太「」
中『』
森[]
MOB【】
見てない方は1話から
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『首領 、5番倉庫にも居ませんでした。』
[そうか 、となると倉庫に居る可能性は低いね。]
攫った 、云う事はまず人気の多い所に行き 、自分が見失われるのを待ってから人気の少ない所に行く。
大抵はそうだ。
今はある程度時間が経っている。之は良いとも悪いとも言える。
[中也君 、獄舎だ。奴は獄舎に居る。]
『はい。首領 、1度切ります。』
直ぐ獄舎に向かわせる。何も無ければ良いのだが。最悪の場合、殺される、なんて事も容易に想像出来る。腐っても太宰はポートマフィア幹部だ。色々な恨みを買ってる。
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【やっと2人きりになったね 、】
【君さ 、前から思ってたんだよ 。可愛い顔してるよね、♡ ずっと前から可愛いと思ってたんだけどさ 、隙も見せないし何しろずっとあのちびがくっついてたし…】
「はぁ 、? 何云ってんの?」
嫌悪。太宰には今嫌悪の感情以外は無い。
此奴は異常者だ。異常者の目をしている。少年少女の嫌がることをして楽しむ異常者だ。
【まぁ何でもいいけど♡きっと”はじめて”でしょ?一緒に楽しい事しよっか♡】
「いやッ…だよ!!気持ち悪い!!!どうせ僕の力弱くなったからこのタイミング狙ったんでしょ!?最っ悪!!」
必死に抵抗するが矢張り力が弱い。されるがままに包帯を取られる。太宰だけではどうにもならないだろう。
【包帯取っても可愛いじゃん、♡いいから 、ね?♡身を任せてよ♡】
そう云って服を破く。
「辞めてよ!!本当気持ち悪い!!」
【ほら 、痛くしないからさ、♡】
その時 、中也が勢い良く飛び込んできた。
『 太宰ッッ!!! 』
「中..也…?」
【はっ 、奇跡の救世主ってか?俺は「自分の躰の力を10倍にする」能力者だ 、!!】
其の言葉を吐き捨てたことで愈々中也の逆鱗に触れた。
『あ゙?知ったこっちゃ無ェよ。重力に潰されてろ。』
【 は _____ ? 】
男が其言葉を発す前に見えなくなった。
地面に埋まったのだ。中也の重力で。
『太宰 、寒くないか?』
「寒い 、」
「 … 怖い 、怖かった。」
太宰の弱気な一面をはじめてみた。蚊の鳴くような声でボソッと「怖かった」と
『そうか 、じゃぁ一旦之羽織っとけ。ちったぁマシだ。』
そう言って太宰に優しく外套を掛ける。
『歩けるか?』
「.. 無理 おぶって。」
『はいはい 、』
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吸血鬼の方の連載どうしよ …
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コメント
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おか ゆ さんの スト ーリー 本当に好き です ッ 、 他の ス トーリ ーも頑張っ てく ださい ッ ! 続き楽しみにしてます ッ!