zmさんメイン/軍パ◻︎
【注意事項】
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✦zm視点
目が覚めると、知らない天井に驚いた。
寝起きで頭が上手く回らないが、そういえば我々軍に入っていたことと、ここが俺の自室ということを思い出した。
枕元にあった時計を見ると、三時を指していた。
変な時間に起きてしまい、どうすればいいか分からない。
どこかに行こうとも、場所について詳しくないため下手に動けいたら迷子になる。ここの建物を外から見た時、かなり大きくて、広そうだなー、なんて思ったことを思い出した。
とりあえず自室から出て、迷子にならない程度に近くを歩き回ることにした。
寝起きだからかまだ意識がぼーっとするが、長い廊下をふらふらとした足取りで歩く。
すると、一部屋だけ電気のついているのを見つけた。
「あれ、誰か起きてんの···?」
??「···っ! 誰や」
電気のついた部屋を覗くと、顔に天と書かれた布面を貼り付けた男がいた。
そういえば最初に連れていかれた部屋にこんな奴いたな、と思い出す。印象的な見た目だったため、何故か記憶に残っていた。
背は俺より低いが、チラッと見える腕には筋がしっかり通っている。よく見ると部屋には筋トレ用具を置いており、只者ではない雰囲気を感じた。
「あ、えーっと···失礼しました」
??「待てや。なんや迷子か? トイレはこっちとちゃうぞ」
迷子だと勘違いされ、ガシッと腕を掴まれる。
こちらを不信そうに見つめており、冷や汗がダラダラと垂れていく。
無理やり引き剥がそうにも、相手の力は強くて離れられない。
「いや、ちゃうねん···変な時間に起きてもうて···」
誤解を解くためにそう伝えると、男はぱっと手を離した。
良かったと一安心し、邪魔にならない内に部屋から出ようとすると男は大量に積み重なった資料をこちらに見せた。
??「あー、そういうことか。ならちょうどええわ、”これ”手伝ってや」
「え、なにを···?」
??「書類や。後々お前もすることになるからな」
書類、前の軍でも仕方なくしていたが相変わらずここでもすることになるのか。
確かに後々することになるかもしれないが、入団して間もない俺が下手にやっていいのだろうか。
??「無償でここに入団できたことが奇跡と思ったほうがええで」
俺に言われてもな、と心の中でツッコミを入れた。
俺はここに入りたいとお願いした訳でも無く、何故か総統から無理やり勧誘されたからだ。
これからの人生をどうするか困っていた俺としては嬉しい事だが、それを知らない外野がそう思うのも無理はない。
軍の奴らから、後ろ指を指されることは承知の上だ。
??「あ、申し遅れたな。俺は”ロボロ”や」
「あー···、よろしく」
r「なんや、書類嫌か?」
「そりゃあ嫌やろ···」
r「贅沢な奴なぁ···」
ロボロは呆れたのか、小さく溜息をつく。
もしかして、と思ったのも束の間、ロボロはこちらに書類を渡そうとする。
書類には色々記されているが、全く理解できない。
r「悪いけど。俺は優しないから、ここで書類やってもらうまで部屋に帰さんで」
断ろうとするが、一応今の俺の立場は下っ端。
先輩からお願いというなの、パワハラを受けている。
これは逃げても無駄だと感じ、仕方なく先輩の書類を手伝うことにした。
今は部屋にいるべきだったと、後悔しかない。
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[2025/5/17投稿]
コメント
8件
wwwゾムさん笑 続き楽しみ✨️(´。✪ω✪。 ` )
ゎ … 神 ッ て 此 の こと 言 う ん で す ね … 最 高 す ぎ る ッ … .ᐟ
ぇ 、ぅ わ、ま っ て め っ ち ゃ 好き です っ ! ! ! ! ! ! 出会い 方 が 良い 、、、。 シチ ュ が 天才 過ぎ て 本当 に 泣ける 。 続き 楽しみ に して ます っ !