こんにちは。( ≧∇≦)ノです。
今回はゴーレムおんりーチャンです。
今回は死ネタ多分ありです。多分。
マイクラの世界でのお話です。ゴーレムおんりーチャンメイン。ぼんさんが多いかも。
⚠️暴力表現、流血表現注意⚠️
めちゃくちゃ長いです。それではどうぞ。
ーーーーーーーーーーーーーー
🍆視点
今日は、みんなで村を探しに拠点を離れ、海を越える程の旅に出た。他愛もない会話をしながら歩いていると、平原に大きめの村があった。
村人達は相変わらずフン、フンと、俺には理解できない言葉で会話している。
何故かMENは分かるらしい。なんでだよ。
村の資材を貰うときは、必ず村人の許可を得てからインベントリに入れるようにしている。ドズルさんが決めたことだ。MENが翻訳してくれるので問題ない。
🐷「ここの俵は持っていって良いって。」
⛄「本当に!? ありがとうございます!」
🦍「農家さんが野菜くれたよ〜。」
ここの村人はみんな優しくて、俺達にいろんな物をくれた。言葉は通じなくても、ここの村人達の気持ちが伝わった。
🍆「鍛冶屋さんから金もらった!いや〜ありがたいな〜。」
一旦、みんなのところへ戻ろうと振り返ったその時、アイアンゴーレムに勢いよくぶつかってしまった。
まずい、殺される。
🍆「やばい!逃げろ!」
ちょうどブロックを切らしていた俺は、助けて貰おうと、とにかくみんなの方へ走って行った。
🍆「はぁッ…はぁッ…」
🦍「どうしたんすかぼんさん!?」
全力で走ってきた俺は、息を切らしながらもさっきのことを説明した。
🍆「…という訳で、誰かブロックくれない?」
⛄「でもアイアンゴーレム怒っとらんよ?」
🍆「え?」
🐷「むしろ助けを求めてるような…」
おらふくんとMENにそう言われ、アイアンゴーレムの方を見ると、MENの言った通り、助けてくれと言わんばかりに此方を見つめている。
その瞳に怒りは映っていない。
怒っていないことに安堵しつつ、ゴーレムの行動を観察する。
アイアンゴーレムは、くるりと振り返り、2マスほど進むとまた此方を見つめる。
🦍「着いてきてほしいってことかな?」
🐷「どうします?」
⛄「着いて行きましょうよ!困ってるなら助けてあげたいです。」
まぁ、ぶつかったお詫びとして行くならいいかもしれない。
🍆「俺も、着いて行く。」
🦍「じゃあ行こっか。」
そうして俺達は、このアイアンゴーレムに着いて行くことにした。
🐷「そういえばこのゴーレム、ヒビ入ってるっすね。」
⛄「ほんまや…なんかあったんかな?」
確かに、ゴーレムにはヒビが入っていた。
それでも1、2回程、修復されているようだった。きっと村人が治そうとしていたのだろう。鍛冶屋の鉄が少なかったのはそのせいだろうか。治しきれてないということは、相当な傷だったのだろう。
とりあえず、持っていた鉄で治してあげた。ありがとう、と言われた気がした。
でも、普通のモンスターと戦うだけなら、あんなことにはならないはず。
では、一体何故?
