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ソフィア編
第一話「卒業」
ラノア魔法大学の卒業式
もう7年か、ラノア魔法大学に来ていろいろなことを知れたし、友達もできた。
その友達の1人が生徒会長となって今、みんなの前で喋っている。
そうノルンちゃんだ。
あ、演説が終わった。
流石ノルンちゃん緊張している様子がない。
あ、転びかけた。
—————
この学校に来て7年、長かったようで短い。
あの人元気にしてるかな?
久しぶりに帰ろ。
あ、ノルンちゃんだ、やっぱり人気だなぁー
うん?なんでみんな戦っているんだろうか?
卒業だから最後にって感じかな?
「ノルンちゃん!!」
ノルンちゃんがこっちお向いた
「あ、ソフィアちゃん」
「卒業おめでとう」
「うん、ありがとうございます、ソフィアちゃんも卒業おめでとう」
うん、卒業だ。
涙が出てきそうだ。
あ、そうだ!
「ノルンちゃんなんでみんな戦ってるの?」
まぁ、多分卒業の思い出作りみたいな感じだと思うけど。
「えっとね、話が壮大になって…」
話を簡単にいうと。
話が膨れ上がってこの決闘で勝ち残った人がノルンちゃんのキスをもらえるという話になったらしい。
「なにそれずるい!!」
「え…」
おっと口に出てしまった、失礼失礼。
なんかノルンちゃんの顔がうわぁーて感じの顔になってんだけど。
悲しい。
「今から参加はできる?」
「無理です、やめてください」
ノルンちゃんのキス。
ノルンちゃんのキスか…
ふざけやがって。
勝ち残った奴が男だったら、決闘を挑んでやる!!
あばよくばノルンちゃんにキスしてもらいたい。
「なにを考えているんですか?」
「いえなにも」
「口がにやけていますよ?」
「おっと」
なんでもないんだノルンちゃん!!
—————
勝ち残ったのは男だった。
うん、普通の顔だ。
イケメンでもないし、悪くもない。
だがお前にはノルンちゃんは似合わない!!
「お前にノルンちゃんの唇は似合わない!」
「え!?なに言ってんの?ソフィアちゃん?」
やばいノルンちゃんがドン引きしてる。
くっ、心に傷が…
「え?」
相手もポカンとした顔だ。
「決闘しろ!!」
「え?え?え?」
「私もこの大会に参加したい!!」
「まぁいいですけど。」
ふっのったな。
私は剣神流上級だ。
お前程度、ボッコボッコにしてやる。
結果から言うと
負けました。
—————
その後いろいろあってグレイラット邸に行った。
「ノルンちゃんおかえりなさい」
と青い髪の人が玄関に来て言った。
そうラノア魔法大学の人気の先生
ロキシー先生だ!!
「お友達ですか?」
「はい」
「ソフィア・リトルフィードです。よろしくお願いします。 」
「はい、よろしくお願いします」
ロキシー先生に苦笑しながら言われた。
ロキシー先生以外にもシルフィさんやエリスさん、アイシャちゃんにリーリャさんとゼニスさんなどなど。
ルーデウスさんはいなかったが。
まぁ仕方ない。
ルーデウスさんは「龍神の右腕」と呼ばれている方、仕事が大変なのだろう。
挨拶しておきたかった。
いろいろとお世話になったからね。
そしてパーティを行った。
—————
「今日はありがとうございました」
「はい、また来てくださいね」
「また来なさい」
「また来てね?歓迎するよ」
と青い髪の人ロキシー先生と白い髪の人シルフィさん赤髪の人エリスさんが言って私はグレイラット邸を後にした。
—————
家に戻りベットに飛び込んだ。
「久しぶりに会うの楽しみだな、どんな顔するだろうか。」
私を救ってくれた男
ロイン
ロインは今34歳かな?
老けてるだろうなー
楽しみ。
「アスラ王国かー」
ロインはアスラ王国にいる。
アスラ王国の奴隷市場に売られていた私を救ってくれた人物。
もうその時は絶望でしかなくなにも考えられなかったし。
もう死にたいとも思っていた。
ロインには返しきれないほどの恩がある。
アスラ王国に戻り、ロインに恩返しをしよう。
「うん、そうしよう。」
ロイン元気にしてるかなぁー
元気にしていてほしいな。
そう思いながら眠りについた。
次回 挨拶