空の悪魔の重罪を。

⚠︎   注意事項 ⚠︎

：　殺人、流血等の一部表現有

：　stgrキャラ一部非登場かも

：　設定、口調迷子

：　青井らだお闇堕ち

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汗が滲む手は震えており、車を走らせている最中も震えは止まらなかった。

仲間にどんな顔して会えばいいんだろう。

何も知らない、何もしていない一般的な警察を装って何時も通りヘラヘラしていればいいのだろうか。

🟦『　はぁ……ッ、は、、…。　』

心臓の鼓動が鳴り止まずポタ、ポタ、と汗が頬から流れ落ちる。

血痕さえ、指紋さえ見つからなければいいんだ。

指紋さえ…見つからなければ大丈夫だから、俺だってバレないから。

家に戻り返り血で汚れたワイシャツを脱いで

ガッ、と可燃ゴミに投げ捨てた。

頬や腕に飛び立った赤黒い液体は濡れたタオルで綺麗に拭き取り、息抜きにシャワーを浴びる。

何も考えず頭から冷たい水を浴びていると、鏡に映った自分と目が合った。

🟦『　……  何日寝てないっけ、　』

目の下に浮かぶのは少し濃くなった隈。

ここ最近犯罪が急増して朝方まで働く日が増えてきていた。

麻薬取引、殺人、コンビニ強盗、銀行強盗…多くの犯罪が増え、多くの警察が多忙となっている。

警察官が増えない一方、半グレが増えて犯罪も増える。

ストレスが溜まって溜まりまくって精神が可笑しくなりそうだ。

今回殺めてしまったのストレスの所為。

なら、そのストレスを溜めている犯罪者達が悪いのでは？

空の悪魔の思考回路は歯車が噛み合わず可笑しくなってしまったようだ。

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