zmさんメイン/軍パ◻︎
【注意事項】
※作品に登場する人物、団体などは実際のものとは一切関係ございません
※ご本人様や関係者様、一般ファンの方にご迷惑を掛けるような行為はおやめ下さい
※閲覧をする際は、周りの目に触れる場(外出先など)で私の作品を開かないで下さい
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✦zm視点
「ふぅー、満足した」
t「良かったわ。じゃあゾムの自室行こか」
「え、自室とかあんの?」
以前に所属していた軍には、自室というものがなかった。どちらかと言うと寮のような感じで、一部屋に何人かが住んでいる感じだ。
俺にとってはそれが日常だったため、自室があるという環境に憧れを持っていた。
そんな反応をする俺に、トントンは困惑を見せた。
t「え、もちろんあるで···?」
「あー···そうなんか」
我々軍ではこれが当たり前なのか、と自分で納得しこれ以上は何も聞かなかった。
トントンの背中を追いかけ、知らない廊下を歩いていく。
綺麗な内装に、窓から見える景色。全てが初体験で、気持ちが高揚してきた。
着いた場所は、洋風な扉のついた部屋。
トントンがゆっくりと扉を開けると、綺麗に清掃された部屋があった。
t「ん、ここがゾムの自室な。自由に使い」
「わー、意外と広いな! ありがとう!」
t「礼ならグルッペンに言ってくれ」
初めての自室に舞い上がり、目をキラキラと輝かせながら部屋中を見つめていた。
シワひとつないシーツに、埃のない部屋が驚いた。窓もあるため、換気もしっかりできる。
綺麗好きの俺にとっては、嬉しい環境だ。
それに、前の軍では誰かと一緒に住んでいたため贅沢に部屋を使える。
昔の自分では考えられないことだ。
t「じゃあ、しばらくゆっくりしててええよ。また来るわ」
「分かった。トントンもありがとうな」
そう言うとトントンは軽く手を振り、部屋の扉閉めていった。
一人っきりになると、どっと肩を力が抜けた。
そのままベッドに寝転がり、知らない天井を見つめていた。
(今日からここが、俺の住む場所なんや)
そう思うとまだ実感出てこない。
すると強烈な眠気が襲ってき、瞼が重くなってきた。朝から激しい運動をした後、久しぶりに満腹になるまでご飯を食べたせいだろう。
「さすがに眠なってきたわ···」
ゆっくりと目を閉じ、そのまま眠りについた。
ふかふかなベッドに、不衛生ではない環境での睡眠。
今日はゆっくり眠れそうだ。
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✦tn視点
一通り総統に報告した後、ゾムの部屋に向かう。
相変わらず、グルッペンもえらいことをするわ。
犯罪者を仲間に入れるって、随分おもろいことするやん。
そんなことを思いながら部屋に一直線に向かい、ゾムの部屋の扉を軽くノックした。
だが反応がなく、扉を勢いよく開けた。
t「おい、ゾム···」
扉を開けると、ベッドでぐっすり眠るゾムの姿があった。
さすがに疲れてるよな。
t「まぁ、明日でええか」
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保存を押すつもりが、間違えて第八話を公開してしまいました。
申し訳ありません。
伝えるのが遅くなりましたが、皆様沢山のご閲覧、いいね、コメントありがとうございます。
これからもマイペースですが、更新致します。
[2025/5/16投稿]
コメント
4件
ぐ っ すり 寝る z m にき 可愛 過ぎ て 尊 タ ヒ しました 。
こ の 物 語 め っ ち ゃ す き で ふ … ま ぢ で 最 高 ら ぶ 🍬 様 ぁ ぁ ぁ … 、 (?