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6月の夢路

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6月の夢路

19 - 闇を超えて.

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2025年08月08日

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6月の夢路





7人の前に立ちはだかるのは、真っ黒な闇の壁だった。


その闇は音もなく広がり、冷たく彼らの心を包み込もうとしていた。



「これが、最後の試練か」


きりやんが冷静に言った。


「心をひとつにしなければ、突破は難しい」



Akiraが明るく声をかける。


「みんな、怖がらずに一緒に行こう!」



シャークんは歯を食いしばり、拳を握りしめた。


「俺たちの絆を証明してやる!」



nakamuが一歩前に出て、仲間の手を強く握る。


「みんな、信じてる。共に進もう!」



broooock、きんとき、スマイルも静かに頷き、気持ちを一つにした。



7人はゆっくりと、闇の壁に向かって歩み始める。


闇は彼らの恐怖や迷いを映し出し、時に揺さぶりをかけた。



しかし、互いの声と手のぬくもりが、闇を少しずつ押し返していく。


やがて、黒い壁に亀裂が入り、光が差し込んだ。



「諦めない気持ちが、闇を越えたんだ!」


Akiraの声が響く。



壁は崩れ去り、彼らの目の前に新しい景色が広がった。


それは、どこまでも続く青空と、輝く未来だった。



7人は深呼吸し、笑顔を交わした。


彼らの旅は、まだ終わらない。


だが、この一歩は確かな勝利の証だった。



つづく

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