「着いた〜!」
謙「お!来たきた〜」
大「やっぱ早いなぁ」
丈「そらそうやろw ホテルから直で来てんねやからw」
『○○大丈夫?』
「うーん、、緋山先生の指示絶対厳守でなら出てもいいって言われた」
謙「○○右手動かしてみて〜」
「んんー、、」
駿「ちょっと動いたな」
流「ほんまにちょっとだけやけどな。」
「文字打つのとかも大変だから、インスタもマネに任せることになってるけど、、怖いw」
和「まぁ大丈夫やろ!」
「うん」
マネ「緋山先生はお昼頃到着されるみたい。」
「了解ー、、あれ、、ということは、」
ギャルマネ「それまで大人しくしとけ」
「えぇ、」
「じゃあじゃあ!!観客席から見てる!!」
マネ「えぇ、?」
「右手は動かさない!約束する!」
ギャルマネ「…絶対だからな」
「うん!!」
大「あれー!○○おるー!!」
皆んなしてこっちに手を振ってくれる。小人みたいで可愛い。。w
マネ「○○さん」
「ん?」
マネ「マイク。歌いたいだろうから。」
「やった!」
マネ「でも右手は、」
「動かしません。」
やった〜!歌える〜♪
🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪
丈「“聞こえてるよ”」
流「“不意に声が頬を撫でる あの日の風のように”」
「“閉じ込めてた記憶の扉を開いてく”」
謙「○○!!?」
「ちゃんと歌ってー!w」
ス「はいOKです!それではお昼よろしくお願いします!」
「「お願いします!」」
丈「もー、びっくりしたわーw」
流「幻聴聞こえだした??って思ったw」
「ごめんごめんw」
マネ「○○さん、緋山先生来られました」
「はーい」
緋「ん。包帯とるよ」
「はーい」
緋「ん〜、、まぁまぁね。」
「ライブ出ても、、」
緋「出たいんでしょ。」
「はい」
緋「なら私が止めても無駄だろうから止めないけど。でも私の指示に従って。」
「はーい」
緋「着替えのときに診たりするから。」
「うん」
緋「分かってると思うけど、右手は絶対に動かさないこと。あと、汗もあんまりかいちゃだめ。」
「うん。フォーメーションも変えてもらったから、ある程度大丈夫だと。」
緋「あとは、、そうね、衝撃を与えない。出血しちゃうから」
「はい」
「ただいま〜」
「あれ、誰もいない。」
「まぁいっか。ご飯食べに行こ〜」
丈「お!○○こっち!」
「お兄ちゃん。」
丈「あーんしたるからな〜」
「待ってメーキングカメラあるじゃん」
丈「そやで」
「弁解させて!w」
「あの、そんなに大した怪我じゃないので心配しないでください!念の為?動かさないで〜っていう感じなので!」
丈「はいはい。w」
「や、やっぱり恥ずかしいからはっすんに食べさせてもらう」
丈「はぁ!?」
「はっすん〜」
緋「○○ちゃん診るからこっち。」
「はーい」
緋「確認なんだけど、今傷こんな感じね。」
「はい」
緋「さすがに丸出しでは出ないよね」
「はい。」
緋「一応聞くけど、どっちがいい?白か橙。」
「橙。」
緋「だろうね」
緋「手首は白にしとくよ?見えないし。」
「お願いします」
流「○○〜」
「皆んなもう完成してる!」
流「急げ〜!」
流「終わり〜!」
「よしっ!行こ〜!」
「宮城の皆んな〜っ!!盛り上がっていこ〜!!」
🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪
私以外の皆んなは走ったりするけど、私は汗をかかないように歩いて。
その分、いつもよりファンサービスできるからいいかも、?wなーんて。
🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪
「はっすん大好き!」
和「俺も〜!!」
緋「○○ちゃん、入るよ?」
「はーい」
緋「ん〜、、OK。汗もそんなにかいてない。この調子でお願い」
「はーい」
緋「一旦包帯冷やしとくね」
「ありがとうございます」
🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪
和「○○大丈夫やった、?」
「うん!」
謙「はしゃぎすぎちゃダメやで」
「頑張るー、、w」
🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪
MC前最後。
「はっすん。」
和「ん。」
「さっきの最後の笑顔、大橋担の人、キュンキュンしたんじゃないですか〜?」
和「ほんまー!?」
緑のライトで埋め尽くされる会場。
大「あ、しとるって。」
和「嬉しい〜!」
流「○○言っとく?」
「そうだね」
丈「えー、○○から大切なお知らせがあります」
謙「○○のお腹には、、」
『はっ?』
「えっ?」
お腹??
