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めっちゃ好みです💗 ぶくま失礼します🙏🏻😭
すきぃぃぃ
朝から遊びに行く予定だった俺は早めに起きて支度をする。
本当は7時に起きる予定だった俺だが少し遅くなってしまっていまは7時半。お母さん達はもう仕事に行っており、家には兄の俺と弟の赤しかいない状態。だから赤を起こさないといけないんだが…
赤「ん、..〜っ(眠」
絶賛爆睡中。 いつもならすぐ起きてくれるのに…なんで今日は起きないんだ、..?
桃「あか〜、起きて」
何回も呼んでみるが返事は無し。そろそろ本気で起こさないと駄目だと思った俺は力強い声で呼んだ。
桃「赤っ..もう起きないと駄目だよ。」
赤「ん、ぅ..っ’?」
桃「やっと起きた…俺、今日友達と遊ぶから留守頼むな」
赤「、分かってるし。昨日も言ってたじゃん..」
桃「そうだっけか?まぁいい、じゃああともう少しで行くから。よろしくな」
赤「うん…」
赤はいま起きて機嫌が悪いのかと思うと違う。半年ぐらい前から俺への態度が悪い。でももう中3だし、反抗期とかか…?と思っているけど、やっぱり寂しくなる。
この寂しくなるは、おそらく他の兄よりも人一倍強い。俺は小さいときから赤の事が大好きだったからだ。家族としてじゃなく、恋愛として。叶わないことは分かっていたとしても毎日同じ屋根の下で過ごしていると、やっぱり願ってしまう。
今日はその悩みを友達に聞いてもらう予定だったんだが…
青「僕さ〜..あんまそういうの興味無いんだよね」
ま、まぁそうだよな..っ自分の弟でもなければこんな話…他の話題にするか、
青「ん〜…あ、そしたら」
桃「、ん?」
急に青が喋り戸惑った。青もなにか考えていたのか素早い言葉で言ってくる。
青「僕ね、ここら辺で可愛い子見つけてさ〜」
桃「可愛い子…?」
青「そうそう。◯◯中学校のジャージ来てたからそこの子かな、?」
桃(赤と同じ中学校か..)
青「まじ可愛くてさ〜..!近く寄ったらまさかの男の子で..っ笑」
桃「そうなんだ..?」
青「うん、でさ…今度見つけたところで待ってようと思って!!」
桃「それは流石にやばいんじゃないか?普通に。」
青「桃くんがそんなこと言うの珍しいね〜?笑」
桃「そうかよ..、」
青「うん..それで桃くんもどう?」
桃「えっ..‘」
青「弟くんなんて…言っちゃ悪いけどさ、無理だと思うし。」
これまで頑張って青の話を聞いていたが、その言葉を聞いた瞬間そのあと青がなにを言っていたのか聞こえなくなった。でも本当なのは間違いない。だって、家族だし..赤も思うかもしれない。
そしたら…
青「ねぇみてこのゲーム面白そうじゃない?」
桃「俺も行くよ、」
青「、え..?笑」
桃「あぁ、ごめん..っ」
青「いやいいけど…急に喋ったからびっくりしたよ、笑」
青「じゃあ〜〜〜〜〜」
がちゃ(扉開
桃「ただいま〜、」
赤「…」
安定の無視をして自分の部屋に戻っていく赤。
そして俺の鞄に入っていた携帯が振動する。
青
ちゃんと来てね〜 既読
青の言葉のあとに既読をつけたら適当に返事をする。
そうだ、どうせ赤と同じ中学校なら先に聞いてみよう。
桃「赤..?」
赤「っへ’!?」
赤の部屋に入るとベッドでスマホをいじっていた赤が驚いてスマホを隠した。
赤「な、なにっ..」
桃「んぁ、ごめんごめん」
赤「早く言って出てってよ..ッ’」
桃「ごめんって、..まぁとにかく」
桃「赤の通ってる中学校に可愛い子っていない?女の子に見えて男の子みたいな、」
赤「、えぁ..」
桃「いない?同じ学年じゃないのかな…」
赤「..っいないよ」
桃「え〜、そうなの?」
赤「知らないからっ..早く出てってよ’..ッ」
桃「分かったよ」
がちゃ(桃出
桃(なんであんなに必死なんだ..?)
そんなことを思いながら赤の部屋をあとにする。なぜか赤の泣き声が聞こえたのは気のせいか..?
