テラーノベル
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よく色んな世界線の色んな物語を見ていて思うのだけど主人公とかヒロインとか敵とか色んな役割を持ったキャラクターたちが沢山居るけどもし私たちが居る世界が物語なら誰が主人公なんだろう。
よく人生の主人公は自分自身だ。なんて言うけれどそれは自分自身の生き様を一つの物語とした時だけ、この世界での出来事を全てひとまとまりにした物語があるとしたら主人公は誰になるのかなって
また今日もこんな終わりの見えないくだらないことを考えてしまう、でもこういうのを考えるのも意外と楽しかったりするんだよね
まぁこれは主人公とは程遠い裏方のお話なんだけどね、少しでいいから聞いてって
とある旅人についての話
両親が死んだ。
私の両親は大企業の社長と秘書だった、どうやら部下の人たちから恨みを買ったらしい。
野添瑠衣は絶望していた、今までずっと慕い人生の憧れとしてきた両親が死んだのだ。
訳がわからない、2人とも部下に慕われていたしすごく優しい人だった。それに仕事もできて福利厚生のこともちゃんと考えて不自由なく不足なくずっとずっと上手くやっていた、なのに、なのに…
警察の人から聞いた時耳を疑った、あの2人が恨みを買うなんて信じられなかった警察の人も言っていた恨まれるところは本来無いような人たちだったって。こういう事件の被害者は何か良く無いことをしたから恨まれるのに私の両親はそんなことが見つからなかった。
じゃあなんで、なんで私の両親は殺されなければならなかったのか、給料も休日も不足なく上げていたはずなのに。おかしい、これならいっそのことあの2人が何かやらかしてればよかったのに、そしたら2人に失望して仕方ないって今より受け入れれたかもしれないのに。
その後犯人の人に話を聞いた、こう言ってた。
「ずっと上で見下してるのが気に入らなかった」だって
最初に湧いてきたのは怒りじゃなかった哀れみだった、この人はこんな卑屈な考え方をする可哀想な人なんだなって誰かに恨みをぶつけないと自分を保てない悲しい人なんだなって。なんだか元々犯人に向けていた怒りがどっか行ってしまった気がする、それと一緒に何かをする意欲とか色んなことに対する興味関心も一緒にどこかへ行ってしまったようだった。
その日からずっとずっと空っぽなまま生きていた、両親亡き今会社を継げるのは私しかいないから私は言われるがまま会社を継いだ。元から会社を継ぐのが夢だったのになんだか嬉しくない、夢が叶った感じがしなかった。
会社を継いでから両親の真似をするように、両親の影をなぞるようにとりあえず2人が居ないことで起きるブランクを埋めようとした、今の私には埋めることしかできなかった。埋め終わったら私の実力で会社を動かすしかない、今の私にそれが出来るのかな
とある日久しぶりに外食をした、会社に戻る際に普段はあまり見ない人だかりが出来ていた。
どうでもいいのに、今すぐに戻らないといけないのに足はそちらへと私を連れて行った。
人だかりの中心に居たのは小さい女の子だった中学生ぐらいの小さい女の子、でも大事なのはそこじゃなかった。見た目だ、見た目が日本人じゃない、髪色は白、目の色は青、顔立ちも洋風だった。
見た瞬間に思ったのは人形みたいだなって、今まで見たことないほどあの女の子は綺麗だった
ふとそんなことを思っていたらあの女の子と目が合った、バチッってアニメや漫画でしか聞かないような効果音が聞こえた気がするぐらいだった。目が合った時女の子はこちらへ来た、…え?なんでこっちに来て
女の子がこちらを見ながらゆっくりとゆっくりと近づいて来る。私目が合った時何かしただろうか、それか私が覚えてないだけで何か前にしてしまったのだろうか、いやあんなに綺麗な子を忘れるはずはない
そう思ってる間にもあの子は近づいてきてた、目の前に来た時あの子は言った
「あなた私と旅をしない?」
は?いやどういうこと?何旅って初対面の人に急に旅しませんかってどういうこと?