謙「まだ赤ちゃんはいません!!」
駿「何やねんw」
大「びっくりした〜w 子供できたんかと思ったw」
「出来てないよーw」
謙「嘘です。はい。○○どうぞ。w」
「はい、えーっと、、藤原○○、首と右手首を負傷しました。」
流「はい。ほんまに、、」
「ごめん!ねぇ、りゅちぇ、顔!」
流「シャー!」
和「りゅちぇ威嚇せんといて〜」
大「誰に威嚇してんのーw」
「首は大丈夫なんですけど、、」
駿「大丈夫やないけどな」
「手首の方が重症?で、、手首から先が動かせないんですよね」
「神経やられちゃってるらしくて」
丈「今、俺らが○○の右手代わりなんよな」
大「あーんとかしちゃってます♡」
「なので、本来のパフォーマンスが出来ない部分もありますが、ご理解ください!」
「すみません〜、、」
謙「大丈夫よー」
大「よしっ!報告も終わったことやし、お着替え行きましょか!」
緋「うん、○○ちゃんにしては頑張ってるじゃん」
「どういう意味ですか」
緋「や、○○ちゃん走り出しそうなのになって。」
「ちゃんとしますよ〜w」
緋「あ、私これ終わったら帰るから」
「えっ」
緋「私の代わりに藍沢来るってさ」
「藍沢先生!?」
緋「何w やなの?w とうとう藍沢離れ?w」
「や、!藍沢先生!?忙しいのに、!」
緋「いや、私も忙しいかんね?」
「それはもちろん!!」
緋「まぁ藍沢も何だかんだあんたのこと気にかけてたし。」
「そうなの?」
緋「そうそう。」
「そっかぁ。久しぶりに会うなぁ、、」
緋「ま、せいぜい嫉妬されないように頑張ることね」
「?」
緋「距離感気を付けなさいよってこと。あんたら、距離感バグってんだから」
「はぁーい」
緋「大丈夫かしら、、w」
大「○○〜!!」
ギュッ
「大ちゃん暑いーー」
謙「さっき緋山先生帰ってたで?」
「そうそう。違う先生が来てくれるの」
和「どんな先生なん?」
「ん〜、、顔は怖いけど、意外と優しい先生。この前、私の手術をしてくれた先生だよ。」
流「へぇ〜」
マネ「藍沢先生到着されました」
「あっ、来た〜」
「藍沢先生〜!」
藍「こら、走るな」
「えへへ、はぁーい!」
藍「部屋は?」
「こっちです!」
丈「あ、○○。」
「あ、皆んな。こちら藍沢先生!」
謙「こんばんは!お願いします!」
藍「あぁ。」
「医務室は〜、」
藍「藤川と緋山から大体状態は聞いているが傷を見せてくれ。」
「うん」
藍「ガーゼ剥がすぞ」
「はーい」
藍「…まぁまぁだな」
「ね、走ってもいい?」
ダメ元で聞いてみる。
藍「何言ってるんだ。ダメに決まってる。転けたりでもしたらどうする。」
眉間に皺を寄せて怒られる。
「ですよね〜、、」
藍「次手首。」
「ん。」
藍「これ藤川が縫合したのか」
「そうだよ〜」
藍「…動かせるか」
「んん、、頑張ってこれくらい、」
藍「これは。」
「感じ無くはないけど鈍い感じ、?」
藍「そうか、、」
「どれくらいで治りそう?」
藍「○○だと早くても1ヶ月はかかるだろう」
「私だったら、って?」
藍「無茶するだろう?」
「しない!!」
藍「どの口が言ってる。」
今日イチの不機嫌顔。オーラが怖い。
「う、、」
これは事情知ってるな、、
藍「安静にしていれば1ヶ月経たずに治ると思うが。」
「じゃあ安静にしてる!」
藍「あぁ。」
藍「頭の方は。」
「うん、天気悪い日とかは痛くなっちゃうけど、それは元々だし、だいぶ良くなったよ」
藍「そうか」
マネ「○○さん、そろそろ準備を」
「はーい」
「それじゃ藍沢先生、もう行くね!」
藍「あぁ。着替えの時にまた診る」
「はーい」
「りゅちぇ〜!」
流「はい、ここ座って〜」
謙「なぁ○○!あのお医者さんめっちゃイケメンやなかった!!?」
「ん〜?でしょ〜」
丈「あそこ、美男美女多いな、w」
『、、』
大「あー、、何か食べいこーやー」
流「よしっ!終わり〜。全然崩れてなかった〜」
「ほんと?良かった〜。ありがと!」
和「行こいこ〜!」
「行こ〜」
駿「や、○○は一旦待機、かな、」
「えっ!?何で!!?」
丈「こいつどうにかしてから来てやw」
「恭平?どうしたの?」
謙「行こいこ〜」
『あの先生のとき、、』
「?藍沢先生?」
『何か、距離が、、ややった』
「距離、、気にしたこと無かっ、、」
数時間前に緋山先生が言ってたの、これ、?
「ごめん、あそこの救命の人たち、小さい頃からの知り合いだからお兄ちゃんお姉ちゃんみたいな感じで、、」
『…でも』
「そうだよね。ごめん。」
『あの人、背高かったし筋肉あったしイケメンやし』
「恭平も背高いし、細いけど筋力あるし、イケメン。」
『、、』
まだちょっと不貞腐れ顔。可愛いなぁ、と思いつつ。
「どうしたら機嫌治してくれる?」
『…ハグ』
「ハグ?いいよ」
『○○からして』
「えっ。」
ハードルが高い。。でも頑張るしかない、
手を広げて待ってくれる恭平。
「くっ、、」
あと1歩、その1歩が踏み出せない。
『○○〜』
チラッと顔を見ると意地悪な顔。
「ねぇ、」
『や〜、、ハグ無いとライブ頑張れんわ〜』
私の反応楽しんでる、、でも恥ずかしい、!
ギュッ
そう思ってると、恭平からハグしてくれる。
「私からって、、」
『○○が中々してくれんから』
「ごめんね?」
「ありがと」
顔を上げて目を見ると、恭平の腕の力が更に強くなる。
『可愛すぎやから、』
「えっ?」
『んーん。何でもない』
恭平こそ可愛いよ。。
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