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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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8月2日


『………💢』


迅「なんでそんな怒ってんのさ」


『理由分かんないの?』


迅「いや〜なんでなんだろ〜」


『未来視あるでしょ!……ホントに昨日急に電話よこしてきたら何?デートしようとかふざけるのも大概にして』


迅「ごめんって〜」


『絶対思ってないでしょ』





〜昨日〜


『迅から電話……』


三輪「迅だと………?」


『………ちょっと出てくるわ』





『……迅、一体何の用?』


迅「明日って防衛任務ないよね?」


『?えぇ、明日は何も……』


迅「じゃあ俺とデートしてよ」


『………はぁ?』






〜NOW〜


『秀次の目がすっごい怖かったのよ』


迅「秀次といるの知らなくて〜」


『嘘を言うな』


迅「まぁまぁ、とりあえず行こうよ」


『え、どこによ?』


迅「え?朝山の服を買いに行くんだよ」


『………はぁ!?』













迅「お、このワンピースとかいいんじゃない?」


『え”っ……こんなフリフリなの似合わないって。あと着たくない』


迅「え〜あ、これとこれいいんじゃない?」



『ミニスカ………まぁ夏暑いしありかも 』


迅「じゃあ買うか」


『え?アンタ正気?これ何万すると思ってるの?』


迅「実力派エリートは給料がっぽがぽだからな」


『無職だけどね』


迅「………細かいことはいいじゃん」



そう言い洋服をカードで購入していった



迅「はい」


『本当にくれるの?』


迅「?うん。だってそのために買ったんだから」


『……なんで、』


迅「あ!だったらアクセサリーも買わないとね。ほら次あっち行こ!」


『え”っ………』







『……今日だけでいくら使ったんだろう』


結局、買ったのは


ブラウス

Tシャツ×2

ミニスカ

ワンピース

イアリング、イアーカフ

ヘアアクセ


となった


迅「いいじゃん、全部俺の金だし」


『アンタの金だから問題よ!………なんで急にそんなことしたわけ?』


迅「ん?……なんとなくかな〜」


『はぐらかさないで。一昨日からずっと考えてるのよ。私の死について』


迅「………」


『今日のこともなにか考えてるの?』


迅「ん〜ただ単に朝山はずっと俺が言ったこと考えてるだろうな〜って思って気をそらせようをしたんだよ」


『なに……それ、』


迅「そもそも死ぬことを言うのは、俺だけじゃなくて周りも含めてそれだけじゃ回避できないんだよ。でも気にするだろうなって。」


『………』


迅「頑張ってお父さん説得して夏休み満喫しようとしたのも知ってるし」


『え、な、んで……まさかまた勝手に人のとこ……!』


迅「いや悪意あってのぞいたんじゃないから……いたたたたっ…」


そうだ、コイツはそういうやつだった


頑張って夏期講習とか予備校行かされないように説得したのを見られてたなんて……


迅「とにかくさ、夏休み自由に過ごそうとしてたっぽいし俺からの些細なプレゼントってことで」


『……あっそ』


そこまで見透かされてたなんて……


じゃあもしかしたら”あの事”も………


『っ………!』


迅「……今日の夜もヒマでしょ?支部でご馳走するよ」


『………うん』















〜玉狛支部〜


迅「ただいま〜」


『……お邪魔します』


烏丸「迅さんお帰りなさい。……あ、朝山先輩もこんばんわ」


『昨日ぶりだねとりまる』


迅「今日朝山泊まってくから。レイジさんには夜ご飯も1人増えるって伝えてるよ」


烏丸「なるほど。では立ち話もなんですし、早く入りましょう」






木崎「お、迅帰ってきたか。朝山も久しぶりだな」


『レイジさんお邪魔してます。……あ、あの、またスナイパーの稽古つけてください』


木崎「おう、いいぞ。そしたら防衛任務の予定送ってくれ。日付確認しておく」


『……!ありがとうございます!』


迅「あれ、小南と宇佐美は?」


木崎「小南は宇佐美と一緒に地下にいるぞ」


迅「そっか、ありがと」


『………そういえば玉狛にも地下あるんだった。意外とハイスペ?』


迅「意外とは余計な」


『はいはいごめんなさーい』


木崎「京介、そろそろ夕飯出来るから下にいる2人呼んできてくれ」


烏丸「分かりました」






〜数分後〜


ガチャ


小南「レイジさ〜ん、今日のご飯なn………はぁ!?」


宇佐美「え、みなと先輩じゃないですか!」


しばらくしたら扉から2人が出てきた


『小南、宇佐美ちゃん……お邪魔してます』


迅「今日、朝山ここ泊まるから」


小南「はぁ!?なにそれ知らないんだけど!絶対ダメよ!」


『小南、今言われたから知らないに決まってるでしょ』


小南「うるさーい! 」


『小南ってやっぱ面白いね』


小南「バカにしてる!?」


木崎「小南、朝山。そこまでにしとけ」


『はーい』


小南「分かったわよ」


宇佐美「早く食べよ〜」


迅「ほら、みんな席ついて」


各々がいつもの席?と思われるとこに着いたので戸惑ったが、迅が「隣おいでよ」と言ってきたので助かりはした


小南「え〜また野菜炒め?」


席に着いたとたん文句を言い出す小南


やっぱわがままだよね、この子


いいとこでもある……のかな?


木崎「いいだろ、健康的だ」


『……いただきます』


少し震えた手でご飯を口にする


『………!おいしい………久しぶりに食べた、こういうご飯………』


迅「……」


いつもテイクアウトとかカップ麺とかばっか食べてたせいと考えられるが……


『食生活見直さないとな……』


木崎「……?なら玉狛ウチで飯食べるか?」


『……ん?』


木崎「朝山は忙しいだろうから毎日じゃなくていいが、時々食べていくのはどうだろうか?」


宇佐美「おぉ〜!レイジさん天才!」


『い、いいんですか?』


宇佐美「ついでにウチの訓練室使ってくださいよ〜本部だと制限あるけどここはないからなんでも出来ますよ〜」


本当にいいのだろうか……


けど、あんなことになるなら……


『ありがとうございます!』


小南「ちょっと!なんで勝手に決めてるの!」


『………私が来た時は個人戦してあげるよ』


小南「はぁ!?………ま、まぁやってあげてもいいわよ!」


『そう……小南のためにレイガストでも使おうか?手加減してあげるよ』


小南「手加減なんてしなくても私が勝ち越すわよ!」


『それは楽しみだわ』





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