あの女の子は続けてこう言った
「あぁ急にこう言われても訳分からないわよね。私の名前は…レラ。よろしくね、あなたの名前は?」
いやそういう話じゃないでしょ、てか見ず知らずの人に名前教えるって警戒心とかないのかこの子は
「いや急に言われましても…てかいきなりなんですか…?」
「ま、詳しい話は別のところでするわ。どこか人気の少ないとこへ行きましょう?」
そのまま私は彼女に強引に手を引かれカフェに連れて行かれた。抵抗しようとは思ったてかした、けどこの子小さく華奢な見た目に反して力が強すぎる。結構全力で抵抗したのに難なく軽々と連れてかれた、めっちゃ涼しい顔で私のこと引っ張ってた。
そんなこんなで私は静かで人も少ない小洒落たカフェに連れてかれた。
「それじゃあ詳しい話をしていくわね」
「いやまだやるとは…」
「まず私がしている旅の説明ね」
遮られた、めっちゃ堂々と人の話遮ったこの子
「私がしている旅はまぁ…簡単に言えば色んな世界線を旅しているの」
「は?」
何を言っているんだこの子は見ず知らずの人を連れてきてする話がこれか?いや見た目的にそういうお年頃だと思ってもおかしくは無いが…
「まぁそう言われても信用出来ないわよね、何言ってんだコイツって感じだけど」
自分が意味分からないこと言ってるっていう自覚あったんだ、じゃあ尚更なんで?
「旅人って言うのはいわば隠語みたいなものね。正式名称は世界線維持者及び管理者略してWLMA」
「どういう意味なんですか?」
「正式名称英訳して頭文字取っただけ」
思ったより決め方雑なんだ…いや大体そんなもんか。多分。
「つまり旅人のすることは世界線が順当に回りあるべきエンディングを迎えれるようにサポートしたりするの」
「まぁ世界線によってはこれが正しいエンディングって言うのは決まってないから大体の役目は世界線がちゃんと回るようにサポートすることね」
ダメだ何一つ話が入ってこない、さっきからずっと何を言っているんだこの人は。空想にしちゃ出来すぎてるし…いやそこまでちゃんとしては無いな。
「それであなたに旅をしてもらいたい理由なんだけど」
話続けるんだ…こっちの意見とか聞いてもらえない感じなのかな
「私は旅人として長く生きすぎた、だからそろそろ旅人の役目を継ぐ人が欲しいの」
後継者的なそれか…そこだけ分かった。
「でもなんで私なんですか?私じゃなくても良さそうですし。」
「あなたじゃなきゃダメな理由があるの」
「なんですか…?」
「素質よ」
「素質?」
「そう素質、あなたには旅人の素質があるの」
なんだその素質…てかさっきからやっぱり言ってることが理解できない、変な宗教とかに聞こえてきた…
「具体的に素質を表すパラメータがあるわけじゃないけどあなたの性格本質その他諸々が旅人に最適なの」
「え、いや本当なんの話なんですか?旅人だの世界線だの素質だの…」
「まあまあ何言ってるか分からない気持ちもあるわよね」
遮られた
「でも理解できなくても動けば分かるわ私に着いてきて」
しかも話させてくれな…え?着いてきてってどういう
「どこへ行くんですか…?」
「あなたの家よ」
「え?」
「もう少し人も居なくて落ち着く場所がいいでしょう?」
「いやそうじゃなくて」
「ああ、なんで住所を知ってるんだって話よね」
「そうです、なんで私の住所を」
「それは…まだ企業秘密♡あなたの家で教えるわ」
「いやだからどういう…って本当に行くんですか⁉︎」
「いやまっ、待ってくださいよ!も〜…」
結局家に着いてしまったてかこの人本当に私の家を知ってるみたいだった足取りに迷いが無いし慣れたように歩き進めていた、本当になんなんだこの人は
「それじゃあ説明しようか」
人の家に乗り込んで早々椅子に深く座り込み彼女は語り口調で話し始めた
「まず前提として聞いてもらいたいのはここを含め大量の世界線があるということ。ここと何が違うんだと言うほど変わらない世界線や文化や人種、技術など全てが全く違う世界線もある。」
「そしてこれら全ての世界線を守り正しい終わりまで導くまたは手助けするのが私、旅人の役目なの」
何を言っているんだこの人は世界線?守る?ファンタジー小説じゃないんだからなろう系でもそんなのないぞ?
