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ちょっと前
涼太目線
バレンタインの日、(決戦の日、、)
朝早くこーじを呼び出す
❤️「急なのにありがとう」
そんな他愛もない会話から急に深刻な雰囲気になる。今だ。
❤️「僕、誰にでも気さくに話しかけてくれて一緒にいると周りも明るくなるようなそんなこーじのことが好き良かったら付き合ってほしい」
🧡「ありがとうございます。でもな、先輩の気持ちには答えられんわ。ごめんなぁ」
心の底から申し訳ないと思っているのか、関西弁が出ている。そんなところも愛おしい
❤️「なんで?」
🧡「俺、彼氏いんねん。こめんなぁ」
❤️「こっちこそ、彼氏いるのにごめんね、、」
案外告白とはさっぱりしているのもので俺の最初でおそらく最後の『初恋』が終わった。そして自分の辛い気持ちと彼氏持ちに恋心を抱いてしまった自分の情けなさで胸が締め付けられた。
❤️(言わなきゃ良かったな、、、)
❤️(僕、何がしたいんだろ、、、w)
自分でも自分がよくわからない。
誰かに頼れたらな、、、
❤️「こんな時いつも、、、」
そんな悶々とした気持ちを抱えて気ずけばバレンタイン当日になっていた。
放課後
💙「涼太、これバレンタイン…///」
❤️「ありがとう、、」
毎年慣れないながらもきちんと手作りしてくれる。
💙「やっぱり、お菓子作りって難しいな、w」
そう言っている翔太の手には絆創膏が巻かれている。
❤️「、、、」
翔太は毎年、翔太は俺にしか渡さなかった。どんなに仲が良くても、どんなに可愛い子でも。
1度気になって聞いてみたことがあった。
その時は「別になんでもいいだろ…///」と誤魔化されてしまった。
今もう一度聞かないと、、この関係がだめになる気がして聞いてみる。
❤️「なんで、翔太は僕以外に渡さないの?」
💙「、、、」
少し驚いたような顔をしてすぐに元の顔に戻る
💙「なんでもいいだろ…///」
あの時と同じで誤魔化されてしまった。
でも聞かないと、、、
❤️「良くないから聞いてるの」
少し強めの口調で言った。
また、少し驚いた顔をして。今にも泣きそうなの顔になりながら重い口を開いた
💙「俺、小さい頃から涼太のこと、、すき、、で、周りにあげて勘違いさせたくなかったから渡さなかったの…///」
❤️「、、、」
ここでありがとうでもそっかでもなんでもいいから言うべきだった、、、
💙「ごめんね、、グスツ」
❤️「、、、」
驚きが大きすぎて言葉を失っていると気ずけば翔太の姿はそこには無かった。
❤️(放課後だったし家に帰ったのかな、、)
翔太目線
小さい頃から涼太のことが好きだった。
それは今も変わらない。
涼太はこーじのことが好き。
でも、こーじには目黒が居る。
どうせ叶わないなら俺のところに来てよなんて思ってしまう俺は最低だ、、、
💙「俺の方がずっと前から好きだったのに」
盗み聞きをした日のことを思い出し何度も何度も泣いた。
💙「涼太の口からあんな事聞きたくなかった」
聞いてしまった自分が悪いそれは分かってるでもなんで俺じゃないのってこーじを何度も恨んだ。その度に俺はクズなんだと言ってるようで心が苦しくなる。
バレンタイン前日
💙「えっとクッキーはこの粉を100gでっと」
綺麗な四角にするには包丁使うのか、、、
料理は苦手だ、だからこそ涼太に褒めて欲しくて毎年作っているところもある。
💙「イタッ」
指を切った。血が少しずつ出てきて痛い。
急いで絆創膏をして料理を再開する。
💙「やっぱり難しいな、、、」
プルルルルルルル
ガチャ
💜「もしもし、、なんだよ、」
💙「どうせゲームやってて暇でしょ、、」
💜「暇じゃねーし」
💜「で、何があった?」
💙「いや、クッキー作るの難しくて、、」
💜「俺もそんなに得意な訳じゃないけど」
💜「毎年、お前が掛けてくるからクッキーだけ得意になったわ」
