑いながら言ってるけど心配してくれてたのは本当っぽい。
食堂入った時驚いてたのと同時に安心していたような顔をしていたから。
syp「あざす」
俺は席を立ち食器を直しに行く。
em「あ、sypくん」
syp「なんすか」
em「頑張るのはいい事なんですけど、頑張りすぎもよくないですよ。ちゃんと休憩も取りながら頑張ってください。」
syp「分かってますよ。でも、あざす」
俺はみんなと別れ部屋に戻ろうとする。
するとshoさんに出会った。
今日はたくさんの人と会うな。
sho「え!sypくんやん!」
syp「あ、ちす」
sho「心配しとったんやで!みんな。全然sypくん見かけへんから!」
syp「あ、すいません。」
sho「いやいや!謝んなくていいけど、自分の体は大切にしないと。今体調悪いでしょ?部屋まで送るよ。」
syp「いや、大丈夫なんで。」
sho「遠慮しないの!」ヒョイ
sho「かっる!?!?」
あれ、そんなに痩せたっけ?
sho「ちゃんと飯食わんと!分かった?」
syp「はい。」
俺はshoさんに部屋まで連れていってもらった。
部屋に着くと飲み物とか風に使う系のものを沢山持ってきてくれた。
俺はお礼を言うとshoさんは部屋から去っていった。
目が覚めると体調はまだ全然だった。
書類は全部終わらしてるし、tnさんのところに行くか。
重い体を起こして書類を片手に部屋を出た。
コンコン
syp「失礼します。sypです。」
tn「入ってええよ」
syp「書類出来ました。」
俺は片手に持っていた書類を渡す。
tnさんが軽く1枚ずつミスがないかなどの確認をしていく。
tn「さすがsypくん。早いしミスもひとつもない。」
俺はホッとしたらtnさんがとあることを言った。
tn「早めに出すのはええけど、ちゃんと休憩しながらやりなよ?」
syp「分かってますよ。失礼しました。」
俺はtnさんのいる部屋から出て行く。
俺は帰りゆっくり歩いていた。
頭痛が酷くなったからだ。思うように足が動かない。
このまま死にたい。
こんなんで死ねるはずないけど。
ut「うぇ?!sypくん!どないしたん!」
cn「syp!大丈夫か?!」
2人の声とともにtnさんの部屋からドアが開く音が聞こえた。
tn「やっぱ無理しとったか。」
背中を撫でられている。
手が大きい。てことはcnかな?
ていうか、寒いな。
ut先生が俺の手を掴んだ瞬間。
ut「冷たっっっ」
叫んだ後にut先生が抱きしめてくれた。
ut「寒いんか。温めてあげんで。」
と、言って抱きしめていた。
tn「ここから部屋1番近いのは?俺のいる部屋以外で。」
cn「俺の部屋は遠いんでut先生じゃないっすか?」
tn「じゃあut先生の部屋に行くぞ」ヒョイ
tn「かるいなぁ。」
おれはtnさんに持ち上げられut先生の部屋に連行。
tn「この後俺用事あるから、頼めるか?」
ut「任せとけ!」
tn「じゃ。」
tnさんが去っていった。
俺はut先生のベッドで寝転んでいる。
人のベッドだし、起きた方がええやんな。
起き上がろうとするとut先生が
ut「ちょちょちょ。寝とってええよ」
cn「ut先生がsypに書類渡すからぁ!」
ut「それはすまん。」
俺は寝転ばされ布団をかけられる。
ut「俺のやから気にせんくてええで」
syp「ぁ、ざす、」
俺は眠りについた。
目が覚めるとut先生とcnのが居た。
まだ一緒に居ってくれたんや。 優しいな。
迷惑かけたなぁ。またなにやってんだろ。
cn「あ、起きたんか?」
syp「うん」
目をこすっているとcnが俺の手に触れた。
cn「無理だけはせんといてな。」
….。
syp「いきなりどうしたん?w」
cn「俺は思ってることを言ってるだけやで? 」
syp「…そっか。ありがとな」
俺はcnにお礼をしてut先生の元に行く。
なんと珍しい。朝早くから起きて書類をやっている。
syp「あぇ?どうしたんすか?」
ut「あ、sypくんに押し付けるんは良くないなって。体調大丈夫か?」
syp「全然大丈夫っすよ。」
ut「無理やったら無理ってちゃんと言いや?体調崩してまでやるもんちゃうからな?」
syp「あざす。俺はこれで」
ut「またなんかあったら言いなよ」
syp「はい」
何があっても言うはずがない。
嘘ついてしまった。まぁ、いいや。
ut先生謝ってたなぁ。
いや、これは書類だけじゃない。
体だけじゃない。心も傷ついてる。
ほんとに死にたいって思うの。
でも、怖くて死ねないし、屋上には誰かいることが多いし。
もう、うんざり。
syp「外に行こ。」
外に出ると雨が台風が来たかのような強さで降っていた。
俺はそんなのに気にせず外を歩く。
ベンチの前に立つ。座らずに立つ。
雨が強くなった気がした。
あぁ〜。寒いなぁ。このまま死ねたらなぁ。
俺ってなんでこんなに欲望の塊なんだろ。
手足の感覚がなくなってきた…。
死ぬんかぁ。今までありがとうございました。
zm「ちょ、syp!!」
ん?zmさんの声?