「あの…」
「それで私は今4代目の旅人なんだけどね」
遮られた、見事なまでに遮られた。めっちゃ話聞かないなこの人
「そろそろ私も年だし後継者が欲しくてね〜」
「年?え、あなた今何歳なんですか…?」
「ん〜とね…」
「大体602億4350万27歳かな〜ちょっと数え間違えてるかもだけど」
「ろっぴゃっ⁉︎え⁉︎」
600億歳?いや嘘に決まってる、そんな年齢生きれるはずがない…
「まあ信じろって言っても難しいよね〜世界線とか今言った年齢とか未知の領域すぎるし」
彼女は呆れたようにそう言った、なんだか少し偉そうでムカつく
「まあでも半信半疑のまま旅人になって欲しいってのも酷だし少しだけ一緒に暮らして見ない?1ヶ月ぐらいさ」
全く信じてないんだけど….てか今一緒に暮らすって言った?何言ってるのこの人?
「旅人になるのも覚悟いるしさ〜」
「その…」
「もし旅人になったらどうなるんですか?」
なんとなくパッと頭に浮かんだ疑問だった、もしこの人の言う旅人が私たちの知る旅人ではなく本当にこの人がさっき説明した通りの旅人なら何が起こるか分からない。
別に旅人になる気はないがその場のちょっとした勢いと好奇心に負けて聞いてしまった、それが悪手だったのかどうか分からないけどなんとなく今時が止まったのかと錯覚するぐらい静かだった。
「あー…なんというかまぁ…今あなたが住んでいるこの世界線からあなたが居なかったことになる元から存在せずなかったことになる、全員あなたを忘れてしまう。今までの思い出も記憶も積み上げてきた人生全てがなかったことになる」
思った以上になった時のデメリットが大きすぎる、いや別になる気はないんだけど。
「まぁこれを聞いてそれでもなりたいって思う人はそうそう居ないわよね」
彼女はさっきの少しゆるくふわっとした雰囲気からなんだか寂しそうな雰囲気になっていた。そういや彼女は旅人だ、真偽は分からないし確証だってひとつも無いけど彼女の顔になんとなく見覚えがあった気がした、私はきっとあの寂しそうな顔をどこかで見たのかもしれない。
「えっと、大丈夫?まぁ信用出来ないよねこんな話」
「あっいえ別にそういう訳では…」
あるな、実際全然信じれないし。
「変に嘘つかなくてもいいよ自分だっておかしなこと言ってる自覚あるし」
「でも気が向いたら教えてよ、でもまぁそんときはきっと失うものは何もないって時ぐらいだけだと思うけど」
失う物が何も無い、か。そういや今の私には何があったっけ両親が残してくれた会社と…あれ、これだけか、以外と失う物ないな。
「そういやあなたの名前をまだ聞いてなかったわね、嫌じゃなかったら名前を教えてくれない?」
「あ、えっと」
「野添瑠依です」
「そっかルイって言うのね、よろしくねルイ」
そういや名前で呼ばれたのはいつぶりだろう、ずっと社長とか野添さんとかでしか呼ばれてなかったな…
「あのさ…ルイ」
「なんですか?」
「そういやさすごっく大事なこと忘れてたんだよね…」
「大事なこと?」
「泊まる場所確保するの忘れちゃった」
「…はぁ?」
