第4話
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廊下
サボ「…」
コアラちゃんから渡された資料を次々と読んでいく総長
サボ「…情報は結構集まってるな、よし。」
何かを決意した総長。
サボ「今からこれをドラゴンさんに見せよう」
レリエル「わかった!」
コアラ「わかった!」
私達はドラゴンさんに情報資料を見せに行った。
ドラゴン「…だいぶ集まったようだな」
レリエル「はい」
ドラゴン「…サボ、レリエル、コアラ、ハック、カラスに潜入調査をしてもらう」
サ・コ・レ「はい!」
ドラゴン「作戦会議だ、ハック、カラスには私から伝えよう」
会議室
サボ「潜入調査か、今回のターゲットには側近が居るらしいな」
コアラ「うん、だから慎重に行かないとね…側近が何人いるか…」
レリエル「総長!コアラちゃん!新しい情報だよ!」
コアラ「本当!?!流石レリエルちゃん!!」
サボ「…」(また、総長呼び……サボって呼べよ……)
レリエル「今回のターゲットって貴族でしょ?」
サボ「そうだな」
レリエル「実は今夜に仮面舞踏会貴族の集まりがある事がわかった、きっと、そこで裏の人と取引が行われる可能性が高い。」
サボ「なるほどな…接触する可能性もある…か」
レリエル「…総長とコアラちゃんは裏で動いてて欲しい。私はターゲットに接触する。」
コアラ「ちょっと待って!それだとレリエルちゃんが危険過ぎるよ!!レリエルちゃん1人なんて!」
サボ「俺は反対だぞ!もしレリエルの正体がバレたら!捕まるぞ!?!」
レリエル「…そうだね…バレたら終わり…でも大人数で、捕まる方がもっとダメだよ!!だから私1人でいい!!…私はターゲットから情報を聞き出してその情報を私が電伝虫で2人に伝える。2人は裏で取引が行われるのを阻止して欲しい……もし…電伝虫が途切れたら……私は…」
サボ「ッ…そんなの…俺がさせねぇよッ…」((ボソッ
コアラ「サボくん……ん?ちょっと待って、貴族の集まりって事は必ずsp、つまり側近が居るはずだよね…その役はどうするの?」
サボ「確かに………あ……」
コアラ「…?何か思いついたの?」
サボ「あぁ!凄くいい案が思いついた!」ニッ
レリエル「それってどういう((
サボ「それは当日でのお楽しみな」
サボは私に向けて唇に人差し指を当て、そう言った。
その時のサボが…とてもかっこよくて。胸が熱く、高鳴った。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