テラーノベル
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総受け…?
事件=修羅場
☀️「いや〜楽しかったね〜!!」
🍶「せやねぇ…って、あれ、参組とちゃいます?」
☀️「あ、ほんとだ…なんで、電柱の後ろなんかに…?」
晴明と凛太郎は、給料が尽きたがために食べ歩きスポットを歩き回り、(匂いで)腹を満たしてきた帰りだった。最近、この事が学園長にバレた。もちろん奇行に走るくらいなら一言言えと言われたが、その側から監督責任で飯綱を代わりに〆ている学園長の言葉には説得力のせ、も、Sすらない。仕方なくバレないように匂いで腹を満たすにはしった。その帰り道に、電柱の影から何やらコソコソしている自分の生徒たち。側から見れば奇行集団である
☀️「さ、ぶっっっっっ…??!!」
🍶「んんんんーーーー!!」
佐野を呼ぼうとした瞬間、晴明は泥に沈められ、凛太郎は半冷凍にされた。泥沼へ引き摺り込まれた時に、コンクリに顎を強打したらしい晴明の呻き声。半分凍らされて口が動かない凛太郎
👀「声出さずにきけ…今、秦中が知らんおっさんと長身の女性と楽しそうに話してる」
☀️🍶「?!」
🎋「割と親密っぽくてな…肩組んだり小突かれてたり…」
☀️「そんな白昼堂々浮気だと?!」
🍶「僕らというものがありながら…!」
🫘「しかも仲良く焼き鳥食ってた。秦中先生の奢りで」
☀️🍶「は?」
🎋「…どうした、お前ら…」
逆恨みである。別に奢ってくれないことはないが、飯綱が代わりに学園長に〆られてから極端に奢ってくれる回数が減った。お菓子は変わらずくれるが、そうじゃない。一緒にわいわい仲良くご飯を食べたい。それを、自分たちも知らない、おっさんと…?しかも、長身の、女ぁ…?確かに恋人ができたことなんてないが、絶対おっさんよりは顔もいいし、絶対あの横の黒髪の女よりは愛嬌がある自信がある。なぜに…秦中は、ああいう女性が好みなのか…?いや。身長で言えば凛太郎は近いし髪色だって…髪は、まああれだが…要はなぜ自分たちではないのかという(クソめんどくさい)考えを晴明と凛太郎は持っている
☀️「あのじじぃ…!祓ってやろうか…!?」
🍶「地中5000mに埋めるのもええかもなぁ…?!」
🎋「…ま、証拠押さえてまずは、」
☀️「本人確認」
👀「ああ。秦中が自分で仲良くしてんなら大問題だ 」
🧤「あ、やべっっっ」
👀「どうした?!」
🐈「こっち見たぞ!!」
👀「あーっっくっそ。ありゃ撒かれたな…」
🍶「何で撒く必要があんのや…!?」
☀️「確かに…!!これは、確定…」
………
👀「よーし、おまえらぁぁ!!全面戦争じゃーーーーー!!!!!」
参組☀️🍶「おおおおおお!!!!!」
この戦争があそこまで大きなことになるとは、この時は誰も知らなかった
🧣「で?何のようだ?」
🐈「こ、この野郎…」
🧤「一方的にボコってきやがった…!」
☀️🍶「チーン_:(´ཀ`」 ∠):」
🧣「で、座敷並びに他の女子。マジで待って。話し合おうぜ?」
翌日。昼休みに晴明と凛太郎で校舎裏へ呼び出し、逃亡防止のために捕まえようとすれば、この通り。男子はもれなくほぼ全員のされ、晴明と凛太郎に至ってはほぼ瀕死である。流石に女子は殴るわけにも行かず触るわけにもいかないだろうと踏んだが、ものの見事に全員かわされた
🎋「クソっ…」
🧣「ま、喧嘩で勝てると思うなってんだよ〜」
