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返上許可証に判子を押した終わったハルヒは次にやることを始めた
ハルヒ
「次の七席に誰を座らせるか、、」
そう自身の次の七番の指名だ
七不思議の仕事は大変で権力、力全てがある
そのため慎重に次の七席を決めなければならない
しかし、ハルヒは誰にするかを決めていた
ハルヒ
「陸を次の七不思議、七席にする」
そう陸だ、陸は長い年月ハルヒ達と共に暮らし、七不思議の仕事を間近で見てきた
陸ならば七不思議の力を権力をむやびに使わない
だが、問題がある
ハルヒ
「陸は絶対にそれを拒む、、七不思議になりたくないって、、」
七不思議の椅子の拒絶
陸は七不思議の椅子に絶対座りたくないと言うだろう、自分には出来ない、自分がした方が良いと説得するに違いない
ハルヒ
「けど、、陸しか居ない」
ハルヒはそう言うと次の自分の七席の指名書を書き始めた
七席の次期指名書
自分、藤岡ハルヒの後よ七席は陸と指名する
七不思議の権力、力を移行し、席番を与える事とする
七席、藤岡ハルヒ
と指名書を書いたハルヒは机にそれを置き、環達から借りた判子、返上許可証を置く
そして、服もラフなパーカーに短パン、髪も長くし、コンタクトを取り眼鏡にする
ハルヒ
「これで、、オッケーかな、、」
全ての支度を終えたハルヒはそう言うと最後に紫杖代を閉じ込めていたビンに掛けある布を触り言った
ハルヒ
「さようなら、、元気でね、、」
と最後のお別れの言葉を告げてハルヒは自分の境界から、、桜蘭を出て行った
桜蘭から出て行ったハルヒが向かった場所は妖怪、怪異達が使う駅だった
この駅は自分が行きたい場所に行けるのでちょうど良いのだ
ハルヒ
「どこに行こうかな、、遠い所に行こうかな、、」
とハルヒは思い遠い場所にある駅のチケットを買って電車に乗った
電車に乗って数分すると電車は動き出した
ゆっくりと早く
ガタンゴトンガタンコドン、ガタンゴトンガタンコドン
と電車の音を聞くハルヒは改めて消えていくのだと思った、この電車の速さのように
電車の音を聞いていたハルヒはその音を聞くように静かに目を閉じた
目を閉じると環達との思い出が脳内に出てくる
ハルヒ
(ごめんなさい、、こんなお別れ方をしてしまって、、ごめんなさい、、、)
ハルヒは一人そう心の中で謝っていると電車が自分の買ったチケットの駅で止まった
ハルヒ
「、、降りよう」
電車から降りたハルヒは駅から出て一人、海に向かい浅い所に足を入れて歩く
海の水は冷たく、自分の体温を下げてくれる
ハルヒ
「あはは、、冷たなぁー、、」
一人ハルヒは海の冷たさを感じていると夕陽が海へと沈んで行く
ハルヒ
「そろそろ、、隠れ家作らないと、、」
ハルヒは海から出て少し遠い森で自分の僅かな力で小さな家を作り、中へ入って行った
そして、ハルヒはその家で一人暮らし、、
その時はやって来てしまった
続く