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第13話

381

2022年08月05日

お久しぶりですm(*_ _)m主です!初めてなノベル書いてみました✨ぜひ読んでください!

#ファンタジー#花咲病#奇病
かなで

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第13話


久しぶりに呼ばれた誰もいない部屋。そこにはあいつがいて、俺は足がすくみそうになった。でも俺はこれを解決しないと意味が無い。そう覚悟を決めてきた。メンバーには病気のことは言ったものの、マネからのいじめに関してはなんにも言っていない。これにかんしては俺一人の問題だから。

「死にかけの陰キャくん。いつまで俺の玩具でいてくれるの?笑」

「もう、俺は陰キャじゃないし、お前にいじめられる意味もない。それに俺には守ってくれる人が出来た。頼ることだってできるし、今すぐお前が今まで俺にしてきたことを言える。俺はもうお前のおもちゃなんかじゃない!」今まで溜まっていたことを全て吐き出した。すると、

「あっそ。てか、昨日は座ってたのに今日はなんで立ってんの?」彼は何故かこの質問をしてきた。

「調子がいいだけ。すぐに動けなくなる。もう、俺行くから」俺ははっきりと言い部屋から出ようとしたが、あいつに腕を掴まれた。

「ッ!?離せよ!」あいつはニヤニヤしている。気持ち悪い。

「すぐに動けなくなる方が好都合だし、このまま閉じ込めてやる。お前が動けなくなったら、お前のこと犯してやるから。笑」

血の気が引いた。恐れていたことが現実に起ころうとしている。俺は昔こいつらにいじめられた時、無理やりヤられた経験がある。だからこそ、逃げなきゃ行けないと思い、力を振り絞ってこいつの腕を振り払おうとしたが、飛んできたのはやつの蹴り。

「ウグッ…!」腹に蹴りが当たって痛いし、気持ち悪い。「ゲホッ…ゴホッ…ゴホッ」再び立ち上がろうとしたが、足に力が入らない。これが恐怖のせいなのか、それとも病気のせいなのかよく分からない。

「やっと動けなくなってくれた?それじゃ初めよっか笑」

「嫌だッ!離せッ!助けてッ…!めめぇッ!」

手にも力が入らなくなったせいで、電話もかけれない。この絶望的状況で俺ができるのは叫ぶことだった。ひたすらに叫んでいたら、やつにガムテープで、口を塞がれ、手を固定された。恐怖で泣くことしか出来ない俺は涙を流し続けていた。

やつは俺の上半身の服を脱がせるとこう言った

「これ、ほんとに生えてんなら引っこ抜いたらどうなんだろうね笑」

病気になりたての時はまだ抜けたりはした。でも今は根っこが生えた感じがあって花を抜こうとすると皮膚がえぐれるような痛みが発生する。それが嫌で泣きながら首を横に振ったが、やつは俺の脇腹近くにあった花を思いっきり引っこ抜いた。

「○‪‪‪‪✕‬&☆%#&☆○◽︎ッ〜!!」

口が塞がれてるのに加え、えげつない痛みが押し寄せた俺は言葉にならない悲鳴…いや、絶叫をあげた。

やつの手には血で染った花が1輪。俺の脇腹を見れば、えぐれたような傷が…傷は浅いものの血が止まらない。それを見ているやつは、狂ったような笑い声をあげていた。そして…

「もう一本抜いてやるよwww」こんなことを言い出した。溢れだす涙は恐怖と痛みで止まらない。そんなときにもう1回あの痛みを経験するってなったら俺は気絶するだろう。なんて思った。

『めめッ…助けて…』

バンッ!!!!

「佐久間くんッ!」

「チッ…邪魔が入ったし逃げるか…」やつは逃げ去ろうとしたが、 めめの後を追ってきたであろう他メンバーに抑えられた。

「佐久間くん!しっかり!」大好きな人の顔を見て、大好きな人の声を聞いて安心した俺はさらに涙が溢れ出た。めめは俺の拘束を取ってくれた。

「めめぇ…グスッ…痛いよぉ…グスッ…」俺はめめに抱きついた。とにかく人の温もりを感じたかった。

阿部ちゃんとラウが救急箱を持ってきてくれて、とりあえずそれで止血してもらって、誰かが呼んだであろう警察からの事情聴取を受けた。

めめは事情聴取の間も俺のそばに居て、俺の手を握ってくれていた。多分俺の体が震えていたから。

そして、いじめられていたことがみんなに知れ渡ったため、俺は改めて自分が今まで何をされていたかみんなに伝えた。

あいつには殴られたり蹴られたりしていたこと。痣ができて、その痛みでパフォーマンスが乱れたこと。メンバーに手を出されたくなかったから自分が身代わりになったこと。

この話をしたせいで俺はまたみんなを泣かせてしまった。もっと早く頼っておけばみんなを泣かせずに済んだのかな…?

でも変わったとことがひとつ。

俺の周りにはいつも誰かしらがいること。

みんなが俺を守ってくれようとしてくれてるんだって感じる。そして、めめは一段と過保護になった。だから俺はその優しさに漬け込み、甘えるようになった。かずすくないめめとの幸せな日々を後悔のないように暮らすために、呼び方をかえ、デートも重ねた。

クリスマスにはお互いにプレゼント交換もした。月日が流れていくうちに、体を重ねる回数も増えていった。その時間は俺が病気であることを忘れさせれくれる。でも、幸せな日々が増えると同時に自分の体に限界が近づいてきた。

俺の余命もあと少し。俺の体をみんな色の花が埋め尽くすまであと…〇〇日


続く

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