これも、アイアンゴーレムが行く先に答えがあるのだろうか。
とにかく、今はこのゴーレムに着いて行くしかない。
ーーーーーーーーーーーーーー
🍌視点
🍌「グッ……..ケホッ….ゥ…」
痛い。
また殴られる。
避けられないこともないが、そうするとレイくんを危険に晒してしまう為出来ない。
ここは前哨基地。前は村にいたのだが、襲撃された際、ピリジャーに捕まり、ここへ連れてこられた。毎日のように殴られて、正直もう限界だが、レイくんのためにも、俺が頑張らなくちゃ行けない。
俺の家族は皆、アイアンゴーレムなのだが、何故か俺だけ人の形をして生まれてきた。
他のアイアンゴーレムより小さく、非力な俺でも、母さんも父さんもおにぃも、ちゃんと愛してくれた。
母さんは、村人意外の人間が使う言葉も教えてくれた。これは”にほんご”と言うらしい。他にも、”えいご”とかがあるらしい。
🌸「私達には難しいけどね、使えると便利なの。」
おにぃは
⚪「俺には難しいや。」
と言っていた。
父さんは戦い方を教えてくれた。非力な俺でも勝てる、武器を使った戦い方。敵の攻撃の避け方やどこに向かって攻撃してくるか見極める方法。遠距離武器を使う敵の倒し方などを教えてくれた。
🌹「そうそう、いい感じだよ。お前は素早く動けるから、きっと強くなれるよ。」
この言葉、嬉しかったなぁ。こんな俺でも、強くなれるかもって思えたんだ。
おにぃは俺を守ってくれた。敵に襲われそうになったとき、1番早く助けてくれた。そして、
⚪「急がなくて大丈夫だよ。努力すれば、必ず強くなれる。」
と言ってくれた。おにぃがいたから、安心して戦えた。
村人達はみんな優しかった。俺が普通じゃないからと言って除け者にする人は、誰一人いなかった。みんな普通に接してくれた。
前の村は小さな村だったが、とても豊かで、平和で、村人達もみんな優しくしてくれるような、幸せな場所だった。
だが、さっきも言った通り、あの村は襲撃されてしまったのだ。村人達はおにぃのおかげで安全なところへ避難出来た為、みんな無事だった。
母さんと父さんと俺が戦っていたのだが、あまりにも量が多くて、3人では倒しきれなかった。おにぃが戦いに戻ってきて、これならもう少し持つ、村人達はもう居ないから、隙を見て俺達も逃げようと思ったとき、1番強くて大きい父さんがラヴェジャーに殺された。
🍌「父さん!!」
父さんの大きくて、頼れる背中がぐらりと前に傾き、白い霧になって消えていくのが見えて、急いで駆け寄った。
🍌「父さん!!」
もう一度叫んでも、そこには鉄インゴットとポピーが落ちているだけ。声が返ってくることはなかった。今まで感じたことないような、大きな悲しみ。その場で立ち尽くしていると、
⚪「おんりー!! 後ろ!!」
おにぃの声が聞こえ、振り返ると、
🍌「 グッ!」
ピリジャーに首を締められた。
薄れゆく意識の中、俺が見たのは、俺よりずっと大きくて、力のある腕を必死に此方へ伸ばすおにぃと、エヴォーカーと相討ちで殺された母の姿。それは、父さんを殺され、ボロボロになった俺の心に追い討ちをかけるように、深い傷を作った。
なんで優しい人ばかり損するんだろう。
🍌「お…にぃ…母…さんが…」
途切れ途切れの言葉でも伝わったらしく、おにぃは一瞬、母さんがいた方を見るがそれでも俺を助けようと戦ってくれた。
おにぃも、父さんと母さんを失って、悲しくてどうしようもないはずなのに、俺の為に我慢してくれている。出来れば俺も手伝いたかった。
だが、おにぃ達と違って、人の体を持つ俺は呼吸をしなければならない。首を締められて呼吸をすることが出来なくなったことで、酸欠になり、そのまま意識は暗闇へと落ちていった。
気付いた時には、俺は前哨基地の牢屋に閉じ込められていた。だからおにぃがどうなったかが分からず不安だった。でも、俺がここにいるってことはもしかして…
