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そして自室へ着くともうメロンパンが無くなっていた。
「もうおねんねする時間ね」
と自分自身に軽口を叩きながらドアを開け、ベッドにダイブした。
「疲れたわね…でもちゃんと鍵は閉めないと…」
と鍵を閉め、再度ベッドにダイブした。
私はすぐ眠りに落ちた。
翌朝
「…よく寝たわ 早く着替えないと」
着替え終わったところで私はある事を思い出した。
「あぁ忘れてたわ アレやらないとね」
そして私は自室から出ていき事務所のデスク部屋へ向かった。
自分の席に座り、パソコンを開いた。
スマホで撮ったガブリエルの凶行動画のデータをパソコンに移し
後は投稿するだけ。でもスマホで投稿すれば良くない?と思った自分がいた
どうしてわざわざパソコンにデータを移行しなきゃならないのよ面倒くさい
まぁいいわもう投稿したし、私の仕事は終わり。
「終わったわね。」
「仕事、終わったようだな」
後ろを振り向くとジェイクが立っていた。
「あらジェイク ごきげんよう」
「それ昨日も言ってたぞ てか今回のお前の任務ってなんだ?」
そうね。まぁそんなに気になるなら教えてあげる
「アメリカ合衆国の大統領令嬢ガブリエルマッカーサーの凶行動画を全国に公表することよ。意外と簡単だったわよ。」
それを告げるとジェイクは驚いた表情を見せた。
「え…まじか簡単だな…俺なんてわざわざイギリスまで行ったぞ…?」
「ちなみにどうしてイギリスに行ったのかしら?」
と疑問をぶつけた。しかし予想外な答えが返ってきた。
内容をざっくり言うと
ジェイクは何かの因果かイギリスのド田舎に訪れていたらしい。
なぜ訪れていたのかと言うと、任務で犯罪組織の調査を頼まれて
その犯罪組織がイギリスのド田舎にあったと。
「いやまじで殺されかけるところだったぞ?」
「…そう…」
私は犯罪組織と聞いて思い当たる節があった。
「?リリー?どうした?」
ジェイクは下を向いていた私の顔を覗いてくる。
「いいえ、何でもないわ。」
そうして私はそそくさとその場を逃げるように去った。
それから一ヶ月
ガブリエルの凶行動画は一気に拡散された
これによりガブリエルは終身刑。大統領は退任。
現在の大統領はサムスンフェアリー。どこか見覚えのある顔だった
「…見たことあるようなないような…」
まぁきっと気の所為よね。
しかしあんなことになるなんて思いもしなかった