俺はzmさんに引っ張られ屋根のあるところに連れてかれる。
zmさんは俺にパーカーを被せてくれた。
syp「なん、ですか、!」
zm「こっちが聞きたいわ!何しとったん?こんな雨の中。」
syp「特に何も…。」
また俺は嘘をつく。
zm「なんかあるやろ。じゃないと普通はこんなことせぇへん。何があったんか教えてくれん?」
俺は我慢できなかったことを全部zmさんにぶつけた。
それに対してzmさんは全部受け止めてくれている。
背中を撫でてくれたりと色々。
その時の記憶は曖昧だがきっと泣きわめいていたのだろう。
zm side
外の雨すごいなって思い外に出てみた。
するとsypが雨が降ってる中突っ立っていた。
俺は咄嗟にsypの名前を呼ぶ。
zm「ちょ、syp!!」
sypは少し周りをキョロキョロしてからこちらに気づいた。
俺はsypを引っ張り屋根のあるところに連れていく。
急いで俺の着ていたパーカーをsypに被せる。
syp「なん、ですか、!」
と、聞いてくるsyp。
zm「こっちが聞きたいわ!何しとったん?こんな雨の中。」
俺もsypに問いかける。
するとsypは
syp「特に何も…。」
いや、絶対うそやん。
zm「なんかあるやろ。じゃないと普通はこんなことせぇへん。何があったんか教えてくれん?」
sypに目を合わせようとしても目を必ず逸らすsyp。
すると、sypは泣きながら今まで何があったのか、どんなことを思っていたのかなど色々教えてくれた。
俺はsypの背中を撫でながら うん と言うしかなかった。
時々そこら辺にある少し尖った石を手に取り自分を傷つけようとする。
それを止めるっていうのを5回以上しているのだろう。きっと。
俺はsypを俺の部屋に連れていきベッドで寝かした。
syp side
目が覚めるとzmさんの部屋。そしてベッドの上。
syp「ん”ぅ〜。」
zm「起きた?」
俺は目を擦りながらなんでここに連れてきたのかを聞く。
何回聞いても帰ってくる回答は同じ。
「1番近いから」
と、zmさんは言う。
人のベッドで寝るのは嫌ではないが迷惑になるから嫌。
だから、俺の部屋でよかった。迷惑になる。
俺は外を見ると昨日と同じくらい天気が悪かった。
zmさんがパソコンと向かい合ってるのを見て俺は立ち上がりドアノブに手をかける。
zm「ん?どこ行くん?」
syp「あ、トイレに行こうかと。」
気づかれたか。
zm「りょ。今日も俺の部屋におってな。」
syp「え、なんでですか?」
zm「いつ消えるか分からんから。」
そう言われた瞬間ドキッときた。
syp「消えるわけないじゃないですかw」
zm「消えるから言うとんねん…。」
笑って誤魔化そうとしても真剣な顔で答えられて何も言えなくなってしまう。
syp「とりあえずトイレ行ってきますね」
俺はそう言い残し部屋を出る。
俺の向かった先はトイレの真逆の方向。
外に向かって歩いていた。
ドアを開け空を見上げる。
syp「…昨日より降ってる…?」
なんとなく昨日より降ってるっていうか、強くなってる気がする。
syp「まぁいいや。」
俺は雨が降っている方へと歩き出す。
ポツポツと降り注ぐ雨。
容赦なく俺に当たってくる雨。
普段は濡れて嫌だと感じるけど今はどうでもいい。
syp「あ、石…。」
俺はそれを手に持ち自分の腕を切りつける。
ザクッ
出てきた血が綺麗に見えた。
もっと…もっと切りつけたい。
この血をもっとみたい。
こんな気持ちが込み上げてきて俺は左腕を切りまくった。
楽しい。綺麗。もっと…もっとっ!