そんなこと、考えたくもなかった。
とにかくここを出ようと辺りを見まわすと、綺麗な水色の何かが動いていた。
近ずいて見ると、生き物だとわかった。司書さんに借りた本で見たことがあった。
アレイという妖精の類らしい。怖がっているみたいなので、優しく話しかけてみた。それが、レイくんとの出会いだった。
まず、レイくんについて聞いた。アレイの中でも1番頭がいいらしい。食べ物の好き嫌いはない。虫とお化けが苦手。
俺にそっくり。
仲良くなりたくて、俺は持っていたポピーをレイくんにあげた。気に入ってくれたみたいで、ものすごく喜んでくれた。
レイくんとはすぐに仲良くなり、牢屋の中でも関係なく、楽しくおしゃべりしていた。
🍌「レイくんはいつからここに?」
🔷「ん〜と、結構最近かな?」
🍌「そうなんだ。俺は昨日から。」
🔷「そうなんだ。」
🔷「そういえば、僕が居たところに面白いものがあって〜」
🍌「えっ!なになに〜」
幸せな時間。でも、家族を失った悲しみと、これからのことに対する不安は消えなかった。
⬛「おい、出てこい。」
と、突然ピリジャーに言われた。攻撃しようと思ったが、武器がない。俺は力がないから素手では勝てない。レイくんが心配していたが、行くしかなかった。
仕方なく着いて行くと、そこには沢山のピリジャーやエヴォーカーがいた。
⬛「てめぇのにぃちゃん仕留め損ねてイライラしてんだよ。村人は1人もいなかったしよぉ。」
⬛「代わりにてめぇが責任とれ!」
責任をとれと言われてもどうすればいいか分からず、そのままピリジャー達に問いかけた。
🍌「責任って…どうすれば…」
思ったように声が出なかった。きっと怖かったのだろう。
⬛「チッ」
⬛「こうすんだよッ!」
🍌「い”ッッ!」
その次の瞬間、ものすごい力で溝尾を殴られた。その衝撃に耐えられず、俺はその場に座り込んだ。
だが、休む暇もなく、複数のピリジャーに殴られ続けた。とても辛く、苦しい時間だった。だが、俺は聞き逃さなかったピリジャーの言葉に、希望を見出す。仕留め損ねた、ということは、おにぃは生きている。村人達も見つからなかったみたいだ。
まぁ、こんなことを思っても状況は変わらなかったが。
しばらくして、エヴォーカーが喋り出す。
✳️「その辺にしておけ。そいつは貴重な存在だ。今後の研究に役立つかもしれないない。決して殺すな。」
この時は、研究とは何か分からなかったが、危険であることは間違いないと思った。
⬛「チッ わかってるよ。おい、もういい。戻れ。」
ピリジャーにそう言われ、フラつきつつも牢屋に戻る。
⬛「お前、逃げたり逆らったりしたら、あのアレイの命はないと思え。それに、あいつの他にもアレイはいる。そいつらも殴り殺してやるからな!」
🍌「ぇッ…分かり…ました…」
この時俺は思った。絶対に逆らってはいけないと。
その次の日から、俺は毎日殴られた。それに加え、エヴォーカーの作った毒薬の実験体にもされた。
🍌「ウッ….. グッ…….ハッ….」
✳️「なるほど。これも使えるな。」
こんなに辛い日々でも、正気を保っていられたのは、レイくんのおかげかな。
牢屋に戻れば、俺を心配してくれるレイくん。楽しいお話を聞かせてくれた。親を殺された果てしない悲しみと、激しい怒りと、辛い毎日に壊れかけていた俺は、レイくんの存在に何度も救われた。
絶対に、レイくんだけは守ってみせる。
そして、今日もまた殴られる。もう慣れてしまった。
だが、今日はいつもと違った。
また殴られて、毒を打ち込まれて終わりだと思ってたのに、目の前には斧を持ったピリジャーがいる。
⬛「そろそろ慣れて来たかと思ってな。苦しんでもらわなきゃ意味がねぇんだよ。それに、もうやりたいことはやったから、死んでも別に困んねぇし。一応生かしておくか、くらいでしかねぇよ。」
鉄の斧がキラリと光る。
足が動かない。避けなきゃ。いや、避けたらレイくんが….
