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スーホの白い馬
四
殿様は、手に入れた美しい白い馬を自慢したくてたまりませんでした。
ある日、大勢の客の前で白い馬に乗ろうとしましたが、白い馬は殿様を背中に乗せることを拒み、激しく暴れて殿様を地面に振り落としました。
怒った殿様は、家来たちに叫びました。
「あの忌々しい馬を捕まえろ! 逃げるなら、矢で射殺してしまえ!」
白い馬は家来たちの包囲網を突き破り、ひたすらスーホのいる故郷の草原を目指して走り出しました。
後ろから、ヒュッ、ヒュッと容赦なく矢が飛んできます。
白い馬の体には、何本もの鋭い矢が深く突き刺さりましたが、それでも白い馬は走るのをやめませんでした。血を流し、痛みに耐えながら、夜通し走り続けました。
四段落 終わり
コメント
1件
ああ…69話、読み終わりました。 白い馬があそこまでスーホのところに帰りたがってたんだなって思うと、胸がギュッてなった。 矢を何本も受けても走り続ける姿がもう、切なくて、でもすごく強くて。 読みながら「早く、辿り着いて…」って何度も願っちゃいました。 生きて会えますように…としか思えない四段落でした🕊️
霜月リラ@瑠璃ノ月第4夜
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