【 五条side 】
五条「何処に居やがる……」
任務場所付近を只今捜索中。
大きな呪力を感じないあたり、
祓ったか、まだ帳が降りていないか____
時透「あれ?五条?」
五条「は?」
駄菓子屋のベンチに座っていたのは
そいつだった。
時透「お前用事は?」
時透「ていうか、汗すごいけど。」
五条「………。」
居た。
なんだこいつ。←
怪我1つしてねぇじゃねぇか。
知ってはいた。
こいつは俺が護らなくても強いってことぐらい。
でも、それでもなお心配してしまうのは、、、いや、やめておこう。
五条「お前任務は?」
時透「早く終わったの!攻撃1つ受けなかったわ!」
五条「へー……その袖は?」
俺がそう言うと「ウグッ」とわかりやすく
動揺するそいつ。
見れば右袖はノースリーブ状態になっていた。
時透「す、スーパークールビズ的な?」
五条「……へー。」
時透「ほ、ほら!今日暑いからね!」
時透「ら、ラムネでも飲む??」
五条「んじゃあ貰うわ」
時透「にしても暑いわねー」
時透「もう夏か。」
五条「まだギリ春じゃね?」
五条「梅雨もまだだし。」
時透「この前散々降ったでしょ。」
五条「お前の大好きな水トアナが言ってたんだ。信じることだな。」
時透「嘘と言って、、水トアナ……」
時透「…でも!夏が近いことに変わりはない!!」
まあ確かに、夏は近いのか。
時透「私、海行きたいなぁ〜」
「去年行かなかったし!」と付け加えるそいつ。
五条(海、かー…)
五条「行くか?7月あたりに」
時透「いいわね!楽しみ〜!!」
拝啓 “ 右腕だけスーパークールビズ ” の君へ
季節はもうすぐ夏。
けれど、俺には青い春がやって来ました。
君と目が合うと、
俺の中で桜が咲く季節です。
コメント
4件
「俺の中で桜が咲く季節」とかエモすぎて、やっぱ宵さんが書く夢小説最高ですねッ!私が書く夢小説と違いすぎて泣けてきます、 宵さんみたいな夢小説が書けるようになりたいですッ!その為に沢山本を読みます!次回もコメント絶対します!頑張ってください!
察しのいい人は気づいたはず!! 目指せさりげな〜くイチャイチャするケンカップル!!