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「そうだ! 良かったら回る? 私と神社! 三周!!」
「姉さん、それは恋人とやんなきゃだめなんだぞ?」
「そうだった! あー、参拝はしたけど、誰かいないかなー」
「まわれば良いじゃん! 二人で」
現れたのは、三上だった。
「三上!」
「?」
三上は、俺たちに近づいてくるとそっと二人の手を重ねさせた。
「仲良しに、なりなよ。私はもうさよならなんだからさ」
「違う! お前は三上じゃない!」
手を振りほどいて、三上じゃないそれをじっと見た。
「双子神だな」