殺されることはないと思う。だが、殺される以外のことはしてくる。
あの斧で斬られても、俺は痛みに耐えられるだろうか。
襲撃のときでも、斧や剣で斬られたりすることはなかった。
母さんが守ってくれたから。
今は自分で自分を守らなければならない。でも、逆らったり、ピリジャー達の機嫌を損ねさせたりしたら、レイくんが殺られる。それだけは絶対に嫌だ。
ならば…耐えるしかない。
⬛「オラァ!」
🍌「い”ッッ!」
右肩から斜めに斬られた。今まで感じたことのない程の激痛。気を抜くと意識を失いそうだ。
視界には、真っ赤な血。
ああ、やっぱり俺は、おにぃ達みたいな、立派なアイアンゴーレムにはなれないんだな…
弱くて、脆くて、何も出来ない。
村人さん達と違って、人間でもない。
俺の血は、人間とは違うもの。明るすぎると思うくらいの、鮮やかな赤。
まるでポピーみたい。
俺は、普通じゃない。
それでも受け入れてくれた、あの村が恋しい。
もう、戻れないのかな…
ーーーーーーーーーーーーーー
🍆視点
アイアンゴーレムに案内されて、着いた場所は前哨基地。
周りの牢屋には、沢山のアレイが閉じ込められていた。
⛄「うわぁ…」
🐷「酷いっすね…」
確かに、これは酷い。アレイ達の中には、傷だらけの者もいた。
🍆「あれ?あのアレイだけポピー持ってる。」
一匹だけ、ポピーを大事そうに抱えているアレイがいた。
🦍「ほんとだ。」
⛄「てか、早く助けてあげましょうよ。」
🐷「そうっすね。」
捕えられているアレイ達を助けようと、牢屋に近ずいたその時、
🍆「うわッ!!」
弓矢が空気を裂く音がした。耳の近くで。恐らく顔スレスレのところに飛んできたのだろう。
矢が飛んできた方を見ると、クロスボウを構えた沢山のピリジャーがいた。
🦍「あれ倒さないと近ずけないですね。」
⛄「そうやね。みんな武器持ってる?」
🐷「持ってる。剣と盾とTNT。」
TNT持ってんのか…じゃなくて、えっと…剣、斧、盾、弓、矢…
🍆「うん!バッチリよ。」
🦍「僕も大丈夫。アイアンゴーレムもいるし。よし、行こう。」
🦍「ご武運を!」
🍆🐷⛄「ご武運を!」
それを合図にそれぞれ攻撃を仕掛ける。
弓矢を盾で防いで、構えてる隙に剣で倒す。でも、さらにエヴォーカーとかが出てきた。
なんでエヴォーカーが前哨基地にいんだよ。しかも、魔法に加えて毒も使ってくるし。
この前哨基地、変わってんな。
⛄「うわ、中からめっちゃピリジャー来た!」
🐷「もう全部殺りましょう!」
🦍「OK。僕、中入ってくる。」
流石に1人は危ない。いつもなら他の人に任せるが、今回は違う。
🍆「俺も行く。」
🐷「えっ?ぼんさんが?!」
🦍「珍しっ」
🍆「いや…なんかね、嫌な予感すんの。」
なんか…凄くこう、心がザワザワするって言うかなんというか…
とにかく嫌な予感がする。
🍆「それに、あのアイアンゴーレム、もう中で戦ってる。」
⛄「ホンマやん!」
あんなに怒ったゴーレム見たことない。絶対なにか理由があるはず。
🦍「とにかく中行こう、ぼんさん!」
🍆「うん。」
ドズルさんと一緒に前哨基地の中へ行く。
アイアンゴーレムの打撃音が響く中、別の誰かの声が聞こえた。
🦍「上だ。」
🍆「なんか声聞こえない?」
🦍「確かに…男の子ですかね?」
🍆「上行くか。」
🦍「はい。」
そして階段を登るとそこには、ピリジャーに攻撃するアイアンゴーレムと…
男の子。
敵を倒し終わったアイアンゴーレムが男の子と話してる。
すると突然、男の子の体が後ろに傾いた。
🍆「おっ、と。」
その体を後ろから支える。
その時見えた、男の子の眼が、紅くて、綺麗だと思った。
ーーーーーーーーーーーーーー
🍌視点
あれ、幻覚かな…
おにぃがピリジャーと戦っている。でもおにぃがここにいるなんてありえない。きっと幻だ…
あ、敵が居なくなってる。ついに俺の中でピリジャーの存在を消したか。
ほんとはいるのに辛すぎて…
⚪「おんりー!大丈夫!?」
ほら幻聴まで…
⚪「おんりー!俺だよ!わかる!?」
おにぃの手が体に触れる…
あれ?幻覚じゃ、ない?
🍌「お..にぃ…?」
声を振り絞って聞いてみる。
⚪「そうだよ!」
現実?
もう辛い思いしなくていいの?
レイくんや他のアレイ達も助かるの?
⚪「もう、大丈夫だからね…」
🍌「よかっ…た…」
安心して体の力が抜ける。
🍌「あっ」
🍆「おっ、と」
後ろに倒れた体を、誰かが支えてくれた。サングラスをかけた人。
🦍「君!その怪我!どうしたの!?」
にほんご…村人以外の人間?
