前書き
※注意事項はよくお読み下さい。
(あらすじに記載しております。)
人数多いのでセリフばかりです。
熱中症対策万全に。
おかしい所あるかも。
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夏休み1日目
カリカリカリ…
ut「って、初っ端から勉強かよ!」
em「まあまあ、宿題を先に終わらせるのは大事ですよ。」
tn「そうやで。特にお前最後の方にめちゃくちゃ溜めるやん。やからとっととやれ。」
gr「だがemは終わってるやないか。」
sh「はぁ?!まじぃ?!」
kn「いくらなんでも早すぎやろ…。」
zm「emさんが終わっとるなら俺に付きっきりで教えて貰お!」
rb「いやいやzm、お前それはズルいわ。」
1日目から早々に勉強会を行うメンバー達。最初の約1週間の間に宿題を殆ど終わらせる事を目標に、学校に全員集まって勉強会を行っているのだ。
学校は夏休みの間は解放されているので、それを利用しようという訳でもある。
ut「こんなクソ暑い中わざわざ学校来て勉強て…あー、だっる。」
zm「なぁ、ここはどーするん?」
em「これはですね…。」
ut「うわー…真面目に宿題やってるよあの人達…。」
tn「つべこべ言ってねぇでお前もやれぇや。あ、grさん、世界史のここってどう覚えるのがええんやっけ。」
gr「おぉ!よくぞ聞いてくれた!そこはやな…!」
ut「あーぁ…のめり込み始めちゃったよ…。」
kn「んで、お前はどこがわからんのや。」
sh「もしかしてut、まともに宿題も出来ひんのー?w うわー、カワイソーw」
ut「んなっ…?!できるに決まっとぉやろ!やってやろーやないか!」
sh「チョロww」
rb「shaー、国語なんやけどさー。」
sh「あー、これね、これはなー…。」
それぞれ分からない所を教えあったりしながら、順調に宿題を進めていく。
すると、後ろの扉の方から足音が聞こえてきた。
tn「ん?」
ci「あのー…emさんって…」
扉からひょっこり顔を出した人物は身長が高く、瓶底メガネをかけていた。
em「あれ、ciくんやん。どうしたん?」
ci「ちょっと…宿題でわからない所があって教えて欲しくて…。」
sy「あ、じゃあついでに俺も。」
ut「え、sypくんやん!」
sh「え、何知り合い?」
sy「んまあ一応…。げっ、クソ先輩も居るやん…。」
kn「おい、聞き逃すとでも思ったか?」
sy「チッ」
tn「えーっと、よぉ分からへんけど、とりあえず一緒にやろか。」
ci「あ、ありがとうございます!」
sy「ありがとうございます。」
新たなるメンバーが2人増え、またそれぞれのペースで宿題を進める。
zm「emさんこれはー?」
em「それはこうするんですよ。」
zm「おお、わかりやす。」
ci「emさんこっちはどうするんです?」
em「えーと、それはこう、ですね。」
sy「俺のも教えてください。」
em「はいはい〜。」
後輩に囲まれて勉強を教えているemをボーッと眺めるgr。
gr「…。」
tn「ん?grさん?」
gr「…あぁ、すまない。さっきの続きやな。これは…、」
tn「…もしかしてやけど、emさんが人気で嫉妬しとるん?w」
gr「いや、嫉妬という訳ではないが…あんな人気なem、珍しいと思ってな。」
tn「まぁ、勉強面では優秀やから、そんなもんやろ。んなことより続き教えてーや。」
gr「…あぁ、せやなw」
時間が過ぎて短針が12を指し始める頃…
ut「あー!!昼や!昼昼!!やっと昼!飯や飯!」
zm「なんや、ut、俺のも食うか?」
ut「それは遠慮しとくわ。」
zm「なんやねん。」
sh「お腹減った〜…。」
rb「結構頭使ったかもしれへんな。」
kn「俺自販機行ってくるわ。」
rb「あ、そんなら俺も行くわ。」
ut「代わりにジュース買ってきてぇ〜。」
kn「それくらい自分で行けや。っていうか着いてこいよ。」
ut「それは…ええわ。」
kn「そーかよ。んならとっとと行こーぜ。」
rb「りょーかーい 。」
rbrとknが2人で飲み物を買いに行っている間に、弁当を広げて食べ始める。
「いただきまーす。」
弁当だったりコンビニで買ったパンやおにぎりなど、様々な昼ご飯を食べる。
zm「emさんの今日の弁当のおかず美味そーやな。 」
em「おひとつ食べます?」
zm「ええんか?そんなら俺の買ってきたパンかお菓子あげるわ。」
em「じゃあお菓子をいただきます。はい、どーぞ。」
zm「ん!うま!あんがとな!ほい、お菓子、これでええよな。」
em「 はい、ありがとうございます。」
ci「最近sypくんとお昼食べてなかった気がするから久しぶりやわぁ。」
sy「俺は1人でもええねんけど。」
ci「まぁまぁ、そんなこと言わずにさ!」
sy「でも今日は周りに先輩ばっかやで。」
ci「んー…w 確かに大分環境違うかもw」
sy「そういえばなんでemさんいること知ってたん?」
ci「委員会の時に聞いた!」
sy「そうですか。」
ut「はえー、shaちゃんの弁当すげぇな。」
sh「やろ〜?今日だけ頑張ってみたわ。」
ut「ふーん?じゃ、卵焼きいただきー!」
sh「はぁ?!おま、まあええけどさー。」
ut「うわ、これうま!」
sh「ふーん!味付けはレシピ見たけど頑張って成形したんやでー!」
ut「ナイッス、めっちゃ美味かったわ。」
sh「せやろ〜?」
gr「tn氏は今日は弁当か。」
tn「せやで。そういうgrさんはおにぎりやん。コンビニの。」
gr「お互い珍しかったなw」
tn「せやなw」
教室で食べている頃自販機に飲み物を買いに行った2人は…
kn「なーなー、rbr…って部活どこなん?」
rb「俺?俺は柔道やで。」
kn「へぇー!え、それで…?」
rb「お前、今小さいのに出来るんかとか思ったよな?」
kn「あーいや、オモッテナイヨ。」
rb「思っとるやんけ!でも、もう慣れとるでええけどさ。これでも意外と強いんやで?」
kn「そーなん?それはすげぇわ。」
rb「…ぁ、ありがとう。」
kn「てか流石に廊下あっちぃな。はよ買ってこーぜ。」
rb「ん、せやな。」
急いで涼しい教室まで戻り、お昼ご飯を食べて、昼休憩が終わったのだった。
コメント
2件
青春しとる陽キャ学生の夏休みが眩しすぎて溶ける…☀ (宿題廃棄&農作業三昧の夏休み…って、今も変わらんやんけー!Σ)
これは続きがある予感♪ めっちゃいい…!ほのぼのとしてるのめっちゃ好き!!ut先生の気持ちがめっちゃ分かるw…!!