右腕を誰かに掴まれた気がした。
どうでもいい。切りたい。
なのに右腕が動かない。強い力で止められている。
俺は右を見るとzmさんが俺の右腕を掴んでいた。
zm「何しとんの…?」
syp「あ、ぇ、?」
俺は左腕を見る。
syp「え…?」
すごい血だらけでグロいことになっていた。
syp「なん、で?」
心当たりがない。何があったの…?
分かんないよ…。
雨に打たれてるし、何?分かんない?
zm side
sypが部屋から出ていってから何分も経つ。
全然帰ってこない。
zm「sypどこ行ったんやろ?」
俺は自分の部屋から出てsypを探しに行く。
ふと外を見ると大雨だった。しかも昨日より強い。
その瞬間嫌な気配を感じた。
zm「もしかして…。」
俺は急いで扉を開け外に出た。
するとsypが雨に打たれながら石で左腕を切りつけていた。
俺は急いで石を持っている右手を掴んだ。
sypが力を入れてまだやろうとしている。
それでも俺は手を離さずずっと掴んでいた。
sypが振り返って目が合った瞬間俺はこう言った。
zm「何しとんの…?」
俺はsypにそう問いかける。
syp「あ、ぇ、?」
sypは左腕を見て少し震えている。
syp「え…?」
無意識なのか…?
syp「なん、で?」
無意識だとしたら色々やばくね?
俺ら…先輩たちを頼れよ。ほんと。
1人で抱え込まんくてええのに。
そこからsypはずっと無言のまま。
syp side
だんだん涙が込み上げてきた。なんで。
泣く要素なんてないやん。
迷惑かけたから?自分を傷つけたから?
syp「…っ。ポロポロ」
涙がポタポタ落ちていく。
全く止まる気配はなくずっと涙が出てくる。
ギュッ
zmさんが俺の事を抱きしめてくれている。
zm「大丈夫や。お前は1人じゃない。」
syp「zm…さんっポロポロ」
zmさんの言葉で少し気持ちが軽くなった気がする。
俺はzmさんに抱きつく。
zm「俺らがおんねんから、頼れよ。俺らも先輩やねんから。」
syp「はぃポロポロ」
俺はそこで眠りについたのだろう。
目が覚めるとzmさんの部屋ではなく医務室だった。
syp「あぇ、?」
sn「あ〜sypくん!おはよ!」
syp「おはようございます。」
医務室…確か前の記憶は。
zmさんがここまで連れて行ってくれたのかな?
sn「左腕は治療して包帯巻いといたから大丈夫だよ。治るのに時間はかかるけど治るよ!」
syp「あ、ありがとうございます。」
俺は外を見る。今日も雨。
でも、今日は外に行かない。
俺にはzmさん、先輩たちがいる。同期だっているし、大丈夫。俺は1人じゃない。
きっと。
sn「sypくん。1人で抱え込まないでね。」
syp「っっ。はい!」
数分すると医務室の扉が開いた。
zm「あ、sypー!起きたんや!」
syp「あ、運んでくれてありがとうございます。」
zm「大したことねぇよ。」
sn「もう夜だしzmさん一緒に寝てあげたら?」
よ、る?え、俺何時間寝てたの?
zm「え、ええの?」
sn「そっちの方がsypくんも安心出来るでしょ?」
syp「あ、はい。」
1人じゃない。俺は…。
zm「ほな寝よか!」
と、布団に入り、俺にも布団をかぶせてくれる。
やっぱ俺は1人じゃない。
横にはzmさんがいてくれる。他にもたくさん仲間がいる。
俺は1人じゃないんだ。
これからもずっと仲間と道を歩んでいく。
えーんど!
コメント
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お疲れ様です!! めっちゃ好きですーー🥺💕
長いのさいこー!! お疲れ様です.•♬