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定期テスト終わったので、こっからもっとがんばるよ~!ついでに最低点は60点でした…

そんな話はおいといて、本編どぞ!



~おらふくんと歩いてるよ~



「…でもさ、少し不思議だな」

小さく呟く。

「?どしたん」

夢と全く同じ場所で、昨日見た夢を思い出した。

この交差点で君は僕を守って死んだ。例え夢の話でも、それはどこか現実味を帯びていて。

「ねえ、やっぱあっちの道からいかない?急ぐ訳じゃないしゆっくりしてこ 」

「え?まあ別にええよ!普段通んない道を行くのも楽しそうやし」

おらふくんは少し不思議がりながらも交差点を避けて一緒に歩いてくれる。

これで事故は起こらない。安心して道を歩いてると、周りから声が消えた。周りを見るとみんな口を開けて



「上」を見ていた。

僕も上を見ると日光に反射して銀色に光る何かが落ちてきていた。


「っあ、、、」


落下してきた鉄柱が君を貫いて地面に突き刺さる。

途端に響く耳をつんざくような悲鳴とどこかから聞こえてくる微かな風鈴の音が頭の中でぐるぐると回る。

猟奇的に広がる赤い滲みはあのときの景色と同じ。頭の中であの光景がフラッシュバックして思わずうずくまる。


そうだ、あれは夢じゃない。何もかも、現実なんだ。

その事実に気づいた瞬間また視界が眩んでいく。


ぼやける視界の中で見えた君の横顔。

自分のみ間違いじゃなければ



笑っているような気がした



眩む陽炎に願いを込めて

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