コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
( 2つ目の意味不明作品が出来上がってしまった (
( タイトルも意味わからん((
明るく 、 陽気な 音楽が 店内に 鳴り響いた 。
聞いていて 気持ちのいい リズムに 豪華な衣装 。
葡萄牙は 、 西班牙に 誘われ フラメンコを 見に来た 。
本当は 興味はこれっぽっちも 無かったが 、 西班牙が 踊る 、 と聞いて わざ ゞ やってきたのだ 。
「 …… 、 あ … 」
お洒落な 服を 身にまとった 西班牙が 、 女性と 一緒に 踊っているのが 見えた 。
… 一緒に 、 ではなく 息を揃えて 踊っている 、 のほうが 正しい言い方 なのだろう 。 が 、 葡萄牙には どうしても そう 見えてしまった 。
「 … 俺も あんなか はいりたい 。 一緒に … 踊ってみたい 」
ぼそりと 呟く 。
西班牙に こっちを 見てほしい 。
そんな 期待の眼差しを 彼に 向ける 。 が 、 勿論 目は合わなかった 。
彼だって 今 、 一生懸命 踊っている 。
そんなことは 分かっている 。 が 、 やはり 此方を 向いてほしかった 。
ウィンク してほしい 。 なんなら 投げキッスして もらいたい 。
絶対 、 かっこいいんだろうな … 。
頬杖をついて 彼を 眺めた 。
今日は 気になっている 彼が 見に来てくれている 。
なんとか 彼に 近付きたくて 。
彼に かっこいい姿を 見せたくて 。
そうして 思い付いたのが 自身が得意な フラメンコを 披露することだった 。
隣の 人と息を 合わせて踊った 。
もしも 相手が 葡萄牙だったら 、 どんなに よかっただろう 。
西班牙は ふと 葡萄牙を 横目で ちらり 、 と 見た 。
遠く だから 表情までは 見えなかったが 、 頬杖を ついていたのは 見えた 。
なんだか つまらなさそうだな 。
踊っているのにも関わらず 思わず 溜息をつきそうになった 。
絶対 つまらない 、 なんて 思っているに違いない 。
一気に 気分が沈んだ 。
だが 舞台に出ている 最中で こんなつまらなさそうな顔をしてしまえば 、 葡萄牙は 自分に 幻滅してしまうだろう 。
無心で 表情を つくり 踊った 。
「 西班牙 、 お疲れ様 っ ! めっちゃ かっこよかったよ ~ っ 」
葡萄牙は 舞台から 出てきた 西班牙 の せなかを ぱし ゞ と 叩いた 。
西班牙は 思わず 抱きついて 甘えたくなる衝動を 抑え 、 にっこりと 微笑んだ 。
「 ありがとな ! … でも 満足いくような パフォーマンスは 出来なかった 。 」
西班牙が なんだか いつもより元気がないように見える 。
「 … あー …… だ 、 大丈夫 だよ ! 俺は 君の 踊り 、 好きだったけどなあ 。 」
なんて 励ませば 、 西班牙が くるり 、 と 此方を 振り返って 言った 。
「 … つまんなそーに 頬杖ついて 見てたけどな 。 」
自虐的に 笑った 。
「 … ! ちが 、 それは 、 その ~ … 」
” みとれていたから ” なんて 言えるわけもなく 、 黙り込む 。
「 図星か ? なら もうちょっと うまく誤魔化してもらいたいもんだな 。 」
西班牙は そう へら ゞ と 笑った 。
笑っているが 本当は 傷ついているだろう 、 絶対に 。
「 違う 、 違うんだってば ~ … っ 」
弁解しようとするも 、 言葉が うまく 出てこない 。
「 ほんと わかりやすいよな 。 大丈夫だ 、 俺も 直すべき点が 見つかったしな 」
にこ 、 と 微笑んで 頭を わしゃ ゞ 撫でた 。
「 … !? 」
思わず 顔を 背ける 。 西班牙は そんな 葡萄牙を 見て にや ゞ した 。
「 … なあ 、 次の 舞台も 見に来てくれるだろ ? 」
顔を覗き込まれ 、 少し 頬を赤らめながら 葡萄牙は 答えた 。
「 … 、 行くに 決まってるじゃん ? 」
勿論 、 かっこいい 君を見に行くために 。