桃「ごめん、お待たせ..」
青「やっと来た!!」
桃「ごめんって..っ」
青「いくら乗り気じゃないからってさぁ〜」
桃「そんなことはない..けど」
青「え?だって弟くんは?」
桃「えぇ、..」
青「…僕には関係ないからいいけど、」
桃「…」
青「さてと、あともう少しでこの前の時間だ」
青「..あ、弟くんは?家にいるの?」
桃「赤ならあともう少しで帰ってくると思うけど..?」
青「あんまり一人にさせちゃ駄目だよ?笑」
桃「でも中3だし大丈夫だろ。」
青「へー、中3なんだ」
桃「そうだけど…なんかあるのかよ」
青「いや..もしかしたら弟くんがその可愛い子って可能性もあるかなぁって…」
青「あ!いたよっ..桃くん、!」
桃「あ?どこだよ」
青「ほらあそこ!!」
桃「ん〜?…あ、赤だ」
青「..え?」
桃「でその可愛い子は?」
青「え、えっとその…」
青「…桃くんの弟くんです..っ」
桃「、は’?」
赤「なんでお兄ちゃんと帰らなきゃいけないの..っ’」
桃「別に…前もよく一緒に帰ってたじゃん。」
赤「前は前..いまの問題なのっ、!」
桃「ふぅ〜ん..」
赤「〜っ’」
桃「…なんでそんな怒んだよ、」
赤「っ、怒ってない..し。」
桃「怒ってるだろ。」
桃「てか、なんで最近おれに冷たいの?」
赤「お兄ちゃんが悪いんじゃん..っ」
桃「俺なんかした?あったら言って..?」
赤「やだ…なんも聞かないで、ッ」
桃「じゃあ俺も話しかけない、」
赤「別に..いいし、っ’(涙目」
桃「…あっそ」
赤がなんで涙目になっているのか。前に聞いた赤の泣き声と繋がりはあるのか?だとしたら赤に聞いてみないと駄目なのに、もっと距離を置くことになってしまった。俺が不器用なのかどっちも不器用なのか。
お母さん「ねぇ、桃」
桃「ん〜?」
お母さん「ちょっと頼みたいことがあって…」
桃「..なに?」
お母さん「最近、赤が寝るの遅くてて..、」
お母さん「なにかあったかもしれないから夜見に行ってくれない?」
桃「夜に..?」
お母さん「あの子、ストレス溜め込んじゃうから…なにかあったら嫌でしょ?」
たしかに、赤はよくストレスを溜め込んでしまう。だとしたら俺への言葉はストレスが原因じゃない?…やっぱり反抗期なのか。
桃「…分かった」
お母さん「あら、ありがとう。お詫びとして今度なんかしてあげる、笑」
桃「大丈夫だから..っ」
お母さん「…そういえばなんで赤と喋ってないの?」
桃「え?いや…特になにもないよ」
お母さん「今夜で仲直りしてよね。」
桃「あ、うん..」
いまの時刻は夜の12時。前の赤ならこの時間にはもう寝ているはず。
桃「…?」
覗きこんでみると、赤の姿は無かった。でも布団の中でなにかしているのか動いている姿が見られた。
赤「ん、く..ぅ’っ/♡」
桃「、ぇ?」
桃「っぁ、..」
少し大きい声で反応してしまったが赤はそれに夢中になっているのか全く気がついてなかった。
赤「ふぅ’、〜っ♡♡」
バレないように小さい声で喘いでいる赤。隣の部屋では聞こえないがいまいる場所ではよく聞こえる。
赤「、ぁ’、あ..ぅ/」
随分楽しんでいたようだが、息を荒くして動きが止まった。
赤「ん、はぁ..‘/」
顔を赤くして布団から出てきた赤。その時の俺はもう覗いてはなく、堂々と赤の部屋に入っていた。だからかすぐ俺を見つけた赤は驚いた顔でこちらを見てきた。
赤「なんでお兄ちゃんが..っ?」
さっきの幸福とは裏腹な時が流れた。
みし…みし..(足音
赤「、っ!?」
お母さん「..あら、なにしているの?」
桃「なんもしてないよ」
お母さん「そう、なら良かった…」
お母さんはきっと今の状況ではなく赤になにかあったか聞いてきたのだろう。
お母さん「ごめんなさいね。水飲みに行こうとしただけだから」
桃「うん、」
赤「…っ」
お母さん「…赤、なんで布団に包まっているの?」
赤「、え?あ、えぇっと..ッ’」
桃「寒いってさ。」
お母さん「そしたらエアコン下げなさいよ、笑」
赤「うん..っ分かった、」
お母さん「..じゃあね」
きっと様子を見に来ただけなのだろう。キッチンとは反対の元いた場所に帰っていった。
桃「…」
赤「..っ、お兄ちゃん、」
桃「え?、あぁ」
赤「その、っ..えと…/」
桃「…赤」
赤「な、に…?」
桃「赤は俺のことどう思ってる?」
赤「へ、..」
桃「無理にとは言わない。…俺は赤のことが、」
赤「..っ?」
桃「…好きだよ。恋愛として」
赤「..ぅ、ふっ’(泣」
桃「っえ’?」
赤「俺も、..好き、っ’/(泣」
桃「っほんとに!?」
赤「ぅ、ん..っ/‘」
桃「…付き合ってくれる?」
赤「付き合う…好きなの、/(泣」
桃「、っ俺もだよ..♡」
終わり
リクエストしてくれたのに遅くなってごめんなさい…しかもR入れられませんでした🥲🥲 まじでほんとにごめんなさい><💦
もしかしたらノベルもっと書くかもしれません..