「お願いします!泊めてください!今日だけ!今日だけでいいんで!」
さっきまでの雰囲気どこ行った…私の勘違いだったのだろうか…
「料理とか!なんなら掃除とか!結構なんでも出来ますんで!ほんっとお願いします!」
「…はぁ」
「しょうがないですね」
「いいんですか!?」
「掃除はしなくていいですけど、今日の夜ご飯作るの手伝ってください」
「よろこんでぇ!」
なんで受け入れたのだろうか分からないけどまぁこんな小さい少女…少女じゃないか。でも見た目少女だからな…てかそもそも少女どうこう言う以前に女性だからな普通に1人野宿は危険だし、まあそういうことだ。そうきっとそういうことだろう。
そこから夜まで簡単な自己紹介的なやつをしていた、好きな食べ物とか趣味とか軽い思い出話とか。彼女…レラと話せば話す程レラの言っていた旅人の話が現実味を帯びている気がしてきた。すごく細かく別の世界線?に居た時について話すし思い出話してる時に全く矛盾が生じない、信用しきれてはいないが…本当にそうなのかと思ってしまう。そうやってレラの話を聞いてると外は暗くなり部屋のカーテンを閉め電気をつけ夜ご飯の準備をし始めた
「任せて、私こう見えて料理超得意だから」
なんだろう安心出来ない、めっちゃ自信満々に言ってるけどそのせいで尚更安心出来ない。隣で見てれば大きな失敗はしなさそうだし大丈夫だと信じておこう、とりあえず何を作るか決めよう。
1人用じゃどう見てもでかい冷蔵庫を開け中身を確認した。
冷蔵庫の中はスペースだらけだった。食材が無いわけじゃないが1人分の食材しか入れないからどうしてもスペースが余りまくってしまう、いつ見ても寂しい冷蔵庫だ。「中身すっくな、一人暮らしだからこんなもん?」
「そうですね一人暮らしですしそもそも私の食べる量が元々少ないのもあるでしょうか」
「少食なんだ、いがーい」
「意外ってなんですか意外って」
「別に深い意味は無いけど」
彼女は少し私を見あげながらそう言った、なんか微妙に不満そうな顔をしてる気がする…
「とりあえず今日は…親子うどんで良いですか?」
「いいよ〜でも親子うどんって珍しいね」
「そうですか?美味しいですよ」
「いや美味いのは知ってんだけどさ中々家で親子うどんわざわざ食べなくないってこと」
「え?私は毎週金曜日親子うどんですよ?」
「海軍のカレーかな?」
「とりあえず作っちゃいましょう」
「そうだね〜…ん?」
「麺少なくない?鶏肉多くない?」
「具は多い方がいいでしょう」
「そうだけどさぁ比率ってもんがあるでしょ、
見てよこれうどん半玉に対して鶏肉150gは絶対多いって」
「私はいつもこれですけど…」
「もういっその事具だけで食えよ」
「具だけじゃ美味しくないでしょう」
「なんだこいつ」
結局レラに押し切られてうどん1玉鶏肉80gになった、解せぬ。
「まず最初に鶏肉を切ってくれますか?その間に卵混ぜてるんで」
「オッケー」
卵を割りなるべく空気を入れるように混ぜる、個人的に白身が少ない方が好みだからちょっと多めに混ぜ…
「終わったよ〜」
…?