💙「で、何がダメなの?」
💜「粉って振るった?」
💙「、、、やってない、」
💜「毎年言ってるだろ〜〜~」
💙「あとは?」
―――――――――――――――――――――
💙「出来たぁ!」
💜「おめでとぅ」
💙「ありがとうふっか」
💜「いいよ、それより早く寝な」
💙「ありがとう」
バレンタイン当日
朝渡したいと思ってたらどうやら今日は早く家を出たらしい。
💙(もしかしてこーじに、、、)
急いで走って向かう
やっぱりだ、屋上に2人の影が見える
急いで行かないと、、、涼太が傷つく、、、
急いで屋上へ向かう
こーじの申し訳なさそうな声が聞こえてくる。
同時に涼太の悲しそうな声も聞こえてきた。
💙「結局、間に合わなかったんだな、、、泣」
こんな辛い気持ち涼太には感じて欲しくなかったな、、、泣
俺なら、最初から涼太のこと傷つけないよ、、
そんな想いはもう遅いという事に気づくのにそんなに時間はかからなかった。
放課後まで話しかけるタイミングがなかった。
休み時間になると人と関わるのを避けるかのようにトイレに直行していた。
トイレに行こうとする涼太に翔太が言う。
💙「放課後一緒に帰るぞ」
❤️「、、、わかった。」
そんなことをしていたらあっという間に放課後になっていた。
バレンタインのクッキーを渡し暗い涼太を褒めるように言う
💙「やっぱり、お菓子作りって難しいな、w」
涼太は何も言わない。
かと思えば突然口を開き
❤️「なんで、翔太は僕以外に渡さないの?」
ずっと内緒にしてたことを聞かれてギョッとする。急いで平然に戻して誤魔化す。
❤️「良くないから聞いてるの、、」
こんなに気になってるならもしかしたら俺の事ってなわけないよねと心の中で涙を拭く
説明をする。でも途中で泣き出してしまい俺もなんだかよく分からなくなってしまっていた。
あの時の俺にはごめんねと伝え逃げるのが精一杯だった
💙(これでよかったんだよなぁ、、泣、)
そんなことを考えて必死に走っていたら家に着いてしまっていた
翔太の部屋
ベットの上で布団に包まり声を殺して泣く、、
追ってきて欲しくて逃げたんだと思う。
自分でも自分がめんどくさい。
こんな俺涼太も嫌だよね、、
どんな結果になろうと涼太との関係は変わらないと思っていた。でも、それは俺の願望なだけ涼太にこれ以上迷惑かけたくないから、、、
ピーン⤴︎︎︎⤴︎︎ポーン⤵︎ ︎
💙ママ「あら、涼太くん、今ねぇ翔太部屋にいるから勝手に入ってちょうだいねぇ」
❤️「ありがとうございます。」
❤️「|ω・)و゙ コンコン」
ガチャッ)翔太が部屋の鍵の開ける音がする
失礼します
💙「まだ入っていいって言ってねぇけど?」
その声は今までに聞いた事のないくらい殺気と苛立ちが出ていて微かに悲しみを感じた。
❤️「ギュ」
💙「ビクッ」
そっと、思いっきり翔太を抱きしめる。まるで全てを包み込み、全てを許すかのように思える
💙「離せっ」
❤️「翔太、今まで気づかなくてごめんね」
その言葉で全てが報われた気がした。
💙「俺の方こそ、、涼太の恋を邪魔するようなことして、、、もっと前に思い伝えればよかったグスツ」
その言葉を聞きもっと強く抱きしめる
❤️「僕も翔太が居ないと駄目みたいだな、w」
明日からはもういつもの関係には戻れないかもしれない。でもそれでも今だけは涼太と抱き合ってたいんだ。
END💙❤️
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この話ノリで描き始めてなんか良くね?ってなって出したので終わり方が難しかったです(泣
抱きしめ合うEND話の数の割に多すぎてあ、主こういうのが好きなんだって察されないか不安で夜はBLを見ないと眠れません💦幸せです(?)
今度写真のやつみんなやっててやりたいんだよねw
まぁ、デート企画のやつ書き終わったらかな…🤔💭
対戦ありがとうございました