⚔️「…」
🧣「…あんまりお前とはこと構えたくないんだけど…」
⚔️「召喚。夷三郎さん」
🧣「は?」
🦐「やぁ。秦中先生。浮気って本当ですか?」
🧣「な〜んであんたまで…」
1番、どうでも良さそうな人なのに…
🧤「キレてーのはこっちだよ!!」
🐈「そーだーそーだ!白昼堂々浮気しやがって!!!!」
🧣「はぁ?…別に、誰といようと俺の勝手だろうが」
🦐「わぁ〜そんなこと言うんですね、秦中先生」
🧣「別に普通に信とも今でも連絡とってるし、…あと、2年の時の浅井とか、佐藤、…あと、」
🍶「何股かけとんのやこのクズ…!!」
🧣「いつから俺はお前と付き合った?」
🍶「生まれた時からや!、」
🧣「いや知らねーよ…」
☀️「そーだ!!僕という存在を置いてそんなのあんまりだ!!」
🧣「晴明に関してはまだ会って一年経ってねえしお前セーラー至上主義だろ」
☀️「セーラーは魂の趣味なの!!…たぶん、前世から面識ある!!!!!」
🧣「…魂の趣味って…」
若干、いやがっつり引く飯綱。飯綱の引く様子を眺める恵比寿。と言うのも、自分もなぜそこまで飯綱が構われるのか気がかりだった。聞いてみれば、いわゆる『罪な男』であるからそう。なぜか納得した記憶がある。まあ、裏で不良を〆ている分敵も多いので、最近は仇討ちに来た不良を闇討ちする倉橋の手助けをしている。勉強を苦手とし、悩みとして『勉強できそう』『真面目そう』といわれ若干、大分悩んでいるメガネ同士通ずるものがあるんだそう
🧣「てかなぁ…そもそも生徒と同僚…だろ。それ以上でもそれ以下でもねーって…」
☀️🍶🦐「は?」
🧣「すいません。ただ、入ってきすぎです。俺にもパーソナルスペースは存在します」
🫘「…つまり、ただの生徒だと」
🐈「死闘を共にした俺らを」
🧣「…その割にお前らも俺の扱い酷いよな?」
🎋「俺らみてえな問題児はいらねえってか」
🧣「いや。そうは言ってなくてだな…」
一つ、また一つと問い詰められていく。同時に、少しずつ飯綱の手に浮き出てくる血管。そろそろ我慢の限界のようだ
🎮「愛着のひとつもねーのかよ」
🧣「…それを表に出すのはどうなんだ」
参組☀️🍶🦐「…!!」
否定しなかった…!でも
🫘「なのに浮気しやがったのかこの野郎!!」
🧣「ブチッッッッッッおらぁ!!上等だかかってこ
🎭「売るなっっ」
🧣「っっっ〜〜ってぇ…!」
☀️「学園長!!!!!」
妖術を使い、今にも第二ラウンドを開始しようとした飯綱を止めにきた学園長。校舎裏とはいえ、校舎が吹き飛ぶ未来が見えた気がした
🎭「まったく…何してるんです…?」
🎋「秦中が白昼堂々浮気したんで問い詰めてただけっす」
🎭「…どーゆーことだ?」
が、事情を聞いた途端クソほどどうでも良くなった。浮気?そんな教育をした覚えはない
🧣「した覚えねえし、浮気相手も…そもそも俺付き合ってもねーっすけど、おたくらと!!!」
🎭「言い訳は聞いてねえんだよ…」
🧣「こんのクソジジィ!」
🎭「あ?」
🧣「あ…」
今なら、こいつの頭をかち割っても文句はあってないようなものだろう。いっそのことかち割って浮気なんざ考えない脳みそでもたかはしに入れてもらうか…
🫘「学園長先生も、浮気現場みる?」
🎭「…ええ…。…」
参組☀️🍶 🦐「?」
🧣「これ…!?が、学園長!!!!!」
🎭「…こいつら呼んでやるよ。多分知り合い。てか多分俺が飯綱に頼んだから」
参組「え?」