「はっや!?」
「そう?こんなもんじゃない?」
「私今卵割り始めたばっかですよ!?」
「まあまあ効率よく行きましょーよ」
「えぇ…」
その後も彼女の手さばきは凄かったプロの料理人を見ている気分だった、ぶっちゃけ私は卵をかき混ぜた以外何もしていなかった。なんか申し訳ない
「かーんせい親子うどーん」
「いつもよりもなんかこう質が違う気がします…いつもと同じ食材を使ってるはずなのに…」
程よく柔らかくそれでいて形崩れしてないちょうど良い硬さの卵、焼き加減の正解ど真ん中を行ったであろうよく焼けてでも固すぎない鶏肉…甘く、舌だけで簡単に崩れる味の染みた玉ねぎ…
「おいっしい…!」
「めっちゃくちゃおいしいです!」
「でしょ〜ほら言った通りでしょ料理超得意だって」
「疑ってすみません…めちゃおいしいです…」
「なんか別の調味料とか入れましたか?」
「ううん、醤油と砂糖ちょっとだけ」
「マジですか」
「マジ」
醤油と砂糖ちょっとだけなのにこんな美味しくなるんだ…今まで出汁とか色々気にしてたのに…
「分量とかって教えてもらえますか…?」
「感覚だから分かんないや」
「そうですか…」
どうして料理上手い人って分量感覚で出来るんだろ…
そっから特に会話なく夜ご飯を食べ終えた、なんとなく気まずかった。
「ねぇルイ」
「なんでしょうか?」
風呂にも入りもう寝るという時に急に話かけられた、突然すぎやが全く会話がないよりはマシかなとも思っていた、そう考えてる間にも彼女は話出しそうだった。
「旅人になる件考えてくれた?」
「え…」
完全に忘れていた、そういやこの人がここに来た理由もこれだった。どうしよう全く考えていない、けどなる気は甚だなかった思い返してみても話が現実的じゃなさすぎて信用できないしそもそも存在ごとなかったことになるのも嫌だし…
「…」
存在ごと消えるか、最初聞いた時すごく嫌だと思ったしわざわざ消える方を選ぶような酷い人生でもないと思ってはいた。けどよく考えたら失うものなんて会社ぐらいしかないし私が居なくなったら多分別の人がやってくれるだろうし、そう考えると今私が消えたって私の代わりは居るんだなって改めて実感した。
静かだ、彼女は私の返答を待っている分かっている。でも結論が出ない覚悟も無ければ確証のないものになる度胸もない、両親が死んでからずっと2人の真似をしてきたからか2人のしてないことをしようとすると何をすればいいか分からない私はどうしたらいいのだろう。
普通なら断るだろう、でもほとんど大事な物のない私にここで生きる理由はあるのだろうか私自身としてではなく両親の後を追い真似して生きる後継ぎとしての、社長として生きることに意味はあるのか、私じゃなきゃダメな理由があるのだろうか。「その旅人になるのって私じゃなきゃダメなんでしょうか」
そう思った時には口に出てた、なんで言ったのかも分からないしなんて返ってくるかすら考えることすらできなかった。ただ聞きたかったこの社長でもなんでもないただの野添瑠衣じゃなきゃダメな理由があるのかないのかを
「そうだね…きっと本来旅人の役割を継ぐのであれば誰でもいいのだろうけど…」
「でも私はあなたが良いと思った、あなたじゃないとダメだと思ったの」
「あなたには旅人の才能がある私は最初そう言った、あなたほど旅人に向いてそうな人は見たことがなかった、でもそれ以上にあなたを最初に見たその時に旅人の役目を継ぐのは、私の後を継いでほしいと思ったのはあなただけだったから」
「だから私はあなたじゃないとダメなの、理由はこれじゃダメかしら」
最初からわかっていた、この人は変な人だと、この人は意味分かんないことばっかり言ってて信用できないしでも意外とちゃんとしてたりするし本当に変な人だ、でも今こうやって生きるよりこの人に着いてった方がきっと今よりマシになるような気がしてしまった、もう気の迷いでもいいかもしれない、久しぶりにちゃんと言われた気がするから、私じゃないとダメだと。
「本当に私でいいのですか、レラさん」
「えぇ、むしろさっきも言ったけどあなたじゃないとダメなの」
「…ならいいですよ、あなたに着いて行かせてください」
「まさか本当になってくれるとは思わなかったな、よろしくねルイ」
「それじゃあ準備をしよっか、もう普通には戻れないし、この世界線なんて2度と戻って来れないかもしれない、戻ってきてもあなたのことを知ってる人なんて誰1人としていない」
「それでもいいですよ、それでもいいから私は了承したんです」
軽く笑って彼女はまたこちらを向いた
「そっか、じゃあ旅人になる準備をするよ」
第一話 あなたがいい
#ご本人様とは一切関係ありません
霜降アメジスト
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117
1,702
U.N星人5号
1,047
コメント
2件
続きはどこですかぁぁあああ!!!!!!!! なにこれめっちゃ好き…天才ですかねくそが わかんないそういう文なのかもしんないけど改行し忘れてるところが何箇所か…??お話的にはめちゃ面白かったよー!!!!!続き正座して待ちます🫡🫡🫡