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︎︎ ︎︎︎ ︎︎︎ ︎「…っはぁ、はぁ…ごめん。ただいま、」
今日はクリスマスイヴ…だけど、定時の1時間前に仕事が増えて帰る頃には既に20時を回っていた。スマイルには先にご飯食べといて、と連絡を入れて置いて急いだものだが…。
「…おかえり、ご飯ありがとう。一応そろそろかな、ってあっためておいた。」
︎︎ ︎︎︎ ︎︎︎ ︎「ま、まって…本当にごめん、スマイルも楽しみにしてくれてただろうに、ごめ…」
「全然、明日もあるし…別にいいから、俺は」
こう彼は言うけれど、いつもより素っ気なく感じた。意外と彼は求めてくることが多く、少し前は帰りが遅いだけで無言でハグしてくることも多くて。その彼のことだから、仕事はしょうがないけど少しでも多く居たかったとも思ったのだろうか?それに、いつもとは違うし。
︎︎ ︎︎︎ ︎︎︎ ︎「…ほんとごめん、なにかしたいことでも言ってよ。できる限り僕が何とかするから…ね?」
「…欲しいものでも、いいの?」
︎︎ ︎︎︎ ︎︎︎ ︎「もちろん!明日でも一緒に買いに行こうか?」
少し表情が柔らかくなった気がして、明日は久々にデートかな、とも思っていたら。
「…ぶ、ぶるーく。ぶるーくがほしい、…うそ、忘れろ…やっぱり、」
その言葉に驚きを隠せなくて、つい箸を落としてしまった。だけど、そんなこともどうでもいいと、つい自然と彼の前へ向かった。
「…ぶ、ぶるーく?箸、落として…、えっ…ぁ…」
︎︎ ︎︎︎ ︎︎︎ ︎「…スマイルが、僕のこと欲しいって言ったんだからね?」
〃
「ゃ、あ…ッ、ぶる、ぅく…//、こわれちゃう、//」
︎︎ ︎︎︎ ︎︎︎ ︎「欲しがったのは、ッ…すまいるじゃん、」
「ちが、でもっ、ぁ”あっ…ぉあ”、ぅ…い、っく…♡//」
こんなに彼を求めてしまうのは初めてで、目の前の彼がこんなにも大きな声を出しているのがとてもかわいく見えて。
︎︎ ︎︎︎ ︎︎︎ ︎「…ほんとに、むり…かわい…っ、」
「やだ、ぁあぁ、…も、だめッ、ぅ…//」
いくらクリスマスイブとはいえ、やりすぎちゃったなぁと反省はしたが、ここまで求めてくれるならスマイルの好きな飲み物にこっそり入れて置いた媚//薬、時間ぴったりに効いてくれてよかった。