「キセキ」 この世にはそういう名前の組織がある。その組織は皆「奇石」という宝石を持っているのが特徴だ。そして彼らは別名「神」とも呼ばれている。神はそれぞれ担当がある。例えば食の神、住居の神、衣服の神…担当された神が満足に得られてない小さい子供たちに与え、助けている。しかし世の中にはたくさんのそういう状況に置かれている子供達がいるため実際に助けてもらえるのは奇跡と言っていいほど。
今回はそんな「キセキ」と子供達の物語をお見せします…
赤side
「はぁ」
今日もお母さんは帰ってこないか…もう慣れたけど。
グー でもお腹が空くのはいつになっても慣れない。
チラッ
窓から外を見るとちょうど学校から帰ってきて遊んでる子供達が沢山いた。中にはお菓子を食べたりなんかもしている。正直いって羨ましい。でもそんなことは叶わない。だって俺は学校にも行けてないしお母さんから出るなって言われてるから。
…何故かって?
そんなの簡単だよ。お巡りさんに捕まっちゃうからだって。お母さんは悪いことしてる自覚はあるみたい。ならさ、そんなことやめればいいのにね。なんでやめないのか俺には理解出来ない。
「俺、このままタヒんじゃうのかな~」
「まぁこのままの生活が続くならタヒんだ方がマシか」
?「ちょっ!まだタヒんじゃダメだよ!!」
赤「は?」
急にどこからか声が聞こえた。多分俺に話しかけてるんだよな…?でも今この家に俺しかいないはずだけど、
?「あれ?思ってた反応と違うな~もっと驚くと思ったんだけど…」
赤「あの…俺に話しかけてますよね、?」
?「えぇぇぇぇ!気づきてなかったの?!」
赤「…だって姿見えないし…」
?「…あっ 姿現すの忘れてたっ!」
シュッ
赤「わぉ 急に出てきた」
?「さっきから反応薄いなぁ まぁこれで見えるでしょ?」
赤「見えるけど…おまえ人間じゃないよね…?」
?「その通り! 君、7歳なのに賢いね!」
赤「う、嘘… じ、じゃあ誰なの、?」
赤「怖い!やだ!ポロポロ」
?「あぁぁアワアワ 大丈夫だよ!怖くないから!」
赤「こわぁいポロポロお化けやぁだポロポロ」
?「あ~ お化け無理なタイプね、 安心して!お化けじゃないから!」
赤「ほんと、?」
?「うんうん!」
?「…あ!自己紹介するね!水!食の神だよ~」
赤「え 神、?」
神なんて実際に存在するの?!俺、お腹空きすぎておかしくなったのか、?
水「おかしくなったわけじゃないよ!」
心の中の声が聞こえるのか…?
赤「…思ってることも分かるの?」
水「ん?いやいや 流石にそんな能力はないよw」
…笑ってる。なんかおかしなこと言っちゃったかな
水「ただ顔に出てたからそうなのかな~って思っただけ」
水「てか!そんな話してる場合じゃない!水は君を助けに来たの!!」
赤「たすけに…?」
水「そう!君、お腹空いてるでしょ?」
赤「!空いてる!」
水「だから水が何とかしてあげる!」
赤「ほんと?!キラキラ」
水「そう!その顔を待ってたのだ!」
水「じゃじゃーん!」
赤「なにこれ!?キラキラだー!!」
水「フッフッフッ これは奇石…分かりやすく言うと宝石って言うんだよ!!綺麗でしょ~」
赤「うん!綺麗✨」
水「これで君をねー」
赤「君じゃない!赤!」
水「ん?あぁ名前ね 赤くんって言うんだ~いい名前だねっ」
赤「ありがと!」
水「じゃあ早速使うよー!」
すごい微妙なところですが…ここで切ります!
♡や💬良かったら下さい…!
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