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「ねね〜!…すいちゃん、 みこと恋愛しない?」

 

なんであたしと?ポルカとかフブさんとか他にも良い人が居るじゃんか…

まぁ、みこちのことが嫌いってわけじゃないし、付き合ってみよっかな。

どうせ悪ノリでしょ?


『ん〜?みこちと付き合うってこと?』


「うん、そだにぇ! 」

『おぉ…あー…これからよろしく…?』

「すいちゃんよろしく! 」 

あれから、4日、5日が過ぎた。

一応付き合ってるんだし

好きとか言った方がいいかな?

今日事務所行くし、言いに行こっと〜!


『あ、ねぇねぇ

みこち〜!』


「ん〜?どしたの?すいちゃん?」


イヤホンを取って私の方を向いてくれた

…なんか良い彼氏?彼女?になりそうだなぁ…


「…?すいちゃん?」


『あ、ごめん

みこち〜…すき…だよ?』


「…!?ありがとうにぇ~!

でも、みこの方が好きだもん!」

  

それは事実で…何も言えない…


『………』


あー!どうしようこの状況…

あ!そうだ!


『あー、そういえばさ?みこちに聞きたかったことがあるんだけど』


「ん〜?どしたの? 」

『なんですいちゃんと付き合ったの?』

「なんでって…すいちゃんを好きになったからだよ?」

 

悪ノリでしょ?理由なんか無いもんね?

『なんで私なんかを好きになったの?』



「ん〜…好きなる条件が揃ってたからかな?」

 

………


『答えてくれてありがとうね〜!みこち!』


それから数日後


フブさんに軽く相談してみて…


こう言われた…すいちゃんは恋愛対象して見れてないんだね、みこちを

よく付き合えるね…私なら無理だよ…


よくわからない

ゆっくり信じて『好き』になりたいな…

呑気にそう考えるすいちゃんだった


何か物足りないなぁ…

もっと縛ってくれてもいいのに

無理しないで、心配しないで欲しい

私だけを見てなんて、飛んだわがままだ



本当に私のことが好き?


好きを教えて、信じさせて欲しいなぁ…


言えないことばかり


でも私は幸せで不安だ。

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