🐦⬛「も〜あっちゃんってばぁ〜そんなにアタシのおっぱいもみた
🎭「黙れ」
☀️「た、隊長さん?!」
👺「…」
学園長に呼び出されたのは、オネエ蘭丸と、メガネを外した副隊長梵丸だった
🫘「あー!!!!!」
🐈「でたなこのキモロン毛親父め!!」
👺「💢…おじさんが優しいうちに名乗りだたら1発で終わらせるけど…?」
🐈「安心できるわけねーだろ!!キモロン毛親父め!」
👺「ちょうどいいや。今月どっかのクソ野郎もせいで生活費がそこついてさぁ…」
🐈「ひぃぃぃぃぃぃぃ😱😱😱😱😱!!」
🧣「すもません…」
👺「で、なんで俺ら呼ばれたの?」
🎭「浮気されたかと思って」
👺「?」
🐦⬛「あらぁ…」
オネエキャラを通す蘭丸。をみて顔面蒼白でなぜか飯綱の隣に立つ梵丸
🍶「てか、なんでしれっと飯綱くんの横いはりますの」
👺「アレの横に立ちたくねえんだよ」
🍶「…」
👺「お前らも考えてみろ…自分の上司がオネエキャラやって思いっきり女装して。あまつさえ胸パットを押し付けてるとこ。吐き気するだろ」
☀️🍶🧣🦐「…きっっついなぁ…」
4人は、女装してオネエ口調の学園長を想像した。それだけでも寒気がするが、胸パット押し付けているのを見るのは吐き気、不快感、軽蔑、侮蔑。嫌悪に敵意に殺意。あらゆる蔑みのような感情が湧いてきた。その会話を聞いていた参組も、蔑みという感情の箱詰めをくらい、全員顔が死んでいた
🦐「さて、気持ち悪い上司は置いといて…どういうことですか?」
🧣「ん?…学園長〜」
🎭「ああ。そこのコソ泥が私の家からいろいろ盗んでいきまして。でそのコソ泥の引き渡し先が梵丸さんでしてね。飯綱くんに頼んでいたんです。…まさかあそこまで仲良くなるとは思いませんでしたが」
🍶「飯綱くんのコミュ力舐めすぎや」
🎭「…こればっかりは私の読み違いですね」
🧣「ってなわけなんだけどさぁ…?で、何だっけか?」
参組☀️🍶「…サーッッッッッッッ😨😨😨😨😨😨😨😨」
🧣「浮気、だっけか?…仮に俺がお前らのうちの誰かとそう言う関係にあったとして…信じてくんねえんだなぁ…?」
参組☀️🍶「…🫨🫨🫨🫨🫨🫨」
🧣「死に晒せ愚図ども!!!!」
🐦⬛「わぉ…」
👺「…」
🎭「はぁ…しょうがないですねぇ…ブッッッッ」
🐦⬛「あっちゃーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!」
ほぼ音速に等しい速度で飛んできた石によって、学園長の意識は刈り取られた
🐦⬛「あらぁ〜ヤンチャくんなのねぇ…」
👺「…」
オネエキャラをいつまで経ってもやめない自分の上司と、最近仲良くなった妖怪の裏?本性?をみていつか自分の上司が飯綱にぶった斬られる未来を見た気がした梵丸だった
🧣「…え、恵比寿先生…」
🦐「一人勝ちなんて…運いいなぁ🎵」
⚔️「は、ぁ、ハァ、ハァ…」
🦐「優太!」
⚔️「…すみませんでした、信じれなくて…」
🧣「???????」
🦐「ねえ、秦中先生。僕と正式にお付き合いしません?」
⚔️「…夷三郎さんでも譲りませんよ?」
🧣「??????」
オネエと梵丸が帰った直後に始まったこのやりとり。もうなるようになってしまえと思考を放棄した飯綱と、抜け駆けに勘付いた学園長や晴明、凛太郎、参組の秦中争奪戦が始まった
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ぐはっ