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シャルロットの話。
シャルロットが白夜の事大嫌いなので、割と酷いことを言っている。
相変わらず彼女は真実が見えていないが、それもまた彼女らしいと言えば…まぁ、そうかもしれない。
信仰する相手は自由だ。強制するつもりはない。
蒼い星、あなたの事をこんなにも信じているのに…あなたは私に、何を求めているのか。あんな男に、早々に贈り物をしてしまって…!本来ならそれは、私に渡されるはずだった、そうでしょう?
じゃなきゃ何だって言うんですか、誰に渡すつもりだったのですか。
「シャルロットさん?どうかしました?」
「あ…クーパー、なんでもないのよ、ちょっと考え事をね」
「そうですか?それならいいんですけど、オーロラさんがお呼びでしたよ。何でもT-03-46の作業を変わってほしいとか…」
「…そうかい」
心底嫌になる。先輩の頼みとはいえ、あんなのの作業なんて…ぼーっと設計チームまで歩く。途中で死ぬほど怖い職員に会ったりしたけど、問題はない。普通にサマーだったから…あんな化け物みたいな顔した職員が存在していいのか?と思う。お姉さんのメイドさんが可哀想だよ…そうでもないか?
「…オーロラ先輩」
「あっ、あぁぁっ!シャルロットちゃん!ご、ご、ごめんね?ねっ?あの、えっと、あのね?」
「話は聞いてます、もう話しかけないでください」
「ご、ごめんね…」
非常に不快な気分になったので、あとで福祉チームに寄ってナディアに星の音を見させてもらおうかな。
なんだ、あの白くて浮かんでいる幻想体は。反吐が出る。なんで私が第二使徒なんだろう、気持ち悪い…。同期と話をしていて、この嫌悪感に同意してくれるのはナラエしかいない。
皆おかしいのだ、どうかしている。とはいえ、ナラエさえも星になることについては肯定してくれなかった。いや、まぁ、いいのだ。結局は全員星になるんだから。
2週目の職員さんです、おやすみ。