えっと、
🍌「ピリジャーにやられて…」
🦍「手当てするから、ちょっと待ってね。」
母さん、にほんご教えてくれてありがとう。
🍌「ありがとうございます。」
🦍「これくらいいいよ!」
その人は、俺の傷を丁寧に手当てしてくれた。
🍌「本当にありがとうございました。」
🦍「全然全然!」
🦍「僕はドズル!」
🍆「俺はぼんじゅうる。ぼんさんって読んでくれ!」
ドズルさんと、ぼんさん。この人たち、いい人だな…
🍌「あ、ぼんさんも、さっきはありがとうございました。」
🍆「これくらいとーぜんよ!」
ほんとに優しい人達だな…
この人たちみたいになりたい。
⚪「この人、俺の体治してくれたんだ。」
🍌「そうなの!?」
わあ、もう、なんてお礼をしたらいいか…
🍌「あ!レイくんは!?」
🍆「レイくん?」
🍌「はい。アレイの…」
⛄「2人とも〜アレイ救出しましたよ!」
🐷「なんかポピー持った子だけ着いてきました。日本語話せますよこのアレイ。」
🍆「え!凄!」
レイくんだ!無事でよかった。
🍌「レイくん!」
🔷「おんりー!」
レイくんが抱きついてきた。ほんとによかった。
張り詰めていた何かがなくなったような気がする。
🍌「レイくん、その人たちは?」
🔷「おらふさんとMENさん!僕のこと助けてくれたの!」
おらふさんとMENさん。ドズルさん達の仲間かな?
⛄「こんちゃっちゃ。おらふくんです!おらふくんって呼んでください。」
🐷「おおはらMENです。気軽にMENって呼んでくれ!」
おらふくんとMEN。フレンドリーな人達だ。
俺の自己紹介がまだだったなと思い、頭の中でにほんごの文章を組み立てる。
🍌「えっと、おんりーです。一応、アイアンゴーレムです。」
🍆「え!アイアンゴーレム!?」
🍌「あ、はい…」
やっぱりおかしいよね、人型のアイアンゴーレムなんて…
⛄「凄い!人にそっくりやん!」
🐷「確かに、アイアンゴーレムの色してる。」
🍆「ね!髪は白銀だし、眼は綺麗な紅だし!」
綺麗…?
ずっと、この紅の眼が嫌だなあと思っていた。髪は染めれるから、人間らしくなれるかもしれないと思ったけど、眼の色は変えられないから。
昔、この紅い眼のせいで、子供を泣かせてしまったことがあったから、嫌いだった。
でも、褒めて貰えて、嬉しい。
🦍「これから、僕ら拠点戻るけど、おんりー達もくる?というか、僕らの、ドズル社の仲間になって欲しいんだけど…」
🔷「僕仲間になる!」
🍌「いいんですか?」
🦍「うん!むしろ大歓迎!」
🍌「よろしくお願いします!」
ドズル社…きっと楽しいだろうな。これからのことを考えただけで心が踊る。
🍌「おにぃ!俺、この人たちの仲間になる!」
⚪「そうなんだ!楽しんでおいで!」
🍌「おにぃは?」
⚪「俺はにほんご話せないし、あの村を守らないとだから。」
おにぃは強いから、あの村の人達は安心して暮らせるんだろうな。
⚪「おんりーも、村に遊びに来てよ!」
🍌「うん!」
そして俺はにほんごで今話したことをドズルさんに伝えた。
🦍「わかった!じゃあ行こっか。」
🔷「うん!」
🍌「はい!」
俺は絶対強くなって、”仲間”を守るんだ。ドズル社のアイアンゴーレムとして。
今度こそ、絶対に守るんだ。
ーーーーーーーーーーーーーー
ここまで読んでいただきありがとうございました!
めっちゃ長くなっちゃいましたが多分短編でしょう!8000文字超えてしまったのに読んでくださり本当にありがとうございます!
只今(2023/04/30 01:34:)夜中です。おやすみなさい。
( ≧∇≦)ノでした。
コメント
2件
感動系好きっすよ!途中泣きそうでした💦涙もろいだけかな?おんりーチャンのゴーレム話のストーリーもうまいですね!最後まで読ませていただきました!よかったです!