テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#プリ小説してる人と繋がりたい
猫詩初衣
2
24
152
コメント
1件
うわぁ、青木くんの緊張感がすごく伝わってきた…😌 入学式で知ってる人いなくて不安な気持ち、すごく分かるな。陽キャの岩野くんに話しかけられた時の「ひぃぃっ!」って反応、思わず笑っちゃったけど、それでもちゃんと友達になれたのが本当に良かったね💕 これで高校生活、ちょっと楽しみになったんじゃないかな?続きが気になるし、2人の関係がどう育っていくのかも見守りたいです📖
今日は僕の高校の入学式。
中学で一緒だった人が少ない高校に入学したけど…なんか不安。中学で仲良くしていた友達をよく頼ってたからなぁ。自分でできること…あるか…?
勉強は平均ぐらい。運動も平均ぐらい。…全てが平均ぐらい。自分で言ってて悲しくなるな…。
でもなにかあったら連絡してってその友達に言われたから大丈夫!なんとかなる!
僕は入学式の会場である体育館に向かった。
体育館にはすでにたくさんの人がいた。
もちろん、この中に知ってる人は誰もいない。
はぁ…友達と同じところに行けば良かったなぁ。
そう思いながら僕はイスに座った。
ありがたい。入学式って立ってたらキツいんだよね…。
体育館の後ろ側には保護者席がある。僕のお母さんもそこにいる。
よし、高校でも頑張るぞ!!
しばらくすると校長先生が出てきて、入学式が始まった。
入学式が終わり、僕たち新入生は教室に行った。
保護者には保護者用の説明会?みたいなのがあるらしい。
えっと…僕は、1年4組か。僕の名字は青木だから名簿は1番。他の組に相原さんとかいないかな…。
4組に入り、自分の席に座る。隣は…えっと…なんか、陽キャっぽい男子。一軍か二軍?かな…。
じっとその子を見てると、その子も僕の視線に気づいてこっちを見た。
「おぉ、初めまして!これからよろしくな!」
「ひぃぃっ!ご、ごめんなさいっ!」
うわぁ…急に話しかけられてびっくりした…。
僕はサッと下を向いた。
あ、ていうか挨拶してくれたんだよね…僕失礼だったよね…。
終わった。もう無理だ。僕は1人じゃ生きていけないんだ。こんな友達に頼りっぱなしの陰キャが1人で3年間生きていける訳がないだろー!
「え、えっと…?ど、どうした?」
陽キャ男子が聞く。
ぼ、僕に話しかけてる!?陽キャが!?無理!
「な、なんでも…ないです…。す、すみません…」
無理無理無理。話しかけないで!?なんも聞かないで!?
いじめのターゲットにされるかも…。それかパシリかも…。どっちにしろ終わった…。
「え?だ、大丈夫だけど。俺こそごめんな、急に話しかけて」
ギュッと目を瞑っていると、なんか…謝られた?
えっ、嘘。僕が?陽キャに?
「だっ、大丈夫です…僕こそ…じろじろ見て…ごめんなさい…」
声が震える。無理!怖い!
「えっと…良かったら友達になんね?俺この高校に知ってるヤツいなくてさ、ちょっと心配だったんだ」
その子が頬をポリポリとかきながら言う。
「えっ!?と、友達!?」
いやいやいや、僕がこんな陽キャと友達とか無理だから!
…でも、陽キャと仲良くなっといたら僕も生きていける…?なんかあったら助けてくれる…か?
僕の返事をじっと待っている陽キャ男子をチラッと見る。
うっ、やっぱり怖い…。で、でも!僕の学校生活のため!
「その…友達…っぽいこと…できるかはあれですが…」
僕は小さな声でぼそぼそ言った。
でも無反応。あぁ、そっか。小さすぎたのか。
「こっ、こちらこそ、よろしくお願いしますっ!」
もう一度、ギュッと目を瞑って言った。
それでも反応がなかったから恐る恐る目を開けると、陽キャ男子はびっくり?していた。
目が合って、ハッとする。
「おぅ!よろしくな。俺、岩野 拓!アンタは?」
ひぇっ!あ、アンタ!?今僕、アンタって言われた!?
あ、そっか。名前知らないのか。なら仕方ない…。
「あ、青木…です…」
下の名前は…言わなくてもいいよね?
言いたくないし。まぁどうせ知られるでしょ…。
「へぇ、青木!これから青木って呼ぶから、俺のことも岩野とか拓とか、好きに呼んでくれよ」
へ?呼び捨て!?名字の!?
そ、そんなの…中学の友達にしかされなかった…。
けど、うん。友達、嬉しい。
「わ、分かった。えと…い、岩野くん。よろしく…」
うっしゃぁぁぁっ!!
友達できた!
これで僕